「シャワーしながら涙を流すこともありました」満島ひかりが伊集院光と台本無視の本音トーク!
毎週月曜日~木曜日、朝8時30分からお送りしているTBSラジオ「伊集院光とらじおと」
「伊集院光とらじおとゲストと」
3月16日(火)のゲストは、俳優の満島ひかりさんでした。

「伊集院さんとは個人的にちょっと縁のあるエピソードが」
10時冒頭のあいさつで「伊集院さんとは個人的にちょっと縁のあるエピソードが」と語った満島さんに対して、伊集院は「なんだ、なんだ、なんだ!?全然心当たりがない。そんなエピソードあったら今日まで人生楽しいじゃん」と興味津々。
満島さん登場後に、まず、その”縁のあるエピソード”からうかがうと「全然、大したことないんですけど、私の名前がひかりで、似ているじゃないですか?それで、私、母親が鹿児島の伊集院というところの出身なんです」と明かし、その偶然に伊集院は「えぇぇ!?僕のトキメキはどうしてくれるんですか(笑)」と驚くとともに肩透かしに苦笑い。
伊集院はNHK「100分de名著」で満島さんの朗読を聞いた時の印象を話し、満島さんは撮影の舞台裏を明かし「素敵な撮影スタッフが作ってくれています。すごく好きな番組です。」と話してくれました。
満島さんが芸能界に足を踏み入れたときに父親が語った言葉に伊集院が感動
満島さんは空想癖のある子どもだった満島さんはアクターズスクールに通うようになり、初めて「自由」を感じたと語り、また体育教師だった父親が当時、地元の新聞記者に記事にされた際に「幼い娘を東京と行ったり来たりさせている」と責められ、その問いに対して「自分はたくさん面白い環境を見せてきたつもり。でも、娘は僕の知らないところから好きなことを見つけてきた。今、彼女を止めると将来、彼女に僕は与えられない」と話していたことを明かし、伊集院は「素敵な言葉だなぁ」と感動。
ただ、満島さん曰くご家族はかなり「(ぶっ)とんでいる」らしく、ご家族にまつわるエピソードもたくさん披露してくれました。
「本気になりすぎた自分に苦しんだことも」
満島さんの話を聞いた伊集院は「多様な役をやっていらっしゃるけど、おそらく不器用な人ですよね」と話し、満島さんも「すごく不器用だと思う」と納得。
また、満島さん曰く「心の奥底はふざけてると思う」と意外な一言。
伊集院がどういうことかを聞くと、「悲しい場面を演じていて、100%悲しいんですよ、でも本当の奥底ではニヤニヤしているというか。自分に対してすごく客観的なんです」と明かし、「ペテン師みたいな部分があるんです」と語ってくれました。
伊集院も「ラジオではかっこいいことを言っている自分に、『気持ち悪!』って言っちゃっていい」と共感。
満島さんは「本気になりすぎた自分に苦しんだこともありました。一生懸命になりすぎるとどんどん自分がなくなっていく感じがして」と話し「シャワーしながら涙を流すこともありました。悲しんじゃなくて、浄化するために泣くというか。」と過去の自分のエピソードを明かしつつ、今はそんな自分とうまく付き合えているということです。
ここに書いた内容をはじめ、この日は満島さんと伊集院がいい意味で台本無視の本音トークを展開!