「じゃあ、自分でやればいいのに…。」ヘアメイクさんの愚痴!
TBSラジオで毎週金曜夜9時~放送、宮藤官九郎さんが、様々な職業・立場のかたの愚痴を聞く番組「宮藤さんに言ってもしょうがないんですけど」。
毎週、いろいろな職業の人の愚痴を聞く「宮藤さんに言ってもしょうがないんですけど」。
7月9日は、「ヘアメイクさん」の愚痴をお送りしました。
M.Kさん
・ヘアメイク歴14年。
・モデルから俳優、ミュージシャン、アスリートまで、テレビ番組、雑誌、イベントなどのヘアメイクを担当
Nさん
・ヘアメイク歴14年。
・アイドル、タレント、モデル、俳優、歌手など、様々な方のヘアメイクを担当。

M.K:宮藤さんに言ってもしょうがないんですけど、「どんなスタイルでもいい」って言ったのに、あとでめちゃくちゃ色々言ってくる人がいるんです。
宮藤:へー!
M.K:若手のミュージシャンの方だったんですけど、「僕は別にヘアメイクをすることをかっこいいと思わない。なんなら前髪で両目隠した方が、バンドマンっぽくてかっこいいからそういう風にしてくれ」って言われたので、そういう風にセットして、どうですか?って聞いたら「いや、マネージャーが目を出さないとダメって言うと思うので、目出してください!」って言われて、本当は出したいんじゃん!って。
宮藤:ちょっと、かましてると言うか笑。それは、面倒くさいですね。まあ、男性は見た目を気にしてるって思われるの嫌ですもんね。
M.K:嫌ですよね!そう言うのを出したかったんだと思います!
宮藤:女性でもそう言うのありますか?
N:コンプレックスがあるので、自分のメイクの方がそう言うのをうまくカバーできるんですよ。そのメイクを説明されて、こう言う感じでって言われるんですけど、よく分からなくて、”自分でやったらいいのに”って思います。笑
宮藤:そりゃそうですよね!

N:宮藤さんに言ってもしょうがないんですけど、ヘアメイク同士の人間関係も結構大変なんです。
宮藤:例えば?
N:ヘアメイク同士で、仕事を振ることがあるんですけど、代わりに行った現場では、名刺を渡しちゃいけないっていうルールがあるんです。
宮藤:それは、本来やるはずだった人を立てなきゃいけないってことですか?でも、それをやったから、「この前のあの人がいいんだけど」って、また頼まれることもありますよね?
N:嬉しいけど、困っちゃうんです。そういうときは、「こういう話をいただいたんですけど、受けていいですか?」って伺いの電話をかけて、一応聞きます。
宮藤:それ疲れますね…。
N:本当、しんどいです…。

他にも、アシスタント時代、鼻毛が出てる人への対処法など、愚痴が止まりません!
そして、宮藤の頭にかけられる黒い粉は一体なんなのか。