原監督
――5区・黒田朝日で大逆転
「1代、2代、3代、4代じゃなくて『シン・山の神』誕生です」
――先頭・中央大と3分24秒差で小田原中継を通過。あの時点ではどうだったんでしょう?
「想定では1時間07分50秒を黒田の目標にしていましたが、それを35秒程度上回ることができていました。本当にすごいキャプテンですね。本当にすごかったです。感動しました」
――チームとしても我慢のレースが続きましたが、着実に順位を上げてはきましたね。
「皆が皆、素晴らしい走りをすれば、監督はいりませんね。でこぼこ駅伝ですけれども、悪かったものを学生たちが取り返す走りをしてくれたことに、チーム青山一致団結した取り組みだったと思います」
――今回掲げた作戦名『輝け大作戦』ですが、往路が終わった時点で達成度はどうですか?
「もうこれは100点満点。皆さん、輝きました!」
1区・小河原陽琉選手(2年)
――1区はハイペースの展開でしたが。
「監督からは中央大学さんをぴったりマークしていくように言われていました。最初はしっかりマークできていましたが、10kmからペースが上がって、そこで少し自分の方がつらくなってしまった。そこから離されてしまって本当に不甲斐ない走りをしてしまったなと思います」
――1区を走ることが決まったのは?
「正式に走ることが決まったのは、大晦日のお昼過ぎ頃に決まりました」
――そんな事情の中でなんとか踏ん張ってという1区でしたね。
「監督からも走っているときに『駅伝は1人じゃない』と声をかけてくださった。本当にそれを体現するような、今年の往路はそういう駅伝の面白さもあって、本当にチームのみんなに救われました」
2区・飯田翔大選手(2年)
――初めての箱根が花の2区
「昨年はエントリーにすら絡めず悔しい思いをしましたが、この1年間往路でしっかり戦うことを目標にやってきた。1年間の頑張りが今回の2区での走りで表せたっていうところはとても良かったです」
――順位もしっかり5つあげましたね。
「思っていたより後ろの順位で襷をもらったので、前半突っ込んで最後ペースダウンすることだけは避けたかった。前半は落ち着いて入って、権太坂からしっかり切り替るレースプラン通りに走れました」
3区・宇田川瞬矢選手(4年)
――去年に続いて往路優勝メンバーになりました。
「かなり運がいいかもしれないですね。チームメイトにはずっと助けられてばっかりで。今回は本当に4人みんなに助けられて。4年生の仕事があんまりできなかったなっていうところは本当に悔しい部分はあります」
――最後の箱根駅伝となりました。感謝の気持ちを一番伝えたい人はどなたになりますか?
「ここまで4年間練習や色々な場面で支えてくれた原監督には本当に感謝しています。3年連続でうまく走れてはいないですが、10人にエントリーしてもらえて優勝メンバーに入れているのも本当に監督のおかげで、チームメイトのおかげでもあるので、すごく感謝しています」
4区・平松享祐選手(3年)
――区間3位の走りでチームを8位から5位まで押し上げましたね。
「前(のランナー)を追える位置で襷を渡してくれたので、後は自分の走りをするだけだなと思って気楽に走れたかなと思っています」
――山には黒田朝日選手、頼もしい先輩が待っている中で、小田原中継所では何分差ぐらいまでに渡したいっていう気持ちはあったんですか?
「当初2分差で行けば逆転できるからと言われていました。2分差で行くつもりでしたが渡した時は3分差ぐらいあって。朝日さんなら全部やってくれるだろうと思っていましたし、沿道からも『朝日が待っているから』っていうみんなの声があったので、それが本当に力なりました」
5区・黒田朝日選手(4年)
――期待に応える3分24秒差を逆転しての優勝になりました。
「本当に最後の方は無我夢中で全然記憶もないんですけど。なんとか往路優勝できて、今すごくホっとしています」
――襷をもらった時3分24秒差、正直このタイム差をどう思っていましたか?
「自分はとにかく前に行くしかないと思っていたので、自分の力、実力以上のものを発揮できたと思っています」
――最後に区間記録を2分近く更新するというとてつもない記録もありました。
「もうここは声を大にして言いたいと思います。僕が『シン・山の神』です」