「全日本に向けて作戦を変えます」國學院大學・前田康弘監督【出雲駅伝レース後取材】

――今回のレースを終えての感想は?
「展開的になかなか厳しいですよね。それでも、うちはうちの力をしっかりと出せて、大会新記録も更新できました。もちろん課題はありましたので、中3週間ではありますが、全日本に向けても作戦を変えます。やはり対早稲田をもう少し意識しないと。早稲田に先手を取られて、工藤(慎作、4年)くんがアンカーにいれば、心理的にも有利に働いて、ピクニックランみたいになってしまう。前半で競りをかけてダメージを与えて、競り勝って、貯金を作っていかないと、三冠に向けて早稲田さんが全日本までは突っ走ると思います。そういう意味では、この6枚勝負では(早稲田が)やっぱり強いですね。8枚勝負も強いと思います。でも諦めずに、うちはうちらしくやって、日本一も1回しかとっていないので、(全日本に向けて)中3週でもう1回立て直したい。良かった部分と課題も出たので、そこは個々でも反省して、全日本でもう1回早稲田に挑んで、箱根も盛り上げられるように頑張ります」

――初の三大駅伝出走となった2区・鼻野木悠翔選手(2年)に関して
「よく頑張りました。向かい風はある意味うちにとって追い風だったと思います。岡田(開成、中央大学2年)くんが前に出たが、風で返されて行けなかったのが逆に良くて、そこの運がありました。2区までは完璧な展開。3区の辻原(輝、4年)の状態が良かったので、後半に伸びればもしかして勝ってくるかなと思ったんです。4区(野中恒享、4年)で差を広げられたら、これは勝ちパターンだなと思ったが、まさかの途中で失速。その原因は本人に聞かないとわからないので、何かトラブルがなければいいなという感じです」

――6区の髙石樹選手(2年)に関しては?
「(序盤追い上げたのは)もう行けと。とにかくお前らしく走ってほしい。絶対意地でも2番を確保するぞって言いました。『任せてください』と言ってくれて、その通り彼らしい走りをしてくれました。彼は駅伝走りができる。あそこから粘れるんですよ。山でも大事なことですが。髙石のいいところは出せたと思います。ただ、やっぱり最後(早稲田の)工藤(慎作、4年)くんにねじ伏せられて、個人記録も多分持っていかれていると思うので、そこが髙石の今後の課題かなと思います」

 

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