飽和潜水の加圧時間に衝撃… 大竹まこと「このやり方しかないのかな」

5月19日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)では、知床半島沖の観光船沈没事故における、飽和潜水による船内捜索について取り上げた。

今回、船体が沈んでいるのは水深約120メートルの地点。地上であれば、30階建てのビルに相当。圧力は地上の13倍にも及ぶ。

大竹まこと「(自分は)この飽和潜水っていうものを知らなかったけど、かなり大変なことらしいね」

飽和潜水の場合、潜水士はまず加圧室に入り、水圧に体を慣らしていく。
そして加圧室と同じ気圧のカプセルに入り、1時半ほどかけて目的のポイントまで潜水。カプセルから出て、船内を調査する。

砂山アナ「水中で体内に窒素が増えないように、別のガスで体内を満たしておく必要があるっていう」
大竹「船内で作業を終えて戻ってきたら、またカプセルに入って地上まで上がって。ここですぐにカプセルから出られるわけじゃないんだよね」
砂山アナ「基本的にはカプセルから出ないまま、しばらく作業を続けていくことになります」

少なくとも2日間は加圧状態で過ごすことになる。
大竹は「ものすごく危険な作業だと思うんですよ」と唸る。

大竹「聞いた話だけど、潜水艦を持ってる国っていうのは、この加圧された潜水は絶対必要なんだってね。だからどの国にも飽和潜水士っていうのがいるって。でも潜水艦ってとんでもなく深いところまで潜るわけじゃない? なんか、このやり方しかないのかなあって」

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