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文化放送メールマガジン（毎週金曜日配信）にて連載中の「佳子・純子のお天気気象転結」。気象予報士の伊藤佳子記者・鈴木純子アナウンサーが、毎日にちょっと役立つお天気情報をお届けしている。この記事では全文をご紹介。

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▼3月21日配信号　担当
鈴木純子

春のお彼岸ですね。亡き人に想いを馳せる大切なひととき。穏やかな天気に恵まれますように。と書いた翌日19日の朝は、雪と雷、ひょうで驚きました。

▲旧芝離宮恩賜庭園も真っ白

一方、桜の開花予想。3月19日現在で東京の開花を日本気象協会は3月22日ウェザーニュースは3月24日と予想しています。この時期が一番わくわくします。
さてこれから新生活を迎える皆さん、ラジオを新たな習慣にしてみませんか？このコラムを読んでいる方はすでにラジオを聴くことが習慣になっている方が多いと思います。是非ご家族やお友達にも勧めてみていただけたら嬉しいです。

▲ヘラルボニー銀座に常設店舗オープン

お勧め番組のひとつ平日午後3時30分からの「長野智子アップデート」来週3月24日(月)は「明日をアップデート」(16:33-46)で、ヘラルボニーの大平稔さんをお迎えします。ヘラルボニーは、知的障害のある作家さんのアートを商品化するなどして展開している企業です。
個人的にも大ファンで応援しているのですが、今月東京銀座に常設店舗が出来たのです！
長野智子さんと私、内覧会に伺いました。ギャラリーとショップ、そして作家さんのアトリエもあり制作過程を見ることが出来るという素晴らしい空間なのです。

▲ここでアーティストが制作する様子を見られます

今週放送でもお伝えしましたが、私はそこで涙ぐんでて長野智子さんがびっくりしておりました。ヘラルボニーが銀座に出店した感激と広報の上田さんがヘラルボニーに入社したいきさつを聴いていたら感極まってしまいました。上田さんと長野さんに肩をトントンされてる私っていったい？

▲ヘラルボニー銀座のギャラリースペース

さて、障害というと、福祉、支援というイメージが根強いと思います。ヘラルボニーは障害は個性のひとつととらえています。「異彩を、放て。」をコンセプトにしていることからもわかります。私が好きになったきっかけは「圧倒的なカッコよさ」支援、ではなくその作品がもつパワーに惹き寄せられるのです。是非あなたにもお気に入りの作家さん、作品に出逢ってほしいです。

▲身に着けたいお洋服が沢山……

伝えたい、伝えなければということをお届けできたとき、この仕事をしていて良かったと強く思います。これからもたゆまず続けていきます。
文化放送が素敵な出逢いのきっかけとなったら嬉しいです。
この春からもどうぞよろしくお願いいたします。

気象予報士　鈴木純子