コシノジュンコさんが語る、国内外で開催したショーの思い出

TBSラジオ「コシノジュンコ MASACA」毎週日曜夕方5時から放送中!

10月22日(土) 放送後記

今週も、世界的デザイナー:コシノジュンコさんをゲストにお迎えして行われた 番組初となる公開収録の模様をお届けしました!

公開収録の会場となったのは、ヨーロッパのエッセンスを取り入れた オールデイダイニング『THE GARDEN BRASSERIE & BAR』です。

ショーのテーマ探しに中国へ...。 運命の出会いはタクシーの中で!?

コシノジュンコさんは、1978年 にパリコレに初めて参加されました。

ただ、当時、すでに高田賢三さんがパリでブティックを成功されていたこともあり”日本で成功してからパリヘ挑戦しよう” と思っていたとか。

そんなパリコレ初参加の前年には、ショーにテーマ探しのために、日本のルーツを意識した、中国へ渡られたそう。

コシノ「中国って近くて遠い世界で、近所の中国料理屋さんしか知らないくらい。それでとにかく中国に行ったんですけど、、、文化大革命後だったから、暗くて。私の思っていた中国じゃなかったんです。」

テーマ探しは難航する中、万里の長城に足を運んだコシノさん。
その帰りのタクシーで、”運命的な出会い”がありました。

コシノ「そのタクシーで聞いた音楽が良かったんです!」

要「中国の音楽ですか?」

コシノ「初めて聞いた音楽で、不思議な綺麗な音楽で...少数民族・ヤオ族の舞曲の、『幸福年』という曲でした。中国語できないから、運転手さんに紙にタイトルを書いてもらって街でこの曲が欲しいと聞いて歩きました。レコード屋さんがなかったけどついに本屋さんで探し当てて。その音楽が、パリコレのフィナーレの曲になりました。見たものに影響されてパリコレに出すと、コピーみたいに感じるけど、音楽なら、目に見えないでしょ?」

近藤「出会いって、どこにあるかわからないですね。」

コシノ「出会いは、思っても見ない、突然やってきます。計画では無いです。」

そして1978年 にパリコレに初めて参加されて以降、22年にわたり参加されました。

国内外のレジェンドたちとの交流。

そんなコシノさんが影響を受けた人物を伺うと、若い頃、毎日のように一緒にいたという『作詞家:安井かずみさん』や生前に交流があったフランスの現代美術家『アーティスト:セザール』の二人をあげてくださいました。

セザールが来日した際には、アートの本質を感じる出来事があったとか。

コシノ「明日帰るって時に、私が運転してホテルまで送っていったんです。エレベーターの前まで送って行って、さよなら~ってドアが閉まったのにまた開くの。そしたら、セザールが、壁にペターってくっついてるの。閉まったと思ったらまた開いて、今度は床にペターって。次は、斜めにパーー!考えたら、忙しいですよね(笑)」

要「それは忙しいですね(笑)」

コシノ「コンテンプラリーアートって形がないから、”それ” もアート。アーティストって、本人も作品ですね。忘れられない。エレベーターも、次から次によく考えるな~って。」

要「エレベーターでの行動も、アートの表現されてたんですね!」

他にも、資生堂の世界展開でも活躍していた、セルジュ・ルタンス も素敵なセンスを感じてた、とお話くださいました。

”世界で初めて” へのこだわり

パリコレ意外にも、世界各国、さまざまな場所でショーをしてきたコシノさん。
中でも忘れられないのは、キューバのショーだそう。

コシノ「私いつも、世界で2番目なんです。カルダンが先にやってるから。いつも、東洋初、女性初。悔しかったの。それで9月にキューバでショーやるってきいたから、12月のショーやめて8月末にキューバだわって(笑) そしたら、カリブの強烈な台風の真っ最中だった。世の終わりって感じで...8月の末にいくもんじゃないですね(笑)」

そんな中でも、ショー当日だけ天候は回復!
演出を担当したプロデューサーが言った 『今は夢、明日は歴史』という言葉も忘れられないショーだった、とのこと。

また、ショーの最中に停電になった、ミャンマーのショーも苦労の連続で忘れられないそうで....

コシノ「ミャンマーの人は、停電に慣れていたから照明や音楽が無くなっても、じーっと見てるんです。暗くても、だんだん『あ、見えてくる~』って(笑)出演しているモデルも動揺しない。良い経験でしたね」

要「なんで、そういった不便なところでショーを開催されるんですか?」

コシノ「そういう場所が好きです。パリ、ニューヨークをやったら、それしかない。似たようなところ行ってもね。やっぱり、カルダンの影響もあるかな。2番目、2番目って言われたから。」

要「苦労しても、挑戦するんですね」

コシノ「初めてって良いですよ!なんでも残るから。2番目は残らない。」

優雅で美しいショーの裏側は...戦場!?

今年6月に東京で行われた、ヨウジヤマモト2023年春夏メンズコレクションには要潤がランウェイモデルとして登場し、話題になりました。

要「すべて終わった後の一体感が、すごく華やかでしたけどデザイナーさんは、シビアで隅々まで見られているから大変だなと...」

コシノ「喧嘩になる時もありますよ(笑)順番を間違えたら、全部変わっちゃうから、怒鳴ってたり。私はそこまで喧嘩はしないけど...平和でいるのは難しいですね。あと、見張っていないと、何か盗られたりしちゃうから」

要「...何をですか?」

コシノ「靴がないとか、誰かが持っていっちゃうの。その見張りもしなくちゃだし。」

要「すごい人の数ですもんね」

コシノ「あと、パリだとストライキがあるの。泣いちゃう(笑)公共交通機関も止まっちゃうし。」

パリでのコレクションの最中に行われた、相撲の”パリ場所”。
その際には、化粧回しなどを保管していた倉庫が開催の2日前に火災になってしまうなど、大変な被害があったことも...。

来週は、公開収録に参加されたリスナーの皆さんからの質問にコシノジュンコさんにお答えいただきます!

OA楽曲

M1 Lost In Paris/Tom Misch Feat. Goldlink
M2 Killing Me Softly With His Song/Blossom Dearie

要 潤のMagic Hour
放送局:TBSラジオ
放送日時:毎週土曜 17時00分~17時30分
番組ホームページ

※該当回の聴取期間は終了しました。

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「私はかわいい!」と言う、大声で叫ぶ…“やる気スイッチ”どう入れてる? リスナーのオススメ方法を新しい学校のリーダーズが紹介

MIZYU、RIN、SUZUKA、KANONからなる4人組ダンスボーカルユニット「新しい学校のリーダーズ」がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「SCHOOL OF LOCK! 新しい学校のリーダーズLOCKS!」(毎月第4週目 月曜~木曜22:15頃~放送)。
3月26日(水)の放送では、“やる気スイッチの入れ方”について、生徒(リスナー)からのおたよりを紹介しました。


新しい学校のリーダーズ(左上から時計回りにKANON、SUZUKA、MIZYU、RIN)



MIZYU:私たちが「シリタイ シリターイ!」となっていることを、生徒のみなさんに教えてもらおうという授業をおこないます! 今回のテーマは“でかける前のスイッチの入れ方”をシリタイ シリターイ!

KANON:生徒のみなさんがどうやって、朝でかける前にやる気スイッチを入れているのか、教えてもらいたいと思います。

<リスナーからのメッセージ>
私の学校は駅から少し遠いので、学校に着くまで音楽を聴いているのですが、そのときに、音楽アプリで自分が作った気分別のプレイリストのなかから、その日の気分のプレイリストを流すと、今日も1日頑張ろうと思えます! また、好きな先生の授業がある曜日は学校が楽しみになりスイッチが入る気がします!(17歳)

<リーダーズからのメッセージ>

KANON:それあったな〜。

MIZYU:気分別プレイリスト、素敵だね!

SUZUKA:その先生によってさ、テンションが上がる下がるっていうかさ、そういう「今から誰に会いに行くか」っていうのも、けっこう大事かな。多分わしらさ、メンバーに頼ってるっていうか、「とりあえず4人会えばスイッチ入るやろ」みたいな感じでさ、それが逆にいいよね。

MIZYU:なんか確信できるゴールがある。

SUZUKA:そうそうそう、別に準備してスイッチ入れなくてもね。

MIZYU:そこに着くまでの時間でスイッチを入れるっていうのは、すごくわかるなって思う、電車とかね。



<リスナーからのメッセージ>
僕は、朝起きた瞬間に、大きい声で「あ〜〜〜〜」と叫びます。起きた瞬間、「眠い」とか「寒い」とか「学校行きたくない」とか思う前に、思いっきり叫ぶことで、マイナスな気持ちが吹き飛びます。(15歳)

<リーダーズからのメッセージ>

SUZUKA:めっちゃいい。素晴らしい。とりあえず、ちょっと疲れてきたら「ああああ〜!」って。

MIZYU:ちょっと叫び方わかんないんだけどね。ニョロが4個ついてる。

SUZUKA:あああ〜〜〜〜! でもいいし、あああ〜〜〜〜!でもいいし。

KANON:私たちっぽいよね。

MIZYU:確かにね。

SUZUKA:それぞれの音階でさ、1回4人で言ってみる? せーの。

全員:ああああ〜〜〜〜!

SUZUKA:これちょっとルーティーンに入れてみよう。

KANON:入れてみよ。



<リスナーからのメッセージ>
朝の準備が整ったら、最後に鏡に向かって「私はかわいい」「私は頭がいい」「私はみんなに好かれている」と声に出して言うこと。こうすると、なんか自分が本当にそうな気がして、自己肯定感が上がって、スイッチが入ります。(18歳)

<リーダーズからのメッセージ>

KANON:素敵ね〜、かわいい。

SUZUKA:鏡よ、鏡よ、ってことやね。

KANON:ちょっとみんなでリハスタでさ、4人並んで言ってみようよ。

SUZUKA:私たちはすごい!

MIZYU:素敵な振り付けを生み出すことができる。

SUZUKA:すごくいいライブができて、みんなを魅了させる。

KANON:いいね、いいね。

MIZYU:でも、すごい自己肯定感も上がるし、思い込みで、自分がポジティブになれるっていうのはあると思う。

SUZUKA:やからさ、青春日本代表として、青春部員が世界中にもっともっと増えてしまう!

KANON:そうなりそう、いいじゃん! やっていこ、これから。

MIZYU:言葉にするっていいんだろうね。



<リスナーからのメッセージ>
朝、瞑想をするようになりました。成功した人がやっていると聞いたので、見よう見まねですがやっています。なんか頭がスッキリして、スイッチが入る気がしています。(20歳)

<リーダーズからのメッセージ>

SUZUKA:瞑想ね。いや、わしらも、ちょうど最近瞑想したよね。4人で一緒に。

MIZYU:4人で初めてした。

RIN:4人でもしたし、そのとき、昼間でさ、みんなですっきりしたかもってなったじゃない。ただね、私、朝に瞑想する習慣つけたいと思ってやってたことがあるんだけど、朝起きた後に瞑想すると二度寝しちゃう。

KANON:確かに!

SUZUKA:意味ないやん! OFFなってるやん!

RIN:なんか、ちょうどいい狭間にいるっていうのが多分瞑想じゃん。もう通り越して睡眠のほうに行っちゃうから。

SUZUKA:じゃあ、逆に寝る前に(瞑想をしたら)いいんじゃない?

RIN:確かにね。

SUZUKA:スイッチOFFに活用できるね。

MIZYU:オンになれる人と、オフになっちゃう人がいるね。

SUZUKA:いや、でも、全部参考にめちゃめちゃなった。

MIZYU:ほんとにたくさん、ありがとうございます。

全員:ありがとうございます。

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3月26日(水)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 4月3日(木)AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:こもり校長(小森隼・GENERATIONS from EXILE TRIBE)、COCO教頭(CRAZY COCO)/月曜~火曜、アンジー教頭(アンジェリーナ1/3・Gacharic Spin)/水曜~金曜
放送日時:月曜~木曜 22:00~23:55/金曜 22:00~22:55
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/lock/

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