今注目! 車中泊をしたい人と駐車場を貸したい人をつなぐサービス「Carstay」

J-WAVEで放送中の番組『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「ZOJIRUSHI MORNING INSIGHT」。4月17日(水)のオンエアでは、車中泊スポットのシェアリングサービス「Carstay」に注目しました。


■「Carstay」ってどんなサービスなの?

1月に始まった「Carstay」。どんなサービスなのでしょうか?

宮下:車中泊をしたい人が、日本全国どこでも泊まる場所をみつけて寝ることができる、予約決済のサービスになります。
別所:車中泊できるスポットというと、駐車場ということですか?
宮下:そうですね。空いている駐車場や空き地に泊まれることができて、誰でも貸し出すことができます。
別所:そこを事前予約できるということですね?
宮下:はい。事前に空いているところを検索して、予約する仕組みです。

実際にクルマを宿泊の手段とする人は増えているのでしょうか?

宮下:1月に始まったばかりのサービスですが、すでに数百名の方にご登録いただいています。ゴールデンウィークは多く予約をいただいています。
別所:いろいろな場所にドライブで旅して、そのまま車に泊まって楽しむことができますからね。

どのような方々が「Carstay」を利用しているのでしょうか?

宮下:キャンピングカーを持つ40代から60代の方が利用しているほか、最近は20代の方だったり、安心して車中泊したいという女性の方もご登録いただいています。


■人気の観光地・旅スタイルは?

日本でもキャンピングカーの販売台数が増えています。レンタカー需要も高まっており、特に外国人旅行者によるレンタカー利用や車中泊が増加傾向にあります。

宮下:日本を訪れる3000万人の外国人のうち、リピーターを中心に100万人以上が車を借りて、日本を旅しているというデータがあります。
別所:車中泊を利用する方は、どんな車を使っていますか?
宮下:普通車でフラットに寝られる車が圧倒的に多いです。

保険も完備されており、三井住友海上と共同開発した車中泊保険がついています。場所を貸すとなると、騒音や車をぶつけてしまうこともあるため、保険を備えています。

別所:今年は10連休がありますが、車中泊の需要は実感していますか?
宮下:自然が豊かな地域の予約がたくさん入っています。関東近郊なら山梨、静岡、長野などが人気です。
別所:どんな旅のスタイルが多いですか?
宮下:金曜夜に出発して、どこかで車中泊をして、土日をフルで楽しみたい方から予約をいただいています。
別所:お風呂はどうするのでしょうか?
宮下:温浴施設の方にも登録いただいているので、車中泊スポットになっています。
別所:道の駅や日帰り温泉なども利用しながら、ということですね。


■おすすめの車のレンタルも

車をオフィスとして活用する動きも広がっています。メインのオフィスを都内に構えつつ、地方に行くときに車をオフィスとして活用しています。宮下さんによると、旅行系やIT系の会社は車をオフィスとして活用しているケースがあるのだとか。

また、宮下さんは、モバイルハウス協会も立ち上げました。

宮下:車で仕事をしたい、車中泊をしやすい車を借りたいという声をたくさんいただき、オフィスにも宿にもなる車をレンタルしようと、軽トラックの荷台に“シェル”という箱を積んでいます。アメリカのタイニーハウスと一緒なんですけど、これを日本でも普及させていこうと進めています。ペットも大丈夫ですよ。

これからの発展に注目です。

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【番組情報】
番組名:『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』
放送日時:月・火・水・木曜 6時−9時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tmr

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