【西武】鳥越裕介ヘッドコーチインタビュー 指導者としての信念を語る

3月21日放送のライオンズエクスプレスでは、埼玉西武ライオンズの鳥越裕介ヘッドコーチにインタビューした模様を放送した。指導者としての信念、守備に関しての想いについて訊いた。

――試合前、試合中、試合後、それぞれの場面で鳥越裕介ヘッドコーチはどのような役割を果たすのでしょうか?
鳥越「監督、コーチ、選手、スタッフの足りないところを少しでも補えればいいんじゃないかなと思いますけど、担当コーチとしてではなく違う視点を持って声掛けなどができればいいんじゃないですか。答えがないので分からないです。何もしないのが1番だと思いますけどそんなことはありえないので」

――ここまでの対外試合を見ていると、 初回の先制点がとてもいい形で取れていると思いますがいかがですか?
鳥越「試合の入りは少し強さが出てきているのですが続かないですよね。最初にいい入りをして主導権を握るのに、少し油断や安心をしてしまうところがあるように見受けられます。でも、若い選手が多いチームですからいろんなことが見えてこそありがたいことだと思います」

――ライオンズのヘッドコーチを担当なさる今シーズンで17年目と把握していますが、鳥越ヘッドコーチの指導者として絶対に曲げられないポリシーは何でしょうか?
鳥越「特にないですよ(笑)。A君とB君とC君がいて、まるっきり違う選手だったらその人に必要なものをお手伝いできれば。やるのは選手ですから、私の信念とかはあまりいらないと思います。信念があることによって選手のマイナスになることもあって、 先入観があると選手やチームに失礼なので、そういった意味では「今は何が必要なのか」などを感じて見れることが大事なのかなと思います。練習後、ロッカールーム、食事中、駐車場、いろんなところにヒントがあったりするので、アンテナを張ることが大事だと思います」

――鳥越ヘッドコーチはショートの守備率が.997というプロ野球記録を持つ内野手でしたが、フィールディングにはどのようなお考えを持っていますか?
鳥越「つねに10割。そこにチャレンジをしたいと思います。不可能ですが、いかに守備率10割を意識して毎日を過ごせるかで成果としては全然変わってくるので。今まで関わってきた選手たちがそれを証明してくれていて、チームプレーにおいてもやらなければいけないので、選手たちには強く要求をしています。何万人のファンの方ががっかりするのではなく、球場全体、敵も味方も関係なく拍手を送ってもらえるような選手がひとりでも増えれば、おのずとチーム力も上がってくると思います」

※インタビュアー:文化放送・斉藤一美アナウンサー

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ニッポン放送とISARIBI、 吉田尚記アナウンサーのマネジメントで業務提携 ~吉田尚記をISARIBIがプロデュース~

ニッポン放送とISARIBIは2025年4月以降、ニッポン放送アナウンサー・吉田尚記のマネジメントにおいて業務提携を行うこととなった。

吉田尚記アナウンサー

ISARIBIはREAL AKIBA BOYZなど、人気インフルエンサーのマネジメントをはじめとし、多くの企業等の広告プロモーションを手がけるクリエイティブエージェンシー。秋葉原を主軸に活動しており、アニメやゲーム関連のプロモーションを得意とする同社と、吉田尚記の活動とは親和性が高く、今回の業務提携に至った。

4月以降、吉田尚記のニッポン放送以外の各メディアやイベント、講演に出演する際のマネジメントとプロデュースをISARIBIが務める。

吉田尚記はニッポン放送のアナウンサーでありながらアニメなどサブカルに造詣が深く、数多くのメディアやイベントへ出演してきた。近年はウェルビーイングやコミュニケーション、リスキリングなど活躍の領域を広げ、2025年4月からは東京大学大学院にも通学する。

今回の業務提携においては、吉田尚記はニッポン放送社員のまま、より一層ニッポン放送以外での活動を広げていく。

【ISARIBI株式会社概要】
■設立:2020年4月
■所在地:東京都千代田区外神田 3-11-11 VORT Ⅵ秋葉原 8F
■事業内容:クリエイティブエージェンシー
■役員:代表取締役 榊原敬太
■取締役副社長:田川浩巳

■吉田尚記(よしだ・ひさのり)プロフィール

1975年、東京都生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。ニッポン放送アナウンサー。2012年第49回「ギャラクシー賞DJパーソナリティ賞」受賞。ラジオ番組でのパーソナリティのほか、テレビ番組やイベントでの司会進行など、レギュラー番組以外に年間200本ほど出演。またマンガ、アニメ、アイドル、デジタル関係に精通し、VTuber一翔剣、「マンガ大賞」発起人など、アナウンサーの枠にとらわれず活動を続けている。なお、2024年には東京大学大学院に合格し、2025年4月から東京大学大学院情報学環・学際情報学府・社会情報学コースへ入学。研究テーマは、『推し活はウェルビーイングをもたらすのか?~「ももいろクローバーZ」のファンとウェルビーイングの関係に注目して』。

共著を含め14冊の書籍を刊行し、ジャンルはコミュニケーション・ウェルビーイング・メディア論・アドラー心理学・フロー理論など多岐にわたる。著書の『なぜ、この人と話をすると楽になるのか』(太田出版)は国内13.5万部、タイで3万部を突破するベストセラーに。2025年2月に、人類学者・奥野克巳先生(立教大学)との共著を出版。

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