いきものがかり・水野、MステSP「空白の5分間」の裏側を語る

J-WAVEで放送中の番組『SPARK』(月曜ナビゲーター:水野良樹)。10月21日(月)のオンエアでは、10月18日(金)放送の『ミュージックステーション』3時間SPで行われた楽曲制作の裏側について語ったほか、デビュー当時のリアルなお金事情を明かした。


■水野、MステSP「空白の5分間」を語る

水野は、10月18日(金)に放送された『ミュージックステーション』の3時間SPに出演。番組エンディングに用意された「空白の5分間」に披露する楽曲を、生放送中に制作するという難題に挑戦した。歌手の一青窈が作詞と歌唱を担当したオリジナル楽曲『きりん』の制作の裏側とは?

水野:本当にガチなんすよ。一青窈さんが事前に歌詞を書いてきてくださって。その歌詞も事前に書いたにも関わらず、本当に見てないの(笑)。本当に見せてくれないの。一緒にやってくれたサポートミュージシャンの皆さんも「ちょっとパクってこようか」みたいな(笑)。「事前に見たほうがいい」って言って、「一青さんの楽屋から取ってくるよ」って言った人も何人かいたんです。

結局、水野は事前に歌詞を見ることができなかったそう。オープニング終了後の楽屋で、一青窈が書いた歌詞を初めて見たという。

水野:楽屋に戻って、そこで初めて一青さんに歌詞を渡されて。2パターンくらいある歌詞を見て「どっちにする?」みたいなところから始まって。いやー本当にね、危なかったね。行きかけたね(笑)。どこかへ行きかけたね。


■初めて印税が入ったときの思い出

水野は他にも、リスナーから届いた「自分の欲望のために100万円使うなら何に使う?」というメッセージに回答。水野は、デビュー当時にもらった、初めての印税の思い出を語った。

水野:印税って、曲が出てから結構後に来るのよ。半年とかもっと先とか、システム上ね。デビュー曲『SAKURA』の印税が来るのが半年後くらいなのね。その間が1番きつかったね(笑)。

デビュー曲『SAKURA』で注目を集めた頃も金欠で苦労していたという水野は、初めて印税を手にした当時の状況を明かす。

水野:お給料が入って、ウキウキしながらATMに行きましたよ(笑)。これでお金を下ろせると思ってね。そしたらね、印税が入ってたの! そのときは20~30万円だったかな。2000円しかないところから30万って、もう回復ですよね(笑)。それで少ない額ですけど、親に借金を返すわけよ。そうすると、(お金が)無くなっていってね、また極貧を迎えるわけですよ(笑)。

そして翌月の給料日、水野は支給された金額に衝撃を受けたという。

水野:通帳を見たら、頭に1っていう数字が見えたのよ。「あれ、10何万か?」って思ったら、桁がひとつ多かったのよ。「おおあぁ!」みたいな。その衝撃たるやないよ。10万の桁だと思ったのが、100万の桁だったんだよね。もう衝撃よ、衝撃。

突然の大金を手にした水野。しかし、100万円の使い道は意外にも......。

水野:何に使ったのかな? 滞納してた家賃とか、返済するものばかりだったね(苦笑)。でもなんか、スッキリしていくのが良かったのかな。

ほかにも、水野は両親にプレゼントを贈ったという。

水野:たまたま両親の結婚記念日が、ちょうどその月の後だったのよ。しかも25周年で。でね、息子はね(笑)、ペアの時計を買って贈ったんですよ。初印税みたいなもので。キレイなことも一応ね。あのときの衝撃っていうのはすごかったですよ。

水野良樹の『SPARK』は毎週月曜の24時から。お楽しみに!

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【番組情報】
番組名:『SPARK』
放送日時:月・火・水・木曜 24時-25時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/spark/

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トランプ大統領が攻撃を続ける「DEI」の取り組みとは?

ニュースキャスターの長野智子がパーソナリティを務める「長野智子アップデート」(文化放送・月曜日~金曜日15時30分~17時)、3月13日の放送にハフポスト日本版編集長・泉谷由梨子が出演。アメリカのトランプ大統領が攻撃を続ける「DEI」について解説した。

長野智子「まず『DEIとは何か』からお願いします」

泉谷由梨子「ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DEI)。ダイバーシティは多様性ですね。『いろんな人がいる』ということでおわかりいただけていると思います。エクイティとは、公平に皆が参加できる、ということです。それぞれに違った支援のかたちが必要で、それを受けて公平な状態でいられる、ということ」

長野「わかりやすくいうと、塀の向こうのものを見るときに身長の違う3人がいて。高い人から低い人まで、同じ高さのイスを与えるのが平等でイクオリティ。身長に合わせて変えて全員が同じ視線の高さになるのがエクイティの公平性。こういった説明が多い」

泉谷「はい。同じ支援だと皆が同じ状態では働けない、ということがありまして。最後、インクルージョンは、そういうことが多くの環境、コミュニティに受け入れられている、という状態。多様性があるといいね、という感じでいろんな人を獲得するけど、助けもなく放置したらなかなかそれを受け入れられるようにはならない。きちんと公平に環境に受け入れられている状態、これをインクルージョンといいます」

長野「アメリカの企業も日本の企業も、いまは普通に経営理念として取り入れているのに」

泉谷「トランプ大統領が、就任前から攻撃していて。特に酷い例として、たとえばワシントンで飛行機事故がありましね。『連邦航空局のDEIのせいでこの事故が起こったんだ』とトランプ氏本人が糾弾していました。インフレが抑制できないのもDEIのせいだと。」

長野「ワシントンのときは、DEIで障害者の方を雇用していたんですね。それが原因だと言い放った」

泉谷「トランプ氏本人というよりイーロン・マスクさんですけど、カリフォルニア州の山火事も消防士がDEI政策を進めていたからだと。それでなかなか消し止められなかったと」

長野「消防のトップが女性だった。それが気に入らない、とね」

泉谷「あることないことを。因縁つけている、といっていいんじゃないでしょうか。問題はそういう発言を指示する人がかなりいる、ということ。株主の中にいる保守派の勢力から、いろんな企業に対してどんどん圧力をかけていると」

長野「はい」

泉谷「様々な企業で多様性や公平性についていろんな目標を、『管理職の比率をこうします』など掲げていたんです。でもそこに対して、やめるようにという攻撃を進めています」

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