若宮正子、88歳でITを自在に使いこなす秘訣は「面白がり」!

9月21日(木)の「くにまる食堂」(文化放送)に、ICTエヴァンジェリストの若宮正子さんがご来店! 最初のコーナー「今日のA定食」では、パソコンの表計算ソフト「Excel」のマス目に色を付けてデザインした「エクセルアート」が世界中で反響を呼び、88歳でプログラマーとして活躍する若宮さんに、IT社会との付き合い方をお話しいただいた。

野村邦丸アナ「私、『ICTエヴァンジェリスト』という、若宮さんについている肩書きを調べようと、今朝山手線でウィキペディアを見たところ、要するに『伝導者』でいらっしゃると、ね! で、よろしいんですね?」

若宮正子「あの、そもそもはキリスト教の新約聖書で伝道している人、ああいう人が伝道者だったんですけども、今は会社なんかで商品の広報をやったりする方も『エヴァンジェリスト』とおっしゃっているようです」

邦丸「あっ、そうなんですか。要するに、わかりやすく商品の良さなんかを伝えられる方がエヴァンジェリストで、若宮さんの場合は『ICT』。よく『IT』っていう言葉がありますが、『ICT』とは何なんですか?」

若宮「Cはコミュニケーションですね、この言葉を『IT』の間に入れて。ただ『IT』と言ってももちろん『ICT』と同じものなんですけども、ま、どっちでもいいと思います(笑)」

邦丸「ガッハッハッ! そう言っていただけるとちょっと楽になりました。若宮正子さんは1935年、東京生まれ。お勤めになられていた銀行を定年退職された後に、パソコンの面白さに目覚め、70歳を過ぎて表計算ソフト『Excel』を使って色鮮やかな図案を描く『エクセルアート』を考案されました。81歳の時、スマートフォン向けのゲームアプリを独学で開発されまして、アメリカ・アップル社の世界開発者会議に特別招待されて、世界最高齢のアプリプログラマーとして活躍されている、ハンドルネーム『マーちゃん』です」

若宮「そうです、マーちゃんでございます(笑)」

邦丸「若宮さんのお名前と、どんなことをされてるかっていうのは随分と、テレビとかラジオとか、もちろん紙媒体でも伝えられていて、私なんかの場合は『すごいなぁ~っ!』って思ってました。若宮さんが一躍有名になったのはゲームアプリの開発ですけど、その前の『エクセルアート』。若宮さんが今日お召しになっていらっしゃるコスチュームのデザインが、基本、ベースは色鮮やかなブルーに、赤と黄色と緑の稲穂が、斜めにサーッ、サーッ、サーッ、サーッと実をつけているという感じ、これを、表計算ソフトでデザインされたと」

若宮「左様でございます!」

邦丸「『Excel』を使っていて、『あ、これデザインに使えるかしら?』なんて、なんかきっかけはあったんですか?」

若宮「特にきっかけというか、ま、そういう風にいじくりまわして、なんか面白いことを見つけるのが好きな性質なんです。独学とか学問じゃなくて、『面白がり』から来てるんだと思いますね。『Excel』は、字とか数字とかを入れられるのはわかってたので、箱(マス)が並んでるんだから、箱に何を入れてもいいんじゃないかな~? なんて思って。例えばここの箱に音符を入れたらどういうことが起きるんだろうと。これはどうもうまくいかなかったんですけども、そういう風に色々考えて、そこでグラデーションだとかパターンだとか、『そういうのもここでやれるんだぁ~っ!』と気が付いて」

邦丸「今、お召しになっているコスチュームが稲穂のデザインですよね? これを今まで『Excel』を使って描こうと思った人がいなかった、つまりアイデアなんですね。『こんなことをやったら面白いんじゃないか?』ということがスタートになる?」

若宮「そういうことになります」

邦丸「ですよね? 誰もやんなかったわけですよね? ま、やんなかったっていうか、やる必要がなかったというか(笑)」

若宮「アハハハ!」

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「離党しなくていいの?」石破総理が商品券10万円配った騒動に言いたいこと

寺島尚正アナウンサーがパーソナリティを務めるラジオ番組『おはよう寺ちゃん』(文化放送・月曜日~金曜日 午前5時00分~9時00分)が3月14日に放送。金曜コメンテーターで郵便学者の内藤陽介氏が、石破総理の商品券騒動について意見を交わした。

寺島アナ「石破総理が今月3日に当選1回の自民党衆議院議員15人と総理公邸で懇談した際、石破総理の事務所関係者が出席議員それぞれの事務所を訪れて、各10万円分の商品券を配っていたことが分かりました。自民派閥の「政治とカネ」の問題を野党が追求する中で、総理側の行為には与野党から批判の声が出ていまして、新年度予算案の国会審議に影響する可能性があるとしています。石破総理は取材に応じて、自らの指示で配布したことを認めた上で「会食のお土産代わりに出席議員のご家族へのねぎらいなどの観点から、私自身のポケットマネーで用意した」と述べました。政治資金規正法では、政治家個人の政治活動に対する金銭などの寄付は原則として禁止されていますが、石破総理は「政治活動に関する寄附ではない」などとして、今回の配布は「法的には問題がないと認識している」と強調しました。内藤さん、これはどうご覧になりますか?」

内藤「2つあって、1つは旧安倍派のパーティー券の不記載ですよ。違法性がない単純なミスと認定されているものに対して離党勧告しちゃったわけでしょ。それよりもよりストレートにやってるわけだから、離党しなくていいの?って話ですよね。彼らのロジックで言うならということですよ。

もう1つは、新人議員を集めて10万円ってしょぼくないですか?それが良いか悪いかは別にして。今はもう派閥は解消されたという風になってますけれども、かつては派閥の親分が盆暮れその他に、特に新人議員なんかに100万単位で渡したわけですよ。それは別に好き勝手に飲み食いしていいとか使っていいっていうことじゃなくて、例えば政治資金なんかで、それこそポスターを作るんだって、おそらく国会議員だったら100万円やそこらはかかるわけじゃないですか。ポスター代ぐらいこれでなんとかしろよって昔はおそらくポンと渡してたのが10万ですか。渡すにしてもしょぼいし、なんだかなって感じですよね。」

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