「クセが強くてクセになる」と全国のラジオ通を唸らせたと言われるSTVラジオ『貴族の時間』。中小貴族こと「シークレット歌劇團0931」夢組トップの銀河祐と紅雅みすず、そして娘役の音羽美雨、江戸から来た娘の星輝柚瑠の4人の女子会トークが今夜もお戯れを炸裂させます。
【懐かし貴族】(前期高齢者に近づきつつある貴族が、ラジオ平民の献上文にしたためられた"昭和のモノ"を懐かしむ時間)
献上文(読むのは星輝柚瑠):初めて汽車に乗ったときのこと。プラスチック製の容器に入っていた"お茶"を貴族の皆様はご存じですか。
紅雅:あぁ~。
銀河:知ってますよ、知ってますよ。
紅雅:ご存じもナニも、知ってますよ。(中略)
銀河:あれさぁ、熱っついんだよなぁ。その割りに、ペラッペラな感じしない?
紅雅:だから、あの針金みたいな緑のこういう…
銀河:みどり?
紅雅:緑のね、針金の、なんか細っそ~い取っ手みたいなの付いてなかった?
銀河:あ~、これを持つみたいな…
紅雅:そう、持つの。
銀河:はいはいはい。
星輝:キャップのところに、注いで…。
銀河:そう、そう。
星輝:ちょっと、子どもながらに,おちょこで飲んでる気分に…。
銀河:なつかし~!
星輝:大人になった気分で飲んでました。
紅雅:考えた人、すごい天才だよね。何か、ワクワクしない? お茶の色を知ったのは、この時かも知れないくらいな。
銀河:あ、そっか、そっか。中が見えるからね。
紅雅:中ちゃんと見えるし、透明な入れもの…
銀河:でもね、お茶の色って、みんな知ってない?
星輝:知ってる、知ってる。
紅雅:…言ってておかしいなと思ったんだけど。
銀河:いま「おかしいな、おかしいな」って、ずっと引っかかってた。
紅雅:でも、いま銀河が「そうだね」って言ってくれたから、じゃあそのまま行っちゃえって…
銀河:なんで、そのまま行くんだよ!!
紅雅:まぁ、熱かったね。