大出世したハガキ職人に「嬉しいねぇ」今田耕司、東野幸治「Come on FUNKY Lips!」23年ぶり復活

2022年3月31日、文化放送は開局70周年を迎えた。それに伴って3月28日から4月3日までを「開局70周年ウィーク」とし、70時間特番が編成されている。その中で3月31日の深夜1時から3時まで、1994年4月から1999年9月まで放送されていた「今田耕司・東野幸治のCome on FUNKY Lips!」が復活した。
あこがれの東野幸治が「無感情な目」で…

この番組を復活させるにあたり、過去の本放送時の関係者にアンケートを取った。常連リスナーの「ハガキ職人」からは、最前線で活躍する放送作家も多く輩出している。

放送作家の大井洋一さんから寄せられたコメントには「『今田耕司・東野幸治のCome on FUNKY Lips!』が始まったのは僕が高校1年生の時でした。当時深夜ラジオにハガキとFAXを送っていた僕は、この番組にもメッセージを送り、高校・浪人・大学と青春と呼べる時期をこのラジオを聞き込み、過ごしてきました」と番組への思いが込められており、今田さんと東野さんは「これは嬉しいねぇ!」と感嘆。「メッセージが採用されたことで自分の感性に自信を持ち、放送作家を目指すことにしました」と振り返る。

さらに「それから10数年が経ち、若手放送作家として東野さんの深夜番組に参加する機会がありました。番組のプロデューサーが気を利かせてくれ、僕を東野さんの打ち合わせに呼んでくれました。プロデューサーが東野さんに『彼、Come on FUNKY Lipsの大ファンだったんですよ』と紹介してくれたのです。東野さんは『あぁ、そうですか…』と僕を一瞥し、そのまま黙って台本を読み続けました。僕の『FUNKY Lips』の思い出はそこで止まってしまっています。今回復活するというニュースを見て、あの時の東野さんの無感情な目が克明に蘇り、身が引き締まりました」と今田さんが笑いながらメッセージを読み上げた。

東野さんはメッセージの後半に被せるように「そりゃそうですよ! プロやねんから! 大井くんにとってそれは良かったんじゃないかな。遊びやないねんから仕事は。過去のそんな感傷の話をしてる場合やあらへんで!」と必死に過去の自分をフォローした。

この他、紅白歌合戦のファンとしても知られる放送作家・寺坂直毅さんも、この番組の「職人」で、今回の特番にコメントを寄せていた。

タグ

国民一律の現金給付案について、大竹まこと「その場しのぎ感が否めない」

4月10日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)では、トランプ米大統領の関税政策を受けて、政府・与党が国民への現金給付を検討する件について取り上げた。

番組では、朝日新聞の記事を中心に紹介。
アメリカの相互関税の衝撃を受けて、政府・与党は国民一律の現金給付の調整に入ったという。

大竹まこと「まあねえ、現金給付……一律で3万円から5万円か……その場しのぎの感じが否めないね。このあとの参議院選挙までに向けてって感じ」

この相互関税問題以前から、参院選を控えて、与党内では減税や給付を求める声が多く上がっていた。
大竹は今回の現金給付について、「根本的な解決策になっていないのでは」と苦言を呈している。

大竹「やっぱこれはアメリカとの関係にしても、日本の自分たちの所得にしても、一時的に(現金を)配るだけで解消するかって疑問は残るよね。恒久的に市民たちにとって何が一番エネルギーになるかって、じっくり考えてやるべきこと。一時金の給付ってばらまいて、このあと参議院選って、ちょっと見え見え感があるよ。もうちょっとしっかりした案を考えてほしいって思うよね」

Facebook

ページトップへ