木曜『シン・ラジオ』 浅野真澄登場!月1レギュラー2年目突入

日常生活や職場で起こるアレコレをすべて「コーナー化」する男たち。
髭男爵・山田ルイ53世、放送作家のミラッキ大村。
毎週、新コーナーが生まれる予感であふれています。

<4月10日(木)の放送>

髭男爵・山田ルイ53世と 放送作家のミラッキ大村がお送りしている 木曜シン・ラジオ。
月1レギュラーの浅野真澄さんが登場です。
浅野さんが月1レギュラーとして 木曜シン・ラジオに出演するようになったのは 2024年4月から。
それにしてはなじみすぎている?むしろ、まだなじんでいない? いずれにせよ、毎月ひっかきまわしています。
2年目はどうなるのか? 「中和ニスタ」という肩書きはどうなる?
お互いを 男爵「女オレ!」 浅野「男わたし!」 と呼びあう、似た者同士のふたりの今後は? ぜひご期待ください。

<コーナータイトル>
★「ドンナミラクル」
みんなの憧れのDJドンナさんが、自身のラジオ番組『ドンナミラクル』で巻き起こした奇跡の数々を送ってもらうコーナーです。
エピソードを紹介し終わった後に『どんなミラクルやねん!』とツッコミを入れる…ということだけが決まっています。
シメは「今日もミラクル、いっちょあがり♪」で!

★「男爵山田は覚えてる」
名前が思い出せずに、「~なあれ、なんだっけ?」ということ、多いと思います。
番組で提示したお題ワードについて、名前を言わずに説明だけ送っていただき、最後に「あれ、なんだっけ?」みたいなシメで送ってきてください!

★「こちら走馬灯編集部」
人が亡くなる直前に見るといわれている“走馬灯” 、人生のいろんな場面が思い出されるそうです。
いろんなことを思い出すことになると思うのですが、 どうでもいいシーンは、事前にカットしておきたいですよね?
そこで!これまでの人生の中で走馬灯に出てきてほしくない 「別にどうでもいいくだり」を教えてください。
「失敗しちゃったこと」を送るのは、ちょっと違います。
「これ、走馬灯で見る必要、なくない?」 そんな人生の一場面を送ってください。
編集長の山田が、カットするべきかいかすべきか、判断します。

★「媚び NOW ON SALE!」
皆さんが売っている、または誰かから売ってもらった芸術的な媚び、お持ちじゃありませんか? 木曜シンラジオが回収いたします!

★「この程度ですんでよかった」
ヒドイ目にあった!でも、よく考えたら最悪というわけでもない、 この程度ですんでよかったというエピソード、教えてください。

★「心の中の男爵様」
日常生活や仕事の中で『〇〇やないか~い!』とツッコミたくなったものの、ギリギリでガマンした・・・ そんな経験を送ってもらうコーナーです。

★「〇〇やってみなかった」
長い人生、考えてみると「やりたい」と思っても、 結局手をつけなかったことのほうが、たくさんあるんじゃないでしょうか。 そんな、あなたが結局やっていないことを募集します。

★「トラットリア USO-BIDAN」
とてもいい話、素晴らしい美談なんだけど、結局、作り話という“嘘の美談”を送ってもらい、 「ウソでもいいじゃないか」と開き直るコーナーです。 あなたが考えた嘘の美談、実話っぽいけど100%嘘の美談、送ってください。 ここだけは、ボケネタは抑えめに・・・!

★「スゴイ中高生に、ぶっちゃけホンネを聞いてみた」
読売新聞が展開、私立中学・高校の最新情報や取材記事を中心に、中学受験に役立つ情報を提供しているホータルサイト「中学受験サポート」。 こちらと連携した千葉県の私立中学・高校の会員校で起きている、スゴイ取り組み、頑張りにフォーカスしながら、当事者である生徒たちとぶっちゃけ話も交え、色々ディスカッションしていこうというコーナー!

★「そんなん言わんでええねん」
日常生活でもSNSでも、余計な一言を言う人っていますよね。 『その一言さえ言わなければいい雰囲気だったのに…』そう思った時のエピソード、送ってください。

★「今週のビートルズ」
ビートルズが好きで、詳しい人がたくさんいることは知っています。 が、そこまで詳しくない人もいることでしょう。 『なんだかんだでビートルズが一番だよね』というオジサンに出会った時、 何かの足しになれば…毎週、ビートルズを1曲かけます。

★「パワーないスポット」
世の中、パワースポットがありすぎます。 そこで、シン・ラジオ木曜日ではパワースポットの逆、パワーないスポットを探します。 『ここ、パワーないな~』と思う場所、教えてください。

★「自分〇〇しましたっけ?」
「私、あの遊園地に行ったことありましたっけ?」「あの時○○さんと話しましたっけ?」など、自分がやってないのにやったような気がする偽記憶、ありませんか?
その記憶の審議を、ヒューマニスタが(無責任に)お答えします。

★「別にいいんだけど、なんか苦手」
仕事のやり取りでの「ありがとうございますーーー!」とか、日本語としての「だいじょばない」とか、強く否定するつもりはないんだけどそれってどうなの?と思うことを教えてください。

★「リスナー安全ツイッター宣言」
普段の生活の中で、ツイッターの誤った使用などで不快な思いをしたり危険に見舞われたりすること、ありますよね。
「あなたが押したいいね!は他のアカウントにバレるので、ブックマーク機能を活用しています。」など、ツイッター上で、皆さんが安全に生きるための宣言メッセージを送ってください。

★「この1週間、自分に週刊誌の記者がはりついていたら、あのくだりを記事にするだろう」
今週1週間を振り返って、週刊誌にスクープされるとしたらあの行動だな、という出来事を、きっとこんな見出しで書かれるだろう、という想定と一緒に送ってください!

番組宛メール radio@bayfm.co.jp
番組公式LINE radio78mhz
番組公式HP https://bayfm.co.jp/program/radio/
番組公式X https://twitter.com/radio78MHz
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シン・ラジオ -ヒューマニスタは、かく語りき-
放送局:BAYFM78
放送日時:2025年4月10日 木曜日 16時00分~17時00分
公式X

※放送情報は変更となる場合があります。

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亡き夫からバトン受け継ぎ叶えた夢「EVのハーレー」

桜から新緑の季節、ツーリングにはたまらないシーズンがやってきました。なかでも、バイク好きの方にとっての憧れといえば、「ハーレーダビッドソン」! 人生で一度は乗ってみたいと思う方もいることでしょう。

今回は、この「ハーレー」のEV(電動)化に成功した、あるご夫婦のお話です。

上野悠子さん

それぞれの朝は、それぞれの物語を連れてやってきます。

栃木県宇都宮市の郊外に、「ハイフィールド」というバイクのカスタムショップがあります。代表の上野悠子さんは、1978年生まれの46歳。2018年に結ばれたご主人の誠さんが開いたお店を受け継ぎました。

アメリカンカルチャーが好きだった誠さんは、「ハーレー」を取り扱うお店に勤めた後、20年ほど前に独立して、27歳のときに「ハイフィールド」を開きました。“カッコいいバイク”にこだわって、一時は海外での事業展開も進め、東南アジアと日本を行ったり来たりしながら、こんな夢を語っていました。

「アジアの国々を見ていると、日本のバイクも、今に電気の時代が来る。タバコだって、煙をもくもく上げて吸っていたのが、すっかり電子タバコになっただろう。きっと、同じことがガソリンエンジンでも起こるから、ハーレーをEV化したいんだ!」

しかし、まちの小さなバイク屋さんには、技術もお金もありません。誠さんは、サポートしてくれるパートナーを探して、全国を走り回りました。

そして、横浜の自動車技術会社と繋がり、経済産業省の補助金の存在を知ります。ちょうどお店も移転して、『さあ、これから』という時に誠さんは体の不調を訴えました。

バイクのカスタムショップ「ハイフィールド」

「じつはずっと胃がムカムカするんだ。東南アジアで辛いものばかり食べていたからかな」

大きな病院で告げられた病名は「胃がん」、それもステージ4でした。

「ステージ4だって、3年生きた人もいるというじゃないか。俺の体、あと3年持ってくれ。そうすれば絶対、ハーレーをEVにできる!」

誠さんはそう言って、つらい抗がん剤治療を受けながら、仕事を続けました。2022年8月には、経済産業省に補助金の申請を行って、資金調達に望みをかけます。

でも、その年の11月、誠さんは病状が急変、力尽きました。まだ43歳の若さでした。

誠さんの葬儀が終わると、奥様の悠子さんは、ご縁のあった方々を一人ひとり訪ねました。行く先々で誠さんが愛され、ハーレーのEV化に強い意欲を持っていたことを知ります。

そんな悠子さんのもとへ、経済産業省から「補助金採択」の知らせが届きました。事情を知った事務局の方からは辞退を勧められましたが、悠子さんは迷いませんでした。

上野悠子さん

「彼がずっとやりたかったハーレーのEV化、やれるところまでやってみます!」

思い切って一歩を踏み出した悠子さんですが、実はバイクの免許も持っていなければ、車体の仕組みも知りませんでした。まず『バイクに乗る人の気持ちを知ろう』と教習所へ通って、普通二輪の免許を取ります。バイクの仕組みについても、お店のスタッフの方に1から教えてもらいました。

ただ、肝心のEV化した「ハーレー」の設計図は、誠さんの頭の中にしかありませんでした。悠子さんは、改めて取引のあった人を訪ねて、誠さんとどんなことを話したのか、手掛かりを求めて、少しずつ聞き取り調査を進めて、概要を把握していきます。すると、エンジンをモーターに置き換えることで話が進んでいたことが分かってきました。

とはいえ、単純にエンジンをモーターに置き換えてしまうと、排気管やギア操作など、バイクが好きな皆さんのこだわりの多くが失われてしまいます。デザイン、配置、安全性、操作性、重量など、試作を繰り返すたび、空にいる誠さんに「これでいいの?」と問いかけますが……、もちろん、返事はありません。

『そうか、彼はこの決断、決定を、毎日毎日1人で繰り返していたんだ』

いつしかそう思えるようになった悠子さんは、苦しい気持ちが、次第に誠さんへのより強い尊敬の気持ちに変わっていきました。

EV化したハーレー(画像提供:株式会社チームハイフィールド)

そして数々の苦労を乗り越えて、2024年2月、ついにEV化した「ハーレー」が完成。長年、誠さんと仕事をしてきたスタッフも「これは面白い」と太鼓判を押してくれました。

面白い理由、それはズバリ「音」です。EV化であのエンジンの爆音は無くなり、ほぼベルトとタイヤの音だけが響き渡ります。実際に走らせると、鳥の鳴き声や街の音が耳に入ってきて、とても楽しいという。そんなスタッフの方の言葉に自信を持った悠子さんは、こう話してくれました。

「静かなハーレーなんて……、とおっしゃる方は少なくありません。でも、いつか爆音を鳴らして、排気を撒きながら走ることがカッコ悪くなるかもしれない。その時の選択肢の一つとして、必要とされる日が来ると信じています」

大きな音と共に、自分だけの世界を楽しむツーリングから、風や音を感じて、周りの世界と繋がる楽しさも秘めたツーリングへ。上野誠さん・悠子さんが夫婦でつないで生まれた「EVのハーレー」は、もしかしたら、次の時代の“カッコいいバイク”になるかもしれません。

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