“いつでも心にモリタクを” 垣花正が盟友・森永卓郎さんを追悼

ニッポン放送『垣花正 あなたとハッピー!』では、1月29日(水)の放送で、同番組のレギュラーコメンテーターで前日28日(火)に逝去された経済アナリストの森永卓郎さんを偲んで、生前の森永さんの声、さらには歌唱音源などをお放送した。パーソナリティで森永さんと親交の深かった垣花正アナウンサーは、冒頭から涙を隠せなかったが、生前の森永さんの意志にのっとり「明るく森永さんを送る」3時間の生放送を行った。

森永卓郎、那須恵理子、垣花正(森永さん最後のスタジオ出演となった2025年1月22日撮影)

森永卓郎さんは、ニッポン放送で、2002年1月から、平日朝のレギュラー番組『高嶋ひでたけのお早よう!中年探偵団』の曜日コメンテーターとして登場すると、歯に衣を着せぬ熱いトークで瞬く間にリスナーの心を掴み、2004年3月からは自身の冠番組『森永卓郎の朝はモリタク!もりだくSUN』で初のメインパーソナリティを務めた。さらに2005年3月からは後継番組の『森永卓郎 朝はニッポン一番ノリ!』、2006年4月からは『森永卓郎と垣花正の朝はニッポン一番ノリ!』でもメインパーソナリティを担当し、「ニッポン放送 朝の顔といえばモリタクさん(=森永卓郎氏の愛称)」と今日まで、ラジオのゴールデンタイムともいえる朝の時間帯でリスナーに親しまれた。

昨今は、『垣花正 あなたとハッピー!』で毎週月曜~水曜のレギュラーコメンテーターとして活躍。森永さんの最後のニッポン放送生出演は、1月27日(月)の『垣花正 あなたとハッピー!』で、リモートによる出演だった。

本日29日(水)に生放送された『垣花正 あなたとハッピー!』では、2003年3月から『垣花正のニュースわかんない!?』でコンビを組んで以来の「盟友」垣花正アナウンサーが、森永さんを追悼した。冒頭、声を震わせながら「おはようございます、垣花正です」と挨拶。涙を隠せず、「今日は泣かないって決めてたんですけど、1秒ももたなかった」と言いながらも、「今日はなるべく明るくお送りします。(森永さんが)そういう人だったので。直前まで、楽しく、頑張って、番組のために出演してくれた人だったから、明るく送らないと失礼だなと」と切り出した。そして「見事なフルスイング。あっぱれでしたね。こんなあっぱれな人生はなかなかないですよね。すごいなと思います。森永さんが癌になって、その告知でこの番組を選んでくださって。そのときから見事1年以上走り抜きましたもんね」と偲んだ。

「番組のテーマ曲が流れると森永さんの『おはようございまーす!』という声が聴こえてくる」という垣花だったが、「ただ、お別れじゃないと思っていて。今日も森永さんのこと話しますし、リスナーのみなさんからのメールもたくさん来ています。僕の中では、これからも森永卓郎さんと一緒に番組をやっていくつもりなんですよ。それぞれの中に森永卓郎さんがすっぽりと、嫌かもしれないけど(笑)。いつも心にモリタクを。森永卓郎さんへの感謝は、これからもモリタクと共に、という形で番組をやっていければいいかな、と思います」と誓った。

番組では生前の森永さんの声、さらには歌唱音源などをお送りしたほか、森永さんと親交の深い須田慎一郎さん、中瀬ゆかりさん、三上洋さんも生出演し、それぞれ森永さんとの想い出を語りながら森永さんを偲んだ。

エンディングでは、垣花正が「今日は森永卓郎さんのことをみんなであーだこーだ言いながらお届けしました」と話し、森永さんの奥様からのメッセージを紹介。「本日は森永卓郎を特集していただき、ありがとうございました。昨日、ほぼ意識がなく話しかけても寝ている状態だったのですが、『明日はまたハッピー!があるよ!出るんでしょ!』と言うと目を開けたので本当に驚きました。ハッピーが本当に好きなんだなぁと思いました。今まで本当にありがとうございました」と読み上げ、「モリタクさんがこの番組を好きでいてくれたのなら、本当に嬉しいです」とコメント。

最後に「人間・森永卓郎という人を、みんなで温かく“ありがとう”と言いながら見送ったかなと。でも冒頭でも言いましたが、この番組はこれからも森永卓郎と共にあると思っています。今後もモリタクさんの声は折に触れてジングルとかで流れてくるでしょうし、来週はモリタクさんが言ってたことを検証していきます。しんみり送られるのはモリタクさんの柄ではない。しんみりするのは今日くらいで、また明日からはモリタクさんのことも振り返りつつ、イジりながらお送りしていきますので、どうぞこれからもよろしくお願いします」とリスナーにメッセージを送って番組を締めた。

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垣花正あなたとハッピー!
放送局:ニッポン放送
放送日時:2025年1月29日 水曜日 8時00分~10時16分
公式X

※該当回の聴取期間は終了しました。

江原啓之「もうやめなさい、やってはいけません」過去の傷に悩み“大バカ者”と自称する相談者に愛の喝!

スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。
3月23日(日)の放送では、リスナーから届いたさまざまな相談に、江原がアドバイスを送りました。

江原啓之



<リスナーからの相談>
私は家庭環境が複雑で、そのストレスを自傷して気を紛らわせる悪い癖がありました。今はありがたいことに旦那と子どもがいて毎日幸せに暮らしており、全く自傷癖も願望もありません。しかし、過去につけてしまった自傷痕は今でもくっきりと残っております。子どもにも、いつかこの傷の意味が分かってしまう日が来ると思います。そのときに、どのように説明すれば良いか分かりません。

「親の私もやっていたから」と、子どもも同じように自傷してしまうようにならないか、とても不安です。そして、親が過去にこんな馬鹿なことをしていたことが、心の傷にならないかとても心配です。こんな大馬鹿者の私に、これからできることがありましたら、どうか教えていただきたいです。

<江原からの回答>
自分で自分のことを大馬鹿者と言うのは、何も美しくありませんからおやめになってください。反省を込めてそうおっしゃっているのだと思いますが、自分のことを大馬鹿者と言ってしまったら、あなたの子は“大馬鹿者の子”になってしまいます。お子さんと夫を大切に思うのなら、自分のことを大馬鹿者と言うのは、もうやめなさい。これは罪です。やってはいけません。

そして、誰も好き好んで自傷をするわけではないでしょう? あなたもいろいろと自分自身の心の葛藤があったわけで、その自傷痕はすごく嫌かもしれませんが、それもあなたの人生の一部分。それをあなたが受け入れてあげないと。喜んで人に見せるものではありませんが、自分のお子さんがそれを見たときに、「お母さんも昔、苦しいときがあった。だから、こんな事をして、葛藤したことがあるんだよ」と説明してあげましょう。「今は家庭があって、あなたも生まれてきてくれて、私はとても幸せで本当に良かった」と。

「この傷があるけれど、でも、それで今のこの幸せが得られたならば、この傷があることも良かったと思うよ」と、明るく笑いながら言いましょう。暗く言ったら子どももそう受け止めてしまうので、明るく笑い飛ばして言うこと。お子さんだって人間として生きていけば、何かしらつらいことがあるはず。しかし、そんなときにはお母さんのその言葉が励みになって、必ずどんなことも「自分も乗り越えていける」と思えるはずです。

その傷は、今の夫や、お子さんと出会えて幸せでいることを、きちんと表してくれているのです。人間ですから、時々それを忘れちゃうこともありますよね。あなたの傷はそれをいつも思い出させてくれる、すごくありがたい“お手紙”なんですよ。そう思っていただけたら、全てが好転していきますよ。

奥迫協子、江原啓之



●江原啓之 今夜の格言
「一歩前へ! 人生の成長はあなたの幸せに繋がります」


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3月23日(日)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 3月31日(月)AM 4:59まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/oto/

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