バリウムが苦手、もっと美味しくならない? 医師が回答

ニッポン放送「草野満代夕暮れWONDER4」(6月17日放送)で、バリウムに関する質問について医師が回答した。

 

番組宛にリスナーから健康に関する質問メールが届いた。

「30をすぎてから人間ドックを受けるようになったのですが、胃の検査の時に飲む「バリウム」が苦手です。 味はもちろんドロっとしたのど越しも気持ちが悪いです。今の世の中、いくらでも美味しく出来ると思うのですが、なぜそうしないのでしょうか?医学の怠慢でしょうか?生意気なことを言ってすみません。でもなぜですか?」

これに対して医師が回答した。

「胃X線検査で使われるバリウムは、硫酸バリウムの粉末を水に溶いてドロドロの液状にしたものです。のど越しが悪く味も美味しくないため、とても飲みにくく感じる人が多いと思います。しかし、このドロドロで美味しくないことが、検査の精度を高めているといえます。

空腹時の胃は、しぼんだ状態でシワシワになています。そのため、検査のときは、炭酸ガスで胃を膨らませて適度にシワを伸ばし、胃の粘膜面にバリウムを均一に付着させてからX線で撮影します。そうすると粘膜のヒダや溝が忠実に再現された写真を撮ることができ、それを医師が観察することで病気を診断しています。ここで重要なことは、胃の粘膜にバリウムを均一に付着させることです。そのためにドロドロとした適度な粘度が必要になります。

また、バリウムを美味しく味付けすると、その刺激で胃液の分泌や胃の蠕動運動が活発になるため、検査の邪魔をしてしまいます。

以上の理由から胃の検査のときのバリウムは、長年にわたり改良はされているものの未だに飲みにくいままなのです。

そこで飲むときのコツをお伝えしましょう。それは、のどが渇いた時、ジュースを一気に飲むように、味わわずにに飲むことです。味わってしまうと余計に飲み込むことが難しくなってしまいます。ただし、気合が入りすぎて誤嚥したりバリウムをこぼしたりしないように気を付けましょう。

こぼれたバリウムが検査着に付着すると写真に写ってしまい診断の妨げになることがあります」

 

草野満代 夕暮れWONDER4
FM93AM1242ニッポン放送 月曜-木曜16:00-17:40

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