ドラゴンズの内野ポジション争いについて 山﨑武司氏がコメント

TOKAI RADIO『Live Dragons!』(月17:15~18:00 火~金17:15~19:00 DJ平松伴康)2月25日(火)の放送に、ドラゴンズOBでプロ野球解説者の山﨑武司氏が出演した。ドラゴンズのオープン戦が3試合終ったところでのコメントは?

ドラゴンズのオープン戦の結果は、2月22日(土)のロッテ戦が1対5で、23日(日)の阪神戦が6対9で、それぞれ敗れた。24日(月)は広島に6対3で勝って、井上新監督オープン戦初勝利となった。オープン戦、特に第3戦を振り返って山﨑氏は

オープン戦3試合を振り返って

「打つほうで言えば、やってきたことが少しずつ身になっているのかなと思う。あとは、勝ちに対しての詰め方というところはある。オープン戦前は打てなかったので、ちょっと心配していたが、ここにきてヒットは出ているので、あとは、ドラゴンズが一番やらなきゃいけないこと、得点圏でどう仕事をするか、というところで課題はあるが」

「ちょっとずつ、つながりが出てきているし、期待される(ジェイソン)ボスラー(外野手)も順調にスタートしたかなというところもあるし、何と言っても村松(開人・外野手)が安定したバッティングをしているし、あとは、心配なのは、やっぱり石川昂弥(内野手)。足の違和感は、本人が大丈夫というなら、我々は信じるしかないが」

村松(開人・内野手)が調子いいが

「去年100安打で、今年はさらに飛躍したいという気持ちが強いと思う。去年のキャンプのときにも『村松がいい』と言ったが、今年は、もうひとつ皮がむけたかな。2ストライクに追い込まれてからの対応がうまくなった。今年はやってくれるんじゃないかと思う」

「去年は、追い込まれたときに、アウトコースのボールを当て逃げのような感じで打っていたが、今年はしっかり振れている。外寄りのボールもセンター前に運ぶことが多いので、非常に内容はいい」

内野のポジション争いが激しくなっている

「(土田)龍空(りゅうく)も調子いい。松村とショートのポジション争いをしているが、龍空もバットが振れていて結果を出している。ポジションを複数、守れれば、出場の機会が増えるのも確かだが、何がポイントかと言えば、石川昂弥ですよ。石川がドスンとサードに座ってくれれば、サード、ショート、セカンドが固まってくる」

「あとは守備面で、今2軍の田中幹也をどう使っていくか、とかになるので、まずは、ドンと(石川)昂弥がサードにいないと。4番候補でもあるわけだから。名古屋に戻って、石川が普通にやれるのかどうか、それがひとつのカギになると思う」と話した。

Live Dragons!
放送局:TOKAI RADIO
放送日時:毎週月曜~金曜 17時15分~19時00分
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