山本恵里伽「父親」について考えてみた/ゲストは青木さやか。

TBSラジオからバービーがお送りする「週末ノオト」(毎週土曜13:00-14:55)

6月12日(土)今回のパートナーは山本恵里伽アナウンサー。

山本恵里伽「”父親”について考えてみた」

アナウンサーコラム「〇〇について考えてみた」。今回は「父親」について。

初回のコラム「自分について考えてみた」で、アナウンサーになるまでの道のりを話した山本さん。その時、「何かあった時に、道しるべになってくれたのは“お母さん”だった」と語っていましたが、その放送を聴いた山本さんのお父さんが、めちゃくちゃ不機嫌になったそうで…

そんなわけで、「今月は父の日がある!しかも、お父さんの誕生月!じゃあ、6月のアナウンサーコラムでお父さんの話をしよう!」と思った山本さん。
しかし、“とてつもなく”寡黙なお父さんのため、エピソードが全然思い浮かばない…。

「お父さんのこと全然知らないな」と思った山本さんは、LINEでお父さんにいくつか質問をしてみました。
しかし、そのLINEも寡黙。ひと言でしか返ってこない…!

好きな食べ物や嫌いな食べ物、どんな子供だったのか、などなど聞いていく中で、「私との一番の思い出は?」との質問に対して…

山本:私、ほんとに運動神経が悪いので、なかなか自転車乗れなくて、繰り返し根気強く父が教えてくれてたんですよ。

バービー:へぇー。仲いいじゃないですか。

山本:でも、毎回コケるし痛いしで、途中から父にいじめられてるような感覚になっちゃったんですね。

山本:で、しばらく父と顔を合わせる事も出来なくて…。私にとっては、それは自分の鈍くささを思い出す何気ない記憶なんですけど、父からするとこれ、子育てのトラウマになっちゃったらしいんですよ。

バービー:おぉーーーー!

山本:それ以降、子供を叱ったりとか、何かを強制する事が出来なくなってしまったらしくて…。それで、極力、口を出さないというか、喋らないスタイルになったんですって…!

2時台は青木さやかさんをお迎えして

先月、ご自身の半生を綴ったエッセイ小説「母」を出された青木さやかさん。
バービーさんが、相方のハジメさんともどもお世話になっている同じ事務所の先輩で、バービーさんが養成所に入った頃には、「どこ見てんのよ!」のキレ芸で既に超売れっ子!

そんな青木さんの「キレ芸」について、バービーさんがお笑い芸人として質問を・・・。

山本:テレビの画面上で本気で怒ってるってことはあったんですか?

青木:基本的には「本気で怒ろう」と思って本気で怒ってるんだけれども、そこら辺がすごい微妙で…。相手のリアクションによって、本気になって行くってこともあるし…。

バービー&山本:(笑)

青木:「怒れ」って言われたから怒ったのに、「わっ…」って引かれたら、「いやいや怒れって言いましたよね?」みたいなよく分かんないスイッチが入って、「一体何を怒ってるんだ?」みたいな感じになって行く…。まぁ、使い勝手が悪いですよ。

バービー&山本:あはははは

青木さんの「母」に書かれているテーマの一つが、「母親との確執」。そして「ガンとの闘病」。

バービー:ガンでの入院とか、お子さんが産まれたとか、色んなことを踏まえて、お母さんへの思いが徐々に変化していったそうですが、今となってはどういう心境ですか?

青木:ガンもあって…自分自身を見直したんですね。生活とか性格みたいなものをね。で、その中に母親との関係性っていうのも見直しの一つだったりしたんだけれども、私が1回目のガンの手術をした後に、母がホスピスに入ることになって、もう残りがあんまり無いってなった時、一緒に動物愛護活動をしている男性に、「青木さん、どんな親でも、親は親だよ!親孝行ってのは道理なんだ。親と仲直りすると、自分が楽になるからやってごらんよ」っていうふうに言われて…。
頭では分かってるけど、なかなか心が追いついていかなったけれども、「まぁやってみよう」と思って、母と向き合った数か月っていうのがあって…。で、今じゃあどう思ってるかっていうと、「嫌いじゃない」です。端的に言うと。

バービー&山本:あぁー

青木:思い出しても嫌じゃない。だから楽になった。

青木:(親との仲を深めるには)私は「やるかやらないか」なのかなと思うんですね。母と向き合った時に、やっぱり今までの「過去」がすごく邪魔をしていて…。「こう言ったらこう返ってくるからやだな」とか、そんな事が邪魔して、なかなか優しい言葉をかけられなかったりすると思うんですけど、もう「空気を変える」というか「次元を変える」というか…。母が何を言ってきたって、「初めて会った人」だと思って向き合っていけば、そこは変わって行くし。こっちが変われば向こうも変わる。
諦めたらおしまいで、やっぱり私も、ちょっと進んでまた下がって、階段を2歩上がって1段下がって、また1段下がって2段上がるみたいな…。そういう事を繰り返しながら、でも上がって行けたので…。その人との関係性を諦めなければ。で、良い空気を作れば。やっぱり親と仲悪い時って、すごく不機嫌な空気を出すんですよね。「それを無くす!」っていう事をすると、変わって行くっていう事もあるかもしれないですよね。

バービー:「やるんだ」っていう覚悟でっていう…。

青木:そうです。やるかやらないか。いつやるの?今でしょ。

バービー:あぁ林さん…出ました。ありがとうございます。

青木:「今でしょ」ってギャグと、「どこ見てんのよ」を交換してほしいなって思うね。

バービー&山本:あはははははは


そして、青木さやかさんの本の出版を記念して、ゲッターズ飯田さんとのトークイベントが開催されるそうです。青木さん、ありがとうございました!
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酒井法子 舞台で共演した大地真央からの言葉に感動「本当にうれしかった。一生忘れない」

TOKYO FMで月曜から木曜の深夜1時に放送の“ラジオの中のBAR”「TOKYO SPEAKEASY」。今回のお客様は、高校時代の同級生でもある酒井法子さんと西村知美さん。酒井さんが感動した大地真央さんからの言葉とは?

▶▶この日の放送内容を「AuDee(オーディー)」でチェック!


(左から)酒井法子さん、西村知美さん



◆酒井の心に今も残る大地真央からの言葉

西村:法ちゃんは、歌だけじゃなくドラマや舞台などもやっていらっしゃって、大地真央さんとやられていた舞台「サウンド・オブ・ミュージック」は私も観させていただきましたけど、いろんな方と出会ってきたなかで特に印象に残っている方はいらっしゃいますか?

酒井:それこそ、今おっしゃってくださった大地真央さんは、好きすぎて“そんなに見つめたら真央さんに穴が空いちゃう”っていうくらい毎日・毎秒ガン見していた(笑)。

西村:ハハハ(笑)。

酒井:その舞台ではステージが斜めになっていたり、リフトとかもあったんだけど、本当に踊れなくて、休憩中に相手役の中村繁之(なかむら・しげゆき)さんが、いつも一緒に練習してくれていたの。

そうしたら、その様子を真央さんが控室のモニターで見ていてくださっていて、(練習終わりに)お美しいガウンを着た真央さんが楚々と楽屋から出てきて、「法子ちゃん、舞台に立つときは四方向をもっと意識して目線をやったりすると、もっと大きく見えるし、うまくいくわよ」と教えてくださって。

西村:素晴らしい……!

酒井:そして「これからもミュージカルをやりたいのであれば、諦めずにレッスンしてどんどんミュージカルに出てね」と言ってくださったの。それが本当にうれしかった、一生忘れない。

西村:素敵な方とお仕事をすると自分もスキルアップするよね。

酒井:真央さんには到底追いつけないけど、なんとかおそばにいられるように“私も頑張ろう”と思えた。

西村:素敵。


▶▶西村知美が“最近取った資格”は? 続きは「AuDee(オーディー)」で!

<番組概要>
番組名:TOKYO SPEAKEASY
放送日時:毎週月-木曜 25:00~26:00
番組Webサイト: https://www.tfm.co.jp/speakeasy/

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