――レースを振り返って
「2年ぶりの3区で、練習もかなりできていて、状態も良かったのでもっと勝負していきたかったです。僕の今回の敗因として1番大きいのが、周りに流されて自分らしい走りができなかったことです。状態が良かった分、少し欲が出てしまった点です」
――最初の1kmはかなり前に出ていました。
「とても速かったですね。僕の調子が良いときは最初から突っ込んでいきません。黒田朝日選手(現GMO)ではないですが、少しイーブンペースで押していくのが僕の強みではあったのですが、そこを少し過信して、集団で勝負しようとしてしまいました。区間賞を獲りたかったので、欲が出てしまいました。スピードタイプの鈴木(琉胤、早稲田大学2年)くん、三宅(悠斗、中央大学2年)くん、井上(朋哉、順天堂大学2年)くんといった後輩の選手に惑わされてしまったので、かなりそこは悔しいというか、自分に対して“何してんだお前”と思ってしまいます。自分らしい走りを自信を持ってできなかったのが僕の1番の敗因だと思います」
――後半はスタミナ切れになりましたか?
「かなり(ペースが)落ちてしまいました。かなり突っ込んでしまい、ハイペースのグループにくっついて行ってしまいました。僕の走りは良いときは後半から上がってくるのに対して今日の走りは去年の全日本の2区のように普段やらないような前半に突っ込んでしまう走りをしてしまいました。自分を通すために、自分らしくないことをしてしまったことが敗因です」
――チームの2位について。
「僕と野中(恒亨、4年)が振るわなかったのはあると思いますが、後輩に助けられました。ここで2位を大会新記録で獲ることができたというのは、チームの底力が上がったということだと思います。逆に僕と野中は4年生で主力としてやっていく上で、僕ら2人がもっと良い走りをしないと箱根の優勝は絶対できないと思います。そこはお互いまた反省して、一緒に頑張っていきたいなと思います」
――2人でも少し話しましたか?
「話しました。やっていることは間違ってはいないけど、もっと僕らがやっていかないと勝てないという話をしました」
――早稲田に勝つためには?
「僕と野中がもっとちゃんと(引っ張っていかなくてはいけない)。後輩たちは相当良い走りをしてくれたので、僕ら2人が早稲田のトップクラスの選手に勝ってくるようでないと勝てないと思うので、そこは責任を持ってこれから全日本、箱根と上げていきたいなと」
―― 3区、4区でもっと良い、自分たちらしい走りができたら早稲田にも対抗できたかもしれない?
「まず僕がもっと良い走りをしていれば、野中が良い位置で、前が見える位置でいけたと思うので、そこも反省ですし、全日本はちゃんと自分らしい走りをする。箱根に向けて自信をつけるためっていうのもあるので、しっかりそこは徹底して、今度はしっかりと自信を持って自分の、自分が思い描く走りをできるようにしたいなと思います」