村に3mの怪獣が現れた!? 過去の新聞は「怪奇事件」の宝庫

The Dave Fromm Show ©InterFM897

2月7日のInterFM897『The Dave Fromm Show』内「嘉衛門 presents The Road」のコーナーでは、怪奇事件・珍事件ライターの穂積昭雪さんをゲストにお迎えしました。

過去の不思議な事件を調べる「怪奇事件ライター」

Dave Fromm(以下、Dave):珍事件・怪事件ライターってなんですか?

穂積昭雪(以下、穂積):明治、大正、昭和に発生した、知られていないニュースをまとめて発表していく活動をしています。

Dave:なったきっかけってあるんですか?

穂積:大学時代からニュースサイトで、芸能記者のような仕事をしてまして。私は昔から昭和の事件とかが結構好きだったので、昔の新聞記事を集めてスクラップするみたいな事を趣味でやっていまして。それで芸能ニュースを作る時に、それが役に立ったりって感じで。最初は仕事にするつもりはなかったんですけど、周りの人が「意外とこれ面白いじゃん」って言ってくれて、それを中心に昔のニュースを掘り起こして再検証しています。

Dave:ほう。初めてピックアップしたニュースって覚えてます?

穂積:比較的有名な事件だと、阿部定(あべ・さだ)事件とか。女性が愛した男性の大事なところを切って東京中を逃げたって事件ですね。

Dave:あれ、何年前でしたっけ?

穂積:あれは昭和一桁なので、90年ぐらい前の事件ですね。

Dave:なるほど。当時の新聞記事とかって残ってるんですか?

穂積:90年前だと、もう全部残ってますね。大手の新聞ってアーカイブを基本残すので。150年前の記事からも参照できるんです。国会図書館とか行くと読めるんですよ。国会図書館にも収録されてないような地方紙みたいなものだと、時々地方に行ってアーカイブを見に行ったりはします。

Dave:それはテキトーに見にいくわけですか?テキトーに行ってアーカイブを引っ張り出して、延々と見ないといけないみたいな。

穂積:僕は基本的にそうですね。残ってるものから見ていって、面白いと思ったものからピックアップしていくってことはやります。やっぱり自分のインスピレーションでやった方が面白いっていうのはありますよね。昔の事件を集めている本もたくさんあるのでそこから参照することもあるんですけど、なるべく1ページずつ開いて見ていくって事をやってます。

Dave:それは大変ですね!

穂積:目が痛くなりますね。

「怪獣事件」に「童貞老人事件」……昔の新聞は面白い!

Dave:怪事件・珍事件、大きく分けてオカルト系・恋愛系・怖い系みたいなのを聴いていきたいんですけど、オカルト系の不思議な事件教えていただけますか?

穂積:昔の新聞ってオカルト話の宝庫なんですよ、昔って今に比べて化学が発達してなかったりとか。明治なんて江戸時代からすぐなので、妖怪が現れたとかも新聞に普通に載っちゃうような時代なんですよ。これはすごいと思ったのは、岡山県に現れた「怪獣」ってネタがありまして。明治12年か13年、150年ぐらい前なんですけど。岡山の山奥に、全身真っ黒で牙が生えてて3mぐらいの獣が村に現れて家畜を食べ尽くして帰っていったっていう。

Dave:クマでは?

穂積:違うみたいなんですよ。それで、この怪物はなんだってことで村民が300人ぐらいで山狩りを行ったらしいんですよ。それで3日3晩戦い続けて怪獣の正体はわからなかったんですけど、特徴からしてニホンオオカミじゃないかって言われてるんです。

Dave:戦ったわけですよね。一応、村人は見つけたわけですよね。

穂積:銃撃戦とかあったみたいで。本当かどうかはわからないですけど。でも当時名前がつけられてて、ウミオオカミっていうんですけど。つまり特徴として手の間に水かきがあったみたいで。そこがオオカミと違うんじゃないかって話もあって。今と違って当時はニホンオオカミが絶滅してない頃なので、やぱりニホンオオカミだったんじゃないかなと僕は思っています。

Dave:ニホンオオカミはそんなに大きいオオカミだったんですかね?

穂積:そんなに大きくなかったみたいなんですよ。なので、たまたま突然変異したのが現れたんじゃないかなと。

Dave:3mもあるオオカミ……ほう……。

穂積:これが当時の新聞だとイラスト付きで載ってるんですよね。

Dave:なるほど。この本は?

穂積:日本怪奇事件史という本で、僕が研究してきたものを自費出版したものです。

Dave:ここに「童貞老人」って話があるんですけどなんですか?

穂積:これは59歳の老人が仕事一筋で生きてきて、死際に嫁が欲しかった事をふと思うんですよ。それで新聞広告でお嫁さんを募集したいっていうような広告を出すんです。これが大手の新聞なんですけど、そしたら70人ぐらいの候補が集まったんですよ。中には10代20代の女の子もいたり、養子にして欲しいっていう男も出てきたりとか。それを見て老人が怒っちゃって、そのまま童貞かどうかはわからないけど結婚せず死んでしまったっていう。

Dave:自分で広告出しておいて、それはどうかと思うんですけど(笑)。今の時代もこういうのありますよね。大金持ちの爺ちゃんが花嫁募集とかウェブ上で話題になりますもんね。あんまり変わってないなという。これが1936年の話ですか。

穂積:朝日新聞に載ってる話ですね。大手でもそういうものって色々あるんですよね。当時新聞ってスポーツ新聞とかってないので、結構ごちゃごちゃなんです。

Dave:普通の新聞にこういう奇妙な記事が載ったりしてたんですね。

穂積:戦争が近くなってきても、社会面とか見ると意外とほんわかしたような、クスッと笑ってしまうような事件は載ってるんですね。

写真左からDave Fromm、穂積昭雪 ©InterFM897
The Dave Fromm Show
放送局:interfm
放送日時:毎週月曜~金曜 16時00分~19時00分
出演者:Dave Fromm
番組ホームページ
公式X
公式YouTube

ハッシュタグ:#DFS897
メール:dave@interfm.jp

※該当回の聴取期間は終了しました。

#182 有田哲平さん登場!ナタリーさん聞いてますか?柴田は喉ガラガラ、岡田は閉店ガラガラだった日曜地獄

オープニングトーク

お笑いナタリーも取り上げてくれて気合いが入りまくっている岡田師匠としばんちゃん。今週はスペシャルウイーク、ゲストはくりぃむしちゅーの有田哲平さんです。
今日の放送は「ニュースになる」と前のめりになっている2人ですが、しばんちゃんの前には各メーカーの喉に良い飴や飲み物がズラリと並んでいます。
岡田「スペシャルウイークで気合いが入っていますが、柴田くんの前に各メーカーの喉に関する飴やらなんやらが置いてあるのよ。どうしたんや?」
柴田「声が出なくなっちゃいました」
岡田「先週のノーマークだった紺野ぶるまやカナイの時じゃなくてなんで今週なんや」
柴田「あの時は手を抜いてたから180回目にして初めてガラガラで声が出ない。特集される回なのに。ナタリーさ〜ん」
※この時点で文字では通常モードですが、音声ではしばんちゃんの声はガラガラで出ておりません。
岡田「ナタリーさ〜んちゃうで」
柴田「今日に向けて外に出ていっぱいやって来たんですよ」
岡田「俺も普段はせぇへんけど、昨日番組のスタッフに文化放送でおかしばってラジオやってて、くりぃむしちゅーの有田くんが来るから聞いてぇ〜って普段宣伝せぇへんのに今回は宣伝したんやで」
柴田「なんで普段宣伝しないんですか?問題が変わってきちゃった。そんな声高らかに言う事じゃないんですよ」
※急に喉のガラガラが治り、はっきりとしばんちゃんがツッコんでくれました!
甲斐「確かに」
※甲斐ちゃんもここぞとばかりに今週の第一声が飛び出しました。
スタッフ「なぜ普段宣伝しないの?」
※スタッフの心の声もおかしばの申し子たちに届いたでしょうし、申し子たちのツッコミの声も届いております。
〜話を戻しましょう〜
岡田「俺もちょっと前にクイズ!脳ベルSHOWの時に声がガッラガラになって。4本撮りの日で、1本目は行けたけど、2本目は後半から厳しくて、3本目、4本目はガラガラ、ほぼ笛吹いてた。結果、疲れが声帯によくない」
柴田「本当それです。土曜日まではスケジュールはゆ〜たりしてたんですけど、土曜日に予定が固まっちゃったんですよ」
岡田「せやろ。疲れやねん。それなのに飲み歩いたんやろ」
柴田「いえ、そこは抑えたんです。ただこんなになるんなら呑みに行けばよかったです」
岡田「俺も耳鼻咽喉科よく行くねん。そしたら声帯を休めるしかないんですよって。でも仕事柄どうしても使わないといけないんですよ。ただオンエアー見たらほとんど使ってないんですよ。それはツライですね〜って毎回耳鼻咽喉科の先生笑ってくれんねん。笑いは少ないですけど、薬は多めに出しときます〜。もう慣れたもんや」
トークが仕上がり過ぎてて怖かったです。
それではおかしばスペシャルウイークスタートです!

ゲスト:有田哲平さん

おか&しばの盟友・有田さんが番組を間違えておかしばに来てくれました。
来るまでは「かわしま(麒麟)」さんの番組に呼ばれていると思っていたみたいですが、実際に来てみたら「かわしま」ではなく「おかしば」でビックリしたそうです。
これはとんだ手違い。こちらからしたらラッキー手違い。これから年に一度ラッキー手違いを起こしていく所存です。
気になっていた「岡田師匠の名付け親は有田さん説」
水曜日のダウンタウンには持っていけない弱い説をしばんちゃんがまずぶち込んでくれました。
しばんちゃんとの付き合いがかなり長い事は周知されているのですが、師匠とも付き合いは長く、当時から今の様なキャラクターだったみたいで、「せやせやせや、こらこらこら」などを連発しており(当時の師匠のモノマネをする有田さんは必聴です)、そこから「岡田師匠」という通称が生まれたそうです。
さらにアンタッチャブルのプロデュースを一役も二役も三役も担っている有田さん。当時の話(初めて会った話、そこから呑みにいった話、)やしばんちゃんの「腕毛リストバンド事件」「ちょびヒゲを剃り残しに見せる事件」「白いシャツに白ネクタイ衣装チェンジ事件」など、今だったら理解不能な話が5秒に1回出てきております。「GAHAHAキング(テレビ朝日)」では当時海砂利水魚だった有田さんは勝ち抜いていたのに、番組が終了した話などもしております。昔の話(邪悪なお兄さんトーク、岡田師匠プロデュース、リチャードホール、有田さん監督映画「特典映像」)からの「M-1トーク」「ザ・セカンドトーク」も交えております。セカンドのオファーが来た時の話や当時のM−1グランプリの話など、ピリッとした話もしております。
話は尽きません、これはradiko永久保存確定です。※できるんですか?
さらにその後のおかしば調査隊のコーナーで人力舎の秘密兵器「まぐろ兄弟」の「柴田伝説」でも有田さんから「柴田伝説(ほぼザキヤマ伝説)」に関して話が出ております。そこも含めて有田哲平デーでした。

メッセージテーマ
今週のテーマは「ドライブ事件簿」
初デートのドライブ事件やガソリンを垂れ流しながら走った話など、ギリギリの話がたくさんありました。
彼女とデート中にケンカしてしまい山の中で降ろされた話は恐怖そのものの話なのですが、そこから岡田師匠も助手席に乗っていると、ついつい口出ししてしまう話になり、しばんちゃん&甲斐ちゃんからブーイングを受ける流れに・・・。
岡田「ちょっと早めに車線・・・」
岡田「前見とった方がええんちゃう」
岡田「バスの後ろに付いてる時は手前にこっち側いかんと」
柴田&甲斐「分かってる事を言われるのが一番腹立つ」
岡田師匠にクレームを入れるしば&かいの一体感、このシーンでは過去イチの絆が生まれていました。

爆笑!おかしば大喜利

第10シーズンが始まって1か月が経ちました。毎回言ってますが、まだ全てのおかしばの申し子にチャンスがあります。
なぜなら差がついていないから。来週から参加してみて下さい。
回答の参考にしてほしいのが<ワンワンニャンニャン菊地夫妻>です。
今週のお題は「こんな遊園地はイヤだ!」スペシャルウイーク恒例の〇〇はイヤだシリーズ。さぁ行ってみましょう!
<ワンワンニャンニャン菊地奥様>
⭐︎観覧車の回転速度が早すぎてなかなか乗り込めない
⭐︎スタッフのユニフォームが虫食いだらけ
⭐︎全アトラクション、スタッフがペダルを漕いで発電している
⭐︎疲れて笑顔になれないスタッフはゾンビメイクをさせられる
⭐︎ジェットコースターの安全バーが割り箸ぐらい細い
<ワンワンニャンニャン菊地さん>
◎ヒーローショーのヒーローが毎回負ける
◎園内に“マムシ注意”の看板がある
◎すべての乗り物の身長制限が180㎝以上
◎絶叫マシンで声を出すとイスに電気が流れる
◎ジェットコースターの安全バーがあずきバー
来週のお題は「思わず開きたくなる迷惑メールの件名は?」
回答例)みんな開いてるよ〜
回答例)永野芽郁です、困ってます。

エンディングトーク&業務連絡

エンディングではおかしばの後の番組「おとなりさんdayスペシャル」よりアンガールズの山根さんと坂口アナ参戦。賑やかに番組は終了しています。

来週のゲスト「からし蓮根」の2人です。
岡田師匠が結構前から呼んで欲しいと言っていた2人です、ネタ&トークで皆さんのご機嫌を伺いたいと思います。質問&メッセージをお願いします。
メッセージテーマは「フリー」、久しぶりにきました!「フリー」そう「ドフリー」です。
とりあえずのメールを送るチャンスでもあります。2人への質問、メッセージ、困っていること、聞いてほしいこと、とりあえず送ってくれると幸いです。
BDSバイクセンサーの「昭和のアレコレ知らセンサー」は昭和の驚きエピソードを募集中です。
テーマメールを読まれた方にはおかしばオリジナルステッカー、BDSコーナーのメールを読まれた方にはBDSとのコラボステッカーをプレゼントします。
その他、大喜利のお題放送直前動画の質問、募集中です。
チーム一丸でいきましょう。

今週はしばんちゃんのノドの調子が悪く、その中で奮闘しながらも、岡田師匠の男気が発動され、気合い入りまくっていつもより多めに喋っておりました。
ただ帰るスピードもいつもが時速120kmなら今週はマッハ2でした。
しばんちゃんがお手洗いに行っている間に帰宅、しばんちゃんも驚く砂煙スピードでした。もちろんバームクーヘンはin岡田師匠バッグ。
閉店ガラガラ、SeeYou〜!

X:https://x.com/okashi_joqr
Podcast:https://podcastqr.joqr.co.jp
YouTube:https://www.youtube.com/@okashi_joqr916

Facebook

ページトップへ