10月16日(金) 寺島尚正アナウンサーがパーソナリティーを務めるラジオ番組『おはよう寺ちゃん』(文化放送・月曜日~金曜日 午前5時00分~9時00分)が放送。金曜コメンテーターでMCPアセット・マネジメント チーフストラテジストの嶋津洋樹氏と、企業の情報漏洩について意見を交わした。
寺島「国内企業などを狙ったサイバー攻撃が急増する中、サービスを過去に利用した退会者らの個人情報が漏えいする被害が相次いでいます。個人情報保護法は不要になった個人データを速やかに消すよう求めていますが、保持し続ける企業は少なくないと見られ、被害拡大の一因となっているようです。回転ずしチェーンなどを展開する「大起水産」は先週、公式アプリのシステムが不正アクセスを受け、登録者らおよそ17万5千人の個人情報が漏えいした可能性があると発表しました。退会者1539人分も含むといいます。また企業や自治体向けのオンライン採用の選考サービスを提供する「アプライナウ」はサービスを利用して応募するなどした合わせて39万人分の個人情報の漏えいが確認されたと発表しました。中には、契約終了後に受験者情報を削除する契約になっていましたが、削除されず漏えいしたケースもありました。個人情報保護法は、事業者は不要な個人データを「遅滞なく消去するよう努めなければならない」と定めています。しかし、事業者の負担を考慮して努力義務にとどめられ、必要性の判断も事業者に委ねられています。退会者らの個人情報も漏えいというこういう事態。いや、どんどん増えてくる感じですね」
嶋津「そうですね。毎日それこそメールが届いたりするので。でも、これに乗じてまた変なメールが来るんじゃないかと、怯えながら見てます」
寺島「嶋津さんに来るメールっていうのは、ご注意くださいメールですか?」
嶋津「そうです。情報漏洩確認されたので、っていう報告のメールって登録されてると多分来るんですよ。その報告のメールが来るんですけど、おそらくその報告のメールを、また悪く活用しようとしてるヤツらも当然」
寺島「いるでしょう」
嶋津「いると思うんですよ。だとしたらやっぱり、この隙にって考えると思うんですよね。それに変に、今度は返信するとかでまた被害がね」
寺島「改めて情報を打ち直してくださいみたいなことを言われたら」
嶋津「やる可能性あるじゃないですか。だから、本当にそれは気をつけなきゃいけないなと思っていて」
寺島「そうですね」
嶋津「多分リスナーの皆さんも、これが本物かどうかなかなか難しいところなので、ちゃんと見てやらないと、さらに二次被害、三次被害ってことになりかねないので怖いなと思っています」
寺島「そうですね。紙でいいじゃねえか、紙で、みたいなね。入会届け紙で書くからさみたいな。その方がまだマシかなみたいな、ね」
嶋津「確かにね。デジタル化の良い面と悪い面があると思うんですけどね、今回は弱いところを突かれていて、連日のように会社さんが出てくるので怖いなと思っています」
寺島「でも、なんでこんなに急にって思いますよね」
嶋津「やっぱりAIって言われてますよね。これまで特に日本は、日本語が障害になって、なかなか攻撃しづらかったと言われてるんですけども、それがAIで簡単に攻撃できるようになって。日本側の企業も相対的に他の国に比べるとセキュリティが甘いってずっと言われてきたので、そこが晒されてしまってるような状況ということだと思うんですけどもね」