L is B代表・横井太輔、3年間を振り返る

3月24日放送の「L is B presents 現場DX研究所」(文化放送 毎週月曜日20:00~20:30)は、今回で番組が最終回ということで、パーソナリティのL is B代表・横井太輔氏と松井佐祐里アナが3年間の番組を振り返った。
L is B代表・横井太輔氏(パーソナリティ)「この番組は本日が最終回ということで、3年間、皆様お聞きくださいましてありがとうございました」
松井佐祐里アナ(パーソナリティ)「番組の中で特に印象に残っていることは何ですか?」
横井「ゲストの皆さんのDXへの真摯な取り組みです。ゲストにお招きした企業も100社を超えたぐらいだと思います。その担当の皆さんのDXの取り組みを通じて、会社を成長させたい、社会に貢献したいという思いを非常に強く感じました。これから人が少なくなっていき、今のままだとこれ以上成長するのは厳しいのではないかという危機感を皆さん持っていて、なんとか現状を打破するために工夫しよう、アイデアを出そうという気持ちがすごく伝わってきた3年間でした」
松井「最初の頃は、皆さんDXって何?みたいなのをいかに広めるかっていうお話をされてましたよね」
横井「2022年は各社でDX部門ができたばかりの頃でしたね。それまでIT部門に任せていたものをIT部門だけではなく、専用にDXの部門を作ろうという企業が増えたタイミングでした。DXの担当者の方は指名されたけど、何からやっていいかわからないとか、もうすでに取り組んでいた企業の担当者の方は、今やってることが正しいのか分からないと、なかなか結果が出ていないという状況がありました。ですが3年経つと、うちはこういうふうなやり方でやってますよとかうまく回ってますよというところが非常に増えていました」
松井「取り組みの歩みを3年通して感じることができたなと思いますね。建設業界のゲストの方も多かったと思いますが、業界の技術の進歩という点でもかなり面白い話たくさん聞けましたよね」
横井「ロボットやドローン、3Dデータやセンサーを使ったりと、省人化に取り組む企業が多くて、皆さんのお話に感心していました」
松井「今後やりたいことは何ですか?」
横井「DXの次のテーマで、番組をまたやりたいなと思います。3年間、非常に学びがありまして、引き続き色々な学びを得たいと思っています。そんな中で、DXではない、例えば生成AIとか、新しい技術に各企業の皆さんが取り組んでいますが、そういった中での苦労や成功事例を発表する機会を作ったり、私自身も学びたいなと思っています。どのタイミングになるか分かりませんが、また皆さんとこんなふうにお会いしたいなと思います」
古いけど新しい。大阪・関西万博の「挑戦」に邦丸・内藤が寄せる期待
野村邦丸アナウンサーが大将を務める「くにまる食堂」(文化放送・毎週月~金曜9時~13時)。3月27日(木)の最初のコーナー「ニュース一番出汁」では、邦丸アナとパートナーで俳優の内藤剛志が、まもなく開催される大阪・関西万博のシンボルである「大屋根リング」について期待を寄せた。
野村邦丸アナ「大阪・関西万博に出店する回転寿司チェーンの『くら寿司』が、長さ135mの回転レーンを備えた万博会場の店舗を報道関係者に公開しました。世界から多くの人や 物が集まる万博らしく、各国を代表する料理との出会いが楽しめるということで、この店舗、定番の寿司ネタとともに、万博に参加するおよそ70の国と地域の料理が提供されるということです。
大阪・関西万博、開催までこちらもカウントダウンが始まってますけども、これいいですね、くら寿司の135mの回転レーン。新聞の写真にはマグロ、イカ……その隣にメキシコ料理のタコスが」
内藤剛志「色んな国の料理がレーンを回るっていうことですね。僕は一日消防署長で行きますけど」
邦丸「あっ、万博?」
内藤「万博行きます行きます。5月あたりに。ちょっと日にちは今、わからないけど。会場の中に消防署が多分あるんだと思います」
邦丸「臨時消防署がね」
内藤「そこの一日消防署長をやります。どういう風にするのか、これから打ち合わせですけど。だから、万博がどんな感じかそれで観られるなと。一日警察署長は何度かやったことがありますけど、消防署長は初めてなんです」
邦丸「ただ、関西万博って面白いなって思うのは、火星の石だとか、このくら寿司の135mのレーンとか色々いわれてるんだけども、一番の目玉っていうのは、万博会場の周囲を作っているシンボル、木造の大リングです。未来を見据えた万博なんだけども、おそらく誰もが注目するのが、会場に入る時出る時、あるいは周囲を見回すと、木造の大リングが構えていると」
内藤「だから『新しいものって何だ』って話になりますよね。木造だから古いってわけでもないっていうことじゃないですか。僕、1970年の大阪万博、当時15歳だったかな? 行きましたけど、それは完全に新しいものでしたね。つまり未知なものが並んでいるのが大阪万博でしたよ。今回は、そういう意味でシンボルを木造で造るっていうのは、知らない材料で作ってあるものが新しいわけじゃないっていうことですね」
邦丸「『温故知新』っていう四字熟語がありますね」
内藤「そうそう。また、話が長くなりますけどすみません、やりますか?」
邦丸「『温故知新』について?1分半でやって!」
内藤「いやいや無理無理無理(笑)。でもホントそう思います。新しくなくてもいいものってたくさんありますからね。全部否定するのもイヤだし。ただ、新しいものを否定する感覚もいやなんですよ。せっかく同時代に生きてるんだから、万博を拒否してしまうのもつまらないとは思いますね」
邦丸「おそらくね、行けば楽しいんだと思います」
内藤「そうそう、そう思う。だから全然知識無かったけど、木で出来た万博のシンボルにはものすごくワクワクしています。『あ、これが新しい木の使い方か』と思えたら最高でしょ?」