ネコの死因のトップは腎臓関連。4月5日の「くにまる食堂(文化放送)」では保護ネコ4匹の里親でもある声優の浅野真澄がネコの腎臓病に効くとされる研究について詳しく説明した。
野村邦丸アナ「家に帰ると4匹のニャンコが待ってるんだよね?」
真澄「そうなんです。4匹の保護ネコがいるんです」
邦丸「どうやって出会ったんですか?」
真澄「保護ネコの譲渡会に初めて行って、そこで保護ネコっていうのがたくさんいて、譲渡会が定期的に行われていることを知ったんです。スゴく可愛かったし興味が湧いたので里親になることにしました」
邦丸「元々ニャンコは飼ったことあったの?」
真澄「ないんです」
邦丸「4匹の中の1匹が体調崩しちゃったんだよね?」
真澄「そうです。アッ君っていう一番上の子なんですけど、2018年の定期健診でクレアチニンっていう数値が高いって…」
邦丸「クレアチニン?」
真澄「そう、クレアチニンが高いと腎臓が悪いってことなんです。獣医師の先生に『慢性腎臓病のステージ2です』って言われたので『どうやって治療したらいいんですか?』って聞いたら『治療法はないです。ここからどんどん悪くなっていくだけです』って言われて『いやいやそれはないでしょ!』ってなって自分でネコの腎臓病について調べ始めたんです」
邦丸「そうなんだ」
真澄「専門医に行ったりだとか、専門的な検査を受けたりしたんですけど、獣医師の先生方に言われることはずっと一緒で絶望的な気持ちになったんです」
邦丸「ネコが死んじゃう原因の9割くらいが腎臓関連らしいですね」
真澄「そう、ネコって腎臓が悪くなる宿命なんです」
邦丸「3月まで東京大学にいらした宮崎徹先生の研究によってネコの腎臓病に光明が差したそうですね」
真澄「簡単に説明しますと、AIMっていうタンパク質があって、このタンパク質がネコの腎臓をキレイにしてくれるっていうか、腎臓に溜まっているゴミを取り除く可能性があるんじゃないかっていうのを宮崎先生が発見したんです。このAIMによって、もしかしたらネコが30歳まで生きられるようになるかもっていうことが書かれた宮崎先生の記事を見つけて『これはスゴい!是非うちの子に間に合ってほしい!』と思って当時まだ殆ど誰もフォローしていなかった宮崎先生のツイッターをフォローして、ずっとアンテナ張ってたんです。そしたら、ある日、AIMの研究が進んで本も出るみたいなことになって『スゴいじゃないかー』ってなったんです。それでAIMが配合されたキャットフードが出るっていうんで、それを自分のツイッターで呟いたら私の呟きのほうがバズっちゃって…(笑)」
番組では浅野真澄さんが“ネコ愛”を余すところなく語っています。もっと聴きたいという方はradikoのタイムフリー機能でお楽しみ下さい。