受験生を“みんな“で応援!『おうえんしナイト』
全国の受験生を応援するために、受験や教育と縁が深い、お笑い芸人・ランパンプスと一緒に様々な情報をWebコンテンツとして発信していく企画です。
受験生を応援するため全国各地を飛び回る『おうえんしナイト』。
今回、お伺いする大学は東京都八王子市にある「東京造形大学」になります。東京造形大学の創立の歴史をはじめ、学科について、受験方法、教育方針などをランパンプスがインタビューしてまいります!
――それでは早速ですが、大学内に入って進路支援課・主任の河合駿介さんにお話しを聞きに行きましょう。
河合:河合です。よろしくお願いいたします。
寺内:ランパンプスと申します。よろしくお願いします。
小林:早速ですが、東京造形大学の創立の歴史を教えていただけますか?
河合:東京造形大学は、1966年に開学した美術大学です。創立者は、桑澤洋子という方で、日本にデザインがまだ浸透していなかった戦後間もない頃に「デザイン・美術に代表されるものをつくり出す行為は、個人的なものではなく、社会的な行為でなければばらない」と考え、戦後日本における初のデザインの教育機関を作った人なんです。
寺内:日本で初めてのデザインの教育機関?
河合:そうなんです。それが「桑沢デザイン研究所」という専門学校で1954年に開所しました。そして、その12年後に東京造形大学を開学しました。
小林:どういった学部があるんですか?
河合:単科大学なので、造形学部の一学部のみとなっています。その中に、デザイン学科と美術学科の2つの学科がありまして、デザイン学科は、グラフィックデザイン、写真、映画・映像、アニメーション、メディアデザイン、室内建築、インダストリアルデザイン、テキスタイルデザインの8つの専攻領域に分かれています。一方、美術学科は絵画と彫刻の2つの専攻領域に分かれています。
寺内:僕には、美術とデザインの差がわかんないんですけど、アートとデザインの差みたいなことですか?
河合:まさにその通りで、イメージとしては、言葉では表せられないような自分の頭の中にあるもの、感じているものを直接、絵や彫刻などで表現・追究していくのが「美術」。一方、今までなかったモノやサービスなどをカタチにして、世の中の問題解決につなげていくことが「デザイン」だと思っていただくとわかりやすいかと。ただ、どちらの分野も0から1を創造していくということに変わりはありません。
寺内:例えば「悲しみ」とかを表現するのは美術の方になるってことですか?
河合:自分の想い・感情などを、何らかの技法で表現していくとなれば、それは美術の方が近いかもしれませんね。ただ、「悲しみ」というテーマで広告や映像作品などを作ってほしいとクライアントから依頼があった場合は、クライアントの問題や課題解決のために「悲しみ」を表現していくことになりますよね。その場合はデザインだったりします。
小林:学生数は何人くらいいらっしゃるんですか?
河合:一学年の人数は、約450人、全体で約1800人です。これは、他の美術大学と比較すると、かなり少ない人数です。
小林:人気の専攻領域はどこらへんになってくるんですか?
河合:受験倍率で見ると、絵画やグラフィックデザインが高い傾向にありますが、近年はアニメーションの人気が高まっていますね。
寺内:やっぱりそうなんだ!
河合:日本のアニメが世界を席巻していますからね。最近では、企業CMやMVでもアニメーションが使われて、少しずつ身近な存在になってきました。なので、アニメーションを学びたいという方が増えてきています。
小林:海外の方もいらっしゃるんですか?
河合:留学生の方もいらっしゃいますし、交換留学制度もあります。
寺内:男女比はどうなっているんですか?
河合:男女比は男性3割、女性7割くらいで、女性の方が多いです。
小林:ハピネス(笑)!
寺内:美術部って女子が多いイメージがあるから、その延長線って考えると納得ですね。
小林:いろんな美術大学があると思うんですけど、東京造形大学さんならではの特徴はなんですか?
河合:一番の特徴は「教員と学生の距離感が近い」ということです。開学当初から「少人数による対話を重視した教育」をずっと意識してきました。たとえば、彫刻専攻領域は、一学年25人の学生が学んでいますが、教員は専任と特任含めて4人います。
寺内:25人の学生に対して!? 手厚いですね!
小林:受験方法は、どんな形があるんですか?
河合:大きく分けると、一般選抜入試と特別選抜入試があります。たとえば、特別選抜入試の中に「総合型選抜入試」っていうのがあるんですけど、まず書類審査として受験生にポートフォリオという作品集や志望理由などの作文を提出してもらって審査をします。そして、「この人に会ってみたいな」と思った方をプレゼンテーション選考にお呼びするんです。
寺内:すごい! お呼びするだって!
小林:俺らがNSCに願書出した時は泥みたいな扱いされたのに(笑)。
寺内:いや、受験の時は優しかったよ。入学式の時に「並べゴラァ!」ってなってたけど(笑)。
小林:お金払ったらもう終わり。
寺内:そうそう(笑)。
小林:プレゼンテーション選考ではどんなことをするんですか?
河合:自己アピールをしていただいて、その後、質疑応答となります。
小林:一般選抜入試ではどういうことをやるんですか?
河合:学科や専攻領域によって異なりますが、デザイン学科の場合は、学科試験と実技試験を受験していただきます。学科試験は、国語と英語と公共の3科目の中から2科目を選んで受けていただく形で、それぞれ100点で200点満点。実技試験が300点満点で、合計500点満点の試験になります。
小林:やっぱり実技のほうが評価の半分以上を占めるんですね。
河合:そうなんです。実技試験は、出願時に「発想力」、「鉛筆デッサン」、「平面構成」、「小論文」から1科目選んでいただき受けてもらいます。
小林:「発想力」ってなんですか?
河合:「発想力」って、あまり聞いたことのない入試だと思います。実は美大なのに、いわゆる「絵のうまさ」を全く問わない代わりに、受験生自身の発想力を評価するという試験なんです。実際の試験では、1つの言葉が提示され、その意味、言葉から思い浮かべるような物語や商品、アプリケーションなどを発想して、それを解答用紙に書いてもらいます。2024年度入試では「多様性社会と音」という言葉から、作品や提案、アイデアを考えよ、という試験でした。
寺内:解答用紙一枚渡されて、何時間後かに「提出してください」ってことですか?
河合:その通りです! この試験は3時間ですね。この言葉から、「知育玩具を考えてみました」とか、「新しいアプリケーションを考えました」とか、受験生が思い思いに発想したものを解答していることがわかると思います。
寺内:なんかすごいですね。
河合:美大って美術をやっている人じゃないといけないようなイメージってありますよね?
小林:美術部が行くところだと思っています。
河合:ところが、最近は、普通科の高校生も美大に行きたいという方が増えているんです。ただ、美大に行くためには絵がうまくないといけない、絵がうまくなるために美術予備校に行かないといけない……など、なかなか普通科の高校生にはハードルが高いと思われているんです。でも、この「発想力」の試験であれば、絵がうまくなくても自分の発想を評価してくれるので、美大に行きたいと悩んでいる多くの高校生に受験していただきたいですね。
小林:それが300点を占めるんですね。いいですね!
寺内:美術学科の実技はまた別なんですか?
河合:おっしゃる通り、美術学科では入試の内容が変わってきます。たとえば絵画専攻領域ですと、1日目は、デッサン(ドローイング)を6時間かけて描いていただき、2日目に油彩画を6時間かけて描いていただくような、オール実技試験となります。2つの解答作品を審査し、500点満点ですね。一方、大学入学共通テストの点数も加味するような試験方式なんかもあったりします。
小林:やったるぜって感じしますね!
河合:やったるぜって感じですね(笑)。彫刻専攻領域の場合は、2日間で塑造(そぞう)と石膏デッサンという実技試験を受験していただきます。
寺内:塑造ってなんですか?
河合:粘土のような柔らかい材料を手指やヘラなどで成形して形を作りあげていく技法のことですね。東京造形大学の試験では水粘土を使って、塑造してもらっています。ちなみに2024年度の入試では「自分の手を観察して塑造しなさい」っていうのが問題でした。
寺内:これですか?
河合:そうです。こちらを3時間で作ります。
寺内:これを受験のときに作ったんだ!
小林:こんなもん、3ヶ月あっても作れないよ!
河合:下描きして、それをもとに粘土で作っていくんです。
小林:でもさ、美術大学の学生さんの進路ってイメージつかないよね?
寺内:確かに。芸術家さんになるイメージはあるけどね。
河合:美大を卒業すると、作家やフリーのデザイナーになるイメージがあると思うんですけど、大半が企業へ就職しているんです。最近は「美大の卒業生が欲しい」って企業側からの求人が増えてきています。
寺内:企業が美大生を求めている背景って何があるんですか?
河合:今は、単に高機能なものを作っても商品が売れない時代なんです。昔、日本では高機能なガラケー(※ガラパゴス携帯の略)がありましたよね。でもiPhoneを皮切りに、世界ではどんどんスマートフォンが主流になってきました。たくさんのボタンがあれば高機能と思っていた日本企業に対し、ボタンを削ぎ落し、大きな画面とボタンが一つしかないシンプルなデザインで勝負をしてきたアップル。考え方が対極だったんですね。それ以降、企業も少しずつ、今までにない新しいものを創造していく力が必要だということがわかってきたんです。企業が美大生を求めている背景はそこにあるかもしれません。
寺内:なるほど!
河合:また、美大は昔から変わらず、「0から1を創造する教育」をしています。まさに、今の世の中に求められている人材を育ててきているのも大きいですね。
寺内:発想する力やデザイン力を買われて、芸術系じゃない一般企業にも求められているんですね。
河合:おっしゃる通りです。本日、ある商品を持ってきています。「オルノ」っていうシャープペンを聞いたことあります? こちらなんですが、差し上げます。
寺内:ありがとうございます!
河合:普通のシャープペンは上部をノックしたら芯がでますよね? でも、この「オルノ」は、軸を折ると芯が出るんです。
寺内:本当だ。楽しい!
河合:芯がなくなったら、手元でキュッキュッっと折るわけです。
寺内:僕が怪力なわけじゃないですよ(笑)。実際、こっちの方が手間ないですよね。しかも、360度いけるんだ!
小林:待って。シャー芯ここだって!
寺内:すごい発想だなー。
河合:こちらは、東京造形大学を卒業して文具メーカに就職した方がデザインしたんです。このような、今までになかったものを作っていける人材を企業は欲しているわけです。
小林:こうやって就職して才能を活かして活躍しているんですね。
河合:文具だけでなく、自動車や家電もそうですよね。高機能だけじゃ売れなくて、使いやすさや見た目、素材なども消費者は重視するようになってきていると思います。
寺内:最近の家電って、機能削いでデザインの方に力注いでいますもんね。
小林:僕らの生活の中にも、美大出身の人が考えたデザインがいっぱいあるんだろうね。
河合:そこら中にあると思いますよ。たとえばこの椅子も絶対誰かがデザインしてるわけですからね。
寺内:河合さんは美大出身なんですか?
河合:いえいえ。私は、関西の工業大学出身で経営工学を学んでいました……ただ、実は、絵が好きだったので、本当は、美大に行きたかったんですよ。
寺内:えー!
河合:ですが、私が勝手に美大は「就職できない」といったイメージを持ってしまっていたので、美大への進学を諦めていました……いや、それ以前に「美大に行ってみたい」ということを親に言えなかったですね。なので、今の美大生がかなり羨ましいです。
寺内:今は、企業にも求められているし、美大が再評価されているんですね。受験生も増えましたか?
河合:おかげさまで、ここ数年、受験生はかなり増えていますね。
小林:どんな学生に入学してほしいですか?
河合:デザインや美術が好きな人はもちろん、デザインや美術が得意ではないけれど、頭の中にイメージしているものがあって、それをカタチにしてみたいと考えている方に入学してほしいですね! 東京造形大学にはその思いに応える環境が揃っています。すばらしい大学だと自信をもって言えるので、是非、来ていただきたいですね。
小林:少人数だと学びやすいですよね。
河合:そうなんです! 先生との距離感が近いので、悩んだ時もすぐに相談ができますよ。
小林:学生さんたちには、どう育っていって欲しいですか?
河合:美大で学んだことは、どの業界においても役立つことだと思っています。「0から1を創造する教育」は、一般の大学にはない教育なので、卒業生には、社会に出てもどんどん新しいものを生み出してくれるような人材になってほしいですね。今、新しいものがどんどん世に出てきていますが、その現場では美大の卒業生が活躍しているんじゃないかな、と私は思っています。
寺内:常に新しいものを作るって大変なエネルギーがいることだから、その下地が身につくって、すごいことですよね。ちなみに、発想力の試験と学科試験だけで、東京造形大学に入れるわけじゃないですか? 僕、絵がめっちゃ下手なんですけど、そんな人でも受けて大丈夫なんですか?
河合:ぜひ受験してください。寺内さんが絵がうまくなくても、発想する力があれば戦えますよ!
小林:でも……寺内さん、身長何cmある?
寺内:186cm。
小林:無理です。
河合:なんで(笑)?
小林:美術やるには大きすぎる。
寺内:そんなことないだろう(笑)。絵を学んでこなかったから、諦めたり、選択肢から切っちゃう人もいると思うんだけど、将来性を考えたら、美大って候補に入るなと思ったんで、そういう人でも大丈夫なんですよね?
河合:もちろん大丈夫です。何なら、デザイン学科の写真、映画・映像、室内建築、インダストリアルデザインの4つの専攻領域であれば、実技試験を課さず、大学入学共通テストの点数だけで評価するといった共通テストB方式というのもあります。
寺内:そうなんだ!
小林:インダストリアルデザインってなんですか?
河合:簡単に言うと車や家電、文房具などの製品のデザインです。プロダクトデザインとも言われていますね。
小林:なるほどね。美大といっても、いろんなジャンルがあるんですね。
河合:いろんなジャンルがありますよ。例えば、東京造形大学の大学案内の表紙にカタカナの「ゾ」って書いてあるのわかりますか?
寺内:黄色が点ってことですよね。
小林:他の大学じゃ、こんなに色使い激しくしないですよね。
河合:これが「グラフィックデザイン」です。東京造形大学は日本で初めて「造形」という言葉を大学名にした大学なので、「造形」という言葉に誇りを持っています。その思いを大学案内の表紙にグラフィカルに表現しました。
寺内:かっこいい!
小林:そして何ですか、この肌触りは! ここだけ、なんだろう……小動物……あんたんちの犬、こんぐらいの毛並みじゃない?
寺内:確かに、短毛だからこんくらい(笑)。
小林:サークルも色々あるんですね。
河合:面白いサークルがたくさんありますよ。
寺内:スマブラ部がある(笑)!
小林:入りてー!
河合:骨格研究部なんかもあります。
寺内:スクールアイドルサークル、健康サークルだって。意外と酒飲んでそう(笑)。
小林:寮もあるんですね。
河合:本学の提携寮があります。それに八王子は、いろんな大学が集まっている街なので、学生向けのマンションもかなり揃っているんですよ。
寺内:この寮は門限なし、アルバイト、同性の友人泊OKだって。
小林:いや、「同性」の友人泊OKって……おいおい。なめるんじゃないよ(笑)。
河合:東京と聞くと、家賃が高いイメージがあって、敬遠される方もいるんですけど、本学の周辺はかなり家賃が安いんですよ。
小林:学生さんは、全国から来られるんですか?
河合:東京5美大の一つと言われていて、知名度もあるので、全国からいらっしゃいますね。
小林:あれ? でもほら、まさかの滋賀のみ0人!
寺内:海外が137人に対して滋賀が0人……滋賀の方、待っています!
河合:この記事見ている滋賀の受験生、ぜひお待ちしています(笑)。
小林:「滋賀です」って言った時点で合格の可能性ありますね。だって「全国から来ています」って言いたいもん。
寺内:2026年度入試は滋賀の人有利です(笑)。もうまっすぐな目でね、受験で言ってほしい。「滋賀です」と。
一同:(笑)。
小林:最後に、今、頑張っている受験生にメッセージをお願いします。
河合:受験の時期は、いろんな方から「頑張れ」と言われて、プレッシャーを感じている人も多いと思います。ただ私は、受験にはそれくらいのプレッシャーがあってもいいじゃないかとも思うんです。緊張感を持ちながら、そしてプレッシャーを感じながら、合格という目標に向かって突き進んでいくという機会は人生の中でとても貴重だと思います。ぜひ、全力で頑張ってください。そして、入試が終わったあとには「そのプレッシャーに立ち向かって、頑張ったんだ」という誇りや自信に変えてくださいね。
小林:確かに、大人になってから「あの時があったから、今の自分ある」って感じますもんね。
寺内:今はその期間だぞ、と!
小林:本日はありがとうございました。
河合:こちらこそ、ありがとうございました。
――それでは学食へ向かいましょう。
小林:本日、私は塩野菜タンメンをいただきます!
寺内:スープがめっちゃ透き通っている!
小林:もう海です!
小林:それでは、いただきます!
寺内:味する?
小林:味しかしない。
寺内:そんなに透き通っているのに!
小林:美味しい海。
寺内:(笑)。海ってことは冷たいってこと?
小林:いや、エクアドルの海(笑)。
寺内:赤道直下だ!
小林:これで390円だって。
寺内:ありがたいねー。
小林:本当に美味しいなー。家の近くに東京造形大学ないかな(笑)。
寺内:お野菜はどう?
小林:野菜がたっぷり入っているし、何より美味い! 俺、キクラゲがこの世で一番好きなの。もう、持って帰っちゃおうかな!
寺内:どうした(笑)? めちゃくちゃテンション高いじゃん。カレーじゃないとそんなになるんだ(笑)。
小林:あぁぁー! うまいー!
寺内:表情だけで食レポしないで(笑)。
寺内:さて、お待たせしました。カレーの時間です!
寺内:東京造形大学は、本日たまたまカレーがメニューになかったんです。ですが、特別に「寺内が来るぞ」ということで、造形大を動かしてしまいました(笑)。
小林:迷惑だよ!
寺内:今、東京造形大学の学生の皆さんが「今日メニュー多くない?」と戸惑っていると思います(笑)。
小林:本日はパスタの日らしいからね(笑)。
寺内:福神漬けが、乗せ放題でございましたので、多めにいただいて、この量でなんと……280円!
小林:安すぎる! 米の入り方がパンパンでいいっすねー。
寺内:米とルーが3対1(笑)。
小林:大学のカレーはそうでなくっちゃ!
寺内:お米の価格が高騰している今も、量を増やしてくれています。嬉しいかぎりですよ。それでは、いただきます!
寺内:ん? 味が深いぞ! これは、そんじょそこらのじゃない!
小林:レトルティーじゃない?
寺内:絶対レトルトじゃない! 玉ねぎの甘みがあるし、豚バラも入ってるもん。これは相当深いぞ! 温泉が出てきちゃう!
小林:深過ぎちゃって(笑)?
寺内:福神漬けの歯ごたえもグッド!
小林:うわ、やば(笑)。最後、グッドは酷いな。
――少人数での教育が特徴である美術大学、東京造形大学はいかがでしたか?
小林:美術、作品作りは、絶対サポートしてほしいから、少人数での教育はめちゃくちゃ嬉しいよね。美大でアニメが人気になってきているとか、学力だけで入れる入試があるとか、知らないこともたくさんあったな。
寺内:美術やデザインの世界に興味があるけど、絵が苦手っていう人にもチャンスがあるって高校生のときは知らなかったよね。ただ、美術学科の受験生の作品を見させてもらったけど、すごい人はやっぱり入る前からすごいよね。
小林:あれは「美大」のイメージそのものだったね。
寺内:それこそ「ブルーピリオド」の世界みたいなんだろうね。
小林:一般の企業に就職する人がほとんどだってのもびっくりした。
寺内:意外だったね。それも引く手あまただって。
小林:理系の大学もだけど、専門的なことを学ぶことで、社会に貢献できるんだね。
寺内:今は、尖った知識が求められるんだろうな。
小林:あと、学食の塩野菜タンメンめっちゃ美味しかった!
寺内:いや、俺の深いカレーの方が美味しかったよ!
小林:いやいや、俺のエクアドルの海の方が美味しかった(笑)!
寺内:んー、オッケー譲る!
小林:そこは対抗してくれ(笑)。
寺内:絵が苦手でも、頭の中になる何かをカタチにしたい方は、是非、東京造形大学も候補に入れてみてください!
次回の『おうえんしナイト』は東京造形大学の後編としてランパンプスが現役の在学生にインタビューしてまいります。
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