沢木耕太郎のラジオ番組

作家・エッセイストの沢木耕太郎さんがパーソナリティを務めるラジオ番組をご紹介。J-WAVEで毎年クリスマスイブに放送されている特別番組『MIDNIGHT EXPRESS〜天涯へ』、FMヨコハマで不定期放送されている『Sound Travelogue~沢木耕太郎、日本を旅する~』、TBSラジオで放送されていた朗読番組『朗読・斎藤工 深夜特急オン・ザ・ロード』について解説します。
沢木耕太郎のプロフィール
沢木耕太郎のラジオ番組
- J-WAVE『沢木耕太郎~MIDNIGHT EXPRESS 天涯へ』(※1997年~、年1回放送)
- FMヨコハマ『Sound Travelogue~沢木耕太郎、日本を旅する~』(※2016年4月~、不定期放送)
- TBSラジオ『朗読・斎藤工 深夜特急オン・ザ・ロード』(2023年4月~2024年1月放送)
過去の放送回はradikoで振り返ろう!
沢木耕太郎のプロフィール
沢木耕太郎さんは、横浜国立大学を卒業後の1970年、若い自衛官たちの実像を鮮やかに描いた「防人のブルース」でフリーライターとしてデビュー。1979年には「テロルの決算」で大宅壮一ノンフィクション賞、1982年「一瞬の夏」で新田次郎文学賞、1985年「バーボン・ストリート』で講談社エッセイ賞を受賞。1986年から刊行された「深夜特急」三部作では、1993年にJTB紀行文学賞を受賞しました。2002年から2004年にかけては、多彩な作品の中から精選され、ジャンル別に収録した「沢木耕太郎ノンフィクション」(全9巻)が刊行されています。
2003年には、これまでの作家活動で第51回菊池寛賞を受賞。2006年には「凍」で講談社ノンフィクション賞を、2014年「キャパの十字架」で司馬遼太郎賞、2023年「天路の旅人」で読売文学賞を受賞しました。現在もノンフィクション作品を中心に、小説やエッセイ、紀行文など幅広いジャンルで活躍。先駆的な実験と冒険を試みながらノンフィクションの新たな可能性を拡げ、数々の傑作を送り出しては多くの読者を魅力し続けています。2025年1月29日には「いのちの記憶: 銀河を渡るII 」(新潮社)が刊行予定です。
沢木耕太郎のラジオ番組
J-WAVE『沢木耕太郎~MIDNIGHT EXPRESS 天涯へ』(※1997年~、年1回放送)

J-WAVEでは、1997年から作家・沢木耕太郎さんがナビゲーターを務める特別番組『沢木耕太郎~ミッドナイト・エクスプレス 天涯へ~』を放送しています。
例年、クリスマス・イブの深夜に生放送でお届けしているこの番組では、沢木さんが1年間で各地での旅先で体験したことを語ったり、リスナーから寄せられたハガキやメールを紹介したり、リスナーと電話を繋いだりして同じ時間を共有しながら、1年間を振り返ります。
沢木耕太郎からメッセージ
お久しぶりです、沢木耕太郎です。皆さん、
どのような年だったでしょうか。
僕は長い仕事がようやく終わり、今ほっとしているところです。
その仕事の話も含め、この1年僕がどうしていたか、どんなことを経験していたか、
12月24日、クリスマス・イブの深夜12時に、番組で皆さんに話そうと思っています。
よかったら今年も、12月24日(火)の、深夜12時に。
※放送情報は変更となる場合があります。
FMヨコハマ『Sound Travelogue~沢木耕太郎、日本を旅する~』(※2016年4月~、不定期放送)

FMヨコハマでは、沢木さんがパーソナリティを務める特別番組『Sound Travelogue~沢木耕太郎、日本を旅する~』が、2016年4月から不定期で放送されています。
2024年11月までに計27回放送されており、毎回1つの都道府県をテーマに、沢木さんが訪れた土地にまつわる作品の朗読やラジオドラマをお届けしています。旅の魅力が詰まった「Sound Travelogue=音の紀行文」を楽しめる番組です。
TBSラジオ『朗読・斎藤工 深夜特急オン・ザ・ロード』(2023年4月~2024年1月放送)

TBSラジオでは、2023年4月から2024年1月にかけて、沢木さんの代表作「深夜特急」全6巻を朗読していく番組『朗読・斎藤工 深夜特急オン・ザ・ロード』が放送されました。
朗読を担当したのは、中学生のときに「深夜特急」を読んで影響を受け、18歳で世界各国を旅した俳優・斎藤工さん。旅に憧れる少年から日本を代表する俳優に成長した斎藤さんが自らの声で、新たな「深夜特急」の世界へと導きました。
過去の放送回はradikoで振り返ろう!

番組を「リアルタイムで聴くのが難しい…」、また「面白かったからもう一度聴きたい!」という人もいるでしょう。そういう場合は、radikoの「タイムフリー」がおすすめです。
「タイムフリー」は、過去7日以内に放送された番組を聴ける無料の機能です。番組を再生し始めてから24時間以内であれば、合計3時間まで聴くことができ、番組の一時停止・巻き戻し・早送りも可能です。「聴き逃してしまった放送を聴きたい」、または「面白かったからもう1度聴きたい」という場合にぜひご活用ください!
聴き逃したラジオ番組を聴ける「タイムフリー」【radiko使い方ガイド】

また、放送エリア外にお住まいで「電波が届かないから聴けない…」という方は、全国のラジオ番組が聴けるradikoプレミアム会員限定サービス「エリアフリー」がおすすめです。
「エリアフリー」は、通常のradiko(無料・放送エリア内聴取)とは異なり、日本全国のラジオ局の番組を聴けるサービス(有料・放送エリア外聴取)です。
全国のラジオ番組が聴けるradikoプレミアム会員限定サービス「エリアフリー」【radiko使い方ガイド】
ラジコプレミアムのメリットとは? 選べる3つのプランを解説!
この記事を書いた人

radiko編集部
radiko編集部員が「ラジコを通じて、ラジオの良さをもっと知ってもらい、皆さんが面白い番組に出会うキッカケ」になるように、ラジオ各局の情報をまとめて発信中。radiko newsでは、新番組へのインタビュー、さまざまなテーマに沿ったまとめ記事など、独自の切り口でも番組をご紹介しています。ラジコ公式SNSの情報更新も行なっています。