手相見るのに4年待ち!超人気占い師・大串ノリコはなぜIT企業をやめて非現実的な占いを信じるようになったのか?ターニングポイントを振り返る
2022.08.26 up
フジテレビの「突然ですが占ってもいいですか?」にも出演している占い師の大串ノリコさんが8月26日の「くにまる食堂」にご来店。外資系企業に務めていた2009年に今までのキャリアを全部捨て、「世界の手相」がテーマの旅に出発!波乱の人生を振り返った。
野村邦丸アナ 「現在、大串さんに鑑定してもらうには、およそ4年待ちという人気ぶりなんですが、実は最初は占いが嫌いだったそうですね。」
大串ノリコ 「そうなんですよね、どちらかと言うと。IT企業に勤めていたので非現実的なものは信じてなかったんです。」
邦丸 「それがなんで手相の世界に?」
大串 「たままた知り合った方が占い師さんで、その方は手相ではないんですけど占ってもらったら、人生の謎が解けたんです。私は子どもの頃から若く結婚して早くお母さんになりたかったんですけど、そうじゃない方向に人生がどんどん進んで行くのはナゼだろうと思っていたんですが、若くして結婚する人生は私に合っていなくて、旅をするような冒険をする星の元に生まれてる事が分かったんです。そこからはもう自信を持って自分のやりたいことをやれるようになったのが手相を始めたきっかけです。」
邦丸 「そして手相を見ながら世界中の64カ国を回る旅に出た。」
大串 「もともとは世界を見たかったんです。それで旅の「テーマ」は何かないかなと思っていたら、その占い師の方から「誰もやったことないから手相を見てきたら」って言われたんです。」
邦丸 「手相占いと言えば、日本とか中国・韓国などのアジアで人気がありそうなのは何となく分かるんですけど、世界中には手相を見る人っているんですか?」
大串 「皆さんの多くは「手相」は東洋のものだと思ってるんですけど、実は日本の「手相」は西洋のもので、西洋占星術・星占いに近いんです。手相はもともとジプシーの方が広めたと言われています。だから世界中の方が知っていて、見て欲しい人もたくさんいるんです。」
邦丸 「64カ国まわっていると楽しい事も出会いもあったろうけど、女性一人でしょう。おっかない目にも会ったのでは?」
大串 「みなさん、まず「なにか危険なことなかったの?」って聞きたがるのはなぜなんですかね?(笑)やっぱり期待されるのは、誰かに襲われたとか傷つけられたとかだと思うんですけど、でも世界の人達ってみんな基本的な優しいんですよね。怖いのはやっぱり病気と事故。目の病気に罹ったりペルーでは交通事故にあって1ヶ月ぐらい動けなかったりしたことがありました。」
邦丸 「そういうのは自分の手相に出てないの?」
大串 「後で手相を見たら、その土地があまり良くなかったことが分かったんですけど、でもわざわざそんなのを見て行動しなかったんですね。」(笑)
このあと大串さんに邦丸アナと文化放送の坂口愛実アナの手相を見てもらいます!2人の未来がどうなるか気になる方はradikoのタイムフリー機能でご確認下さい。
村上春樹「『どうしてこんなにあるんだろう?』と不思議に思っていたのですが…」とあるアーティストのLPが自宅にたくさんある理由とは?
2025.03.30 up
作家・村上春樹さんがディスクジョッキーをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「村上RADIO」(毎月最終日曜 19:00~19:55)。3月30日(日)の放送は「村上RADIO~二人の伝説のギタリスト チェット・アトキンスとデュアン・エディ~」をオンエア。今回は1950年代後半~60年代に活躍したアメリカのギタリスト、チェット・アトキンスとデュアン・エディに焦点を当てました。さらになんと、収録時に来日していたイギリスのロックバンド「ポリス」のギタリスト、アンディ・サマーズの飛び入り出演も!
この記事では中盤4曲(チェット・アトキンス)と「収録中のつぶやき」について語ったパートを紹介します。
◆「Concerto In C Minor」Chet Atkins
◆「I Feel Fine」Chet Atkins
チェット・アトキンスはカントリー音楽に限らず、ジャズからロックからクラシック音楽に至るまで、広いレパートリーの楽曲を取り上げて演奏しました。そしてどんな曲でも、自分のスタイルに引き寄せて楽々と心地よさそうに演奏しました。YouTubeで彼の演奏ぶりを見ることができますので、是非ごらんになっていただきたいのですが、なにしろすごいテクニックです。
彼の演奏は「ピッキング・スタイル」と呼ばれていまして、独特のものです。ピックをつけた親指で低音弦を弾き、トントントンと軽やかなベースノートをつけます。そして残りの3本の指でメロディーを奏でます。よくまあそんな器用なことができるものだと感心してしまうのですが、本人はニコニコしながら演奏しています。昔はYouTubeなんてありませんでしたから、「いったいどうやってこんな演奏ができるんだろう?」と不思議に思っていたものです。
それでは彼の広いレパートリーの中から、チャイコフスキーのピアノ協奏曲 第1番 第1楽章と、ビートルズの「アイ・フィール・ファイン」を聴いてください。でもね、僕の持っているレコード・ジャケットのクレジットはチャイコフスキーではなく、「ラフマニノフのハ短調ピアノ協奏曲」になっています。チャイコフスキーとラフマニノフ、どっちでも同じようなものだと思ったんでしょうかね。しかし考えてみれば、とんでもない間違いですよね。
◆「One Mint Julep」Chet Atkins
◆「Bluesette」Chet Atkins
うちにはチェット・アトキンスのLPがけっこうたくさんあります。どうしてこんなにあるんだろうと自分でも不思議に思っていたのですが、要するに中古レコード屋さんに行って、レコードあさりをしていて、ジャズにもクラシックにもロックにもめぼしいものがなく、しょうがないからカントリー音楽のコーナーをぱらぱらと見ているようなとき、アトキンスのレコードが安い値段で売られていると、つい買ってしまうんですよね。そういう事情もあります。せっかくレコード屋に来たからには、何か買って帰りたいと。
あと2曲かけましょう。レイ・チャールズの歌でヒットした「ワン・ミント・ジュレップ」と、ハーモニカも吹くジャズ・ギタリスト、トゥーツ・シールマンズが作曲した「ブルーゼット」です。
<収録中のつぶやき>
これは親指で低音を引きながらこっちでメロディーを引く。すごくややこしいでしょ。テクニックがすごいんだよね。でも、それを感じさせないんですよね。のんびり弾いているように聴こえてしまう。
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3月30日(日)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 4月7日(月)AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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<番組概要>
番組名:村上RADIO~二人の伝説のギタリスト チェット・アトキンスとデュアン・エディ~
放送日時:3月30日(日)19:00~19:55
パーソナリティ:村上春樹
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/murakamiradio/