国民民主党・玉木代表「石破さんの魅力をそいだもの」とは

(写真左からパーソナリティ岩瀬惠子・ゲスト国民民主党 玉木雄一郎代表)

国民民主党の玉木雄一郎代表が11月6日(水)、ラジオ日本『岩瀬惠子のスマートNEWS』に生出演。岩瀬から先の衆議院選挙について「国民民主党の大躍進おめでとう」と言われると、間があってから「国民生活の厳しいことの裏返しだと思う。すがるような気持ちで一票投じてくれた方が多い。高揚感はなく、重い責任を負わされたと言う感じ。我々はどういう役割を果たせるかという緊張感がある。選挙結果を受け止めて責任を果たしていかなければいけないと思う」と話した。

石破総理の話に移ると「石破さんとは憲法審査会のメンバーで一緒。非常に論理立っていて、自民党の中では実は最も整合性のとれたしっかりとした憲法論をやっていると評価をしてきた。でもある種その良さが今の厳しい政治状況の中、与野党内の関係でも大変難しい立場におられるのかなと」と語った。そして「ただ、心配しているし協力したいと思っていることは、外交安全保障については隙を与えてはならないということ。アメリカもまもなく新しい大統領が選ばれる中で、いざ対外的には一枚岩に見せないと、安全保障上のリスクが…。日本全体の国益にとって良くないですから。我々も責任ある立場を果たしていきたいと思っている」と断言した。

選挙の実施時期が、自民党総裁選挙直後だったことに話が移り「あれも石破さんの魅力をそいだ。石破さんの人気を落としたのは、予算委員会をちゃんとやって野党の意見も聞いて、新しい政権が何を考えているかの判断材料を国民に示してからやるという、きわめてまっとうなことを言っていたのをくるっと変えたこと。ボロが出ないうちにやっちまおう、みたいな石破さんらしくない姿が評価を落とした原因だと思う」と振り返った。

さらに、昨日11月5日実施の立憲民主党・野田代表との党首対談についても触れ、政治とカネの問題や政治資金規正法再改正などについて具体的に議論を繰り広げたことを明らかにした。また、玉木代表が望んでいた二大政党制についても以前とは違う思いを展開。そのうえ年収103万円の壁、トリガー条項の撤廃についても持論を述べた。その詳細はradiko タイムフリーで!

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