村上春樹「なぜか好きで、昔から好んで聴いていました」自身のラジオ番組『村上RADIO』で“2人の伝説のギタリスト”を特集

作家・村上春樹さんがディスクジョッキーをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「村上RADIO」(毎月最終日曜 19:00~19:55)。3月30日(日)の放送は「村上RADIO~二人の伝説のギタリスト チェット・アトキンスとデュアン・エディ~」をオンエア。今回は1950年代後半~60年代に活躍したアメリカのギタリスト、チェット・アトキンスとデュアン・エディに焦点を当てました。さらになんと、収録時に来日していたイギリスのロックバンド「ポリス」のギタリスト、アンディ・サマーズの飛び入り出演も!

この記事ではオープニングトークと、前半2曲(チェット・アトキンス)について語ったパートを紹介します。



こんばんは。村上春樹です。「村上RADIO」、今日は1950年代後半から60年代にかけて活躍した2人のアメリカ人ギタリストの特集です。チェット・アトキンスとデュアン・エディ。どちらも今では話題に上ることも少なくなったし、「そんな名前は聞いたこともないよ」という方もおられることでしょう。しかしこの2人は、間違えようもないそれぞれの独自のスタイルを持っていて、後輩のギタリストたちに多大な影響を与えました。今日はその2人の残した足どりを辿りたいと思います。
    


今ではエリック・クラプトンとかジェフ・ベックとか、「ギター・ヒーロー」と呼ばれる人たちが数多く存在していますが、それ以前はギター1つで名を売るミュージシャンってほとんどいませんでした。ギタリストといえば、どれだけうまくても、だいたいが地味なセッション・ミュージシャンだったんですね。主役はあくまで歌手だった。

しかし、そんな中でチェット・アトキンスとデュアン・エディは、自分の名前でメジャー・レーベルからアルバムを出し、ヒットさせることができました。そしてその存在は若いギタリストたちのお手本となりました。「よし、俺も頑張れば、あんなかっこいい存在になれるんだ」ってね。

実は今年1月、ロックバンド「ポリス」のギタリスト、アンディ・サマーズさんがスタジオにわざわざ遊びに来てくれました。ということで、今日はアンディさんとの対談も交えてお送りします。楽しんでください。



◆「Rainbow」Chet Atkins
◆「In The Mood」Chet Atkins

チェット・アトキンスは1924年にテネシー州の田舎に生まれ、2001年に77歳で亡くなりました。ナッシュビルを中心にソロイスト、セッション・ミュージシャン、プロデューサーとして活躍し、いわゆる「ナッシュビル・サウンド」の確立に大きく寄与した人です。

当時のカントリー音楽は、エルヴィス・プレスリーを始めとするロックンロール勢に押されて輝きを失いつつあったのですが、アトキンスが先頭に立って、「カントリー・ルネサンス」とも言うべき新しい流れを打ち立てました。

僕はとくにカントリー音楽のファンというわけではないんですけど、チェット・アトキンスの音楽はなぜか好きで、昔から好んで聴いていました。彼の音楽の良いところは、とてもリラックスして楽しんで聴けることですね。今の世の中、テクニックの達者なギタリストは山ほどいますが、こんなに楽しそうに悠々とギターを弾ける人ってあまりいません。音楽雑誌「ローリング・ストーン」は「歴史上最も偉大な100人のギタリスト」の21位にアトキンスを選んでいます。歴史的にみればもっと上でもいいような気がしますが。

まずは彼の、彼らしい演奏を2曲聴いてください。「レインボー」、そしてグレン・ミラー楽団の演奏で有名な「イン・ザ・ムード」。

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3月30日(日)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 4月7日(月)AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:村上RADIO~二人の伝説のギタリスト チェット・アトキンスとデュアン・エディ~
放送日時:3月30日(日)19:00~19:55
パーソナリティ:村上春樹
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/murakamiradio/
村上RADIO
放送局:TOKYO FM
放送日時:2025年3月30日 日曜日 19時00分~19時55分
公式X

※放送情報は変更となる場合があります。

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乃木坂46賀喜遥香「制服で田んぼに落ちたりしていたから(笑)」学生時代のエピソードに井上和もビックリ!?

乃木坂46の賀喜遥香がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「SCHOOL OF LOCK! 乃木坂LOCKS!」(毎週木曜23:08頃~)。3月27日(木)の放送では、「乃木坂LOCKS!」の“和の講師”乃木坂46・5期生の井上和と一緒に「逆電握手会!!」を開催! 生徒(リスナー)と電話で話をして盛り上がりました。ここでは、その後編として“制服の思い出”について語り合った模様をお届けします。

●前編記事はコチラ!


乃木坂46の賀喜遥香



◆生徒の“推しメン”に一喜一憂!?

賀喜:リスナーくんは今何年生?

リスナー:中学校を卒業しました。

賀喜:じゃあ、次は高校1年生?

リスナー:はい、そうです!

井上:わぁ~!

賀喜:高校1年生かぁ!

井上:何がきっかけで乃木坂46を好きになってくれたんですか?

リスナー:僕は1年前にファンになったばかりなんですけど、もともと小学5年生の頃からミセス(Mrs. GREEN APPLE)先生が好きで、「超・乃木坂スター誕生!」(日本テレビ系)に大森元貴先生(Vo./Gt.)が出演するということで観させてもらって、そこからハマっていきました。

かきなぎ:ありがとうございます!

賀喜:ミセス先生から私たちをたまたま見つけてくれて“いいじゃん!”ってなったってことだ。

井上:幸せの連鎖だ!

賀喜:うれしい~! じゃあ、こんなことを聞くのはあれなんですけど……“推しメン”はいたりしますか?

リスナー:もちろん、にゃん先生も遥香先生も推しですけど……。一番は冨里奈央ちゃんです。

井上:なおなおだった~(笑)!

賀喜:ちゃんと前置きしてくれたね(笑)。何がきっかけで、なおなお推しになったの?

リスナー:それこそ「超・乃木坂スター誕生!」で、大森先生に「縦眉毛を伝授してほしい!」と言ってやっているところを見て“すごくかわいいな”と思って。

井上:たしかに! あれはかわいかったね(笑)。


乃木坂46の井上和



◆制服の思い出

井上:ほかに私たちに伝えたいことはありますか?

リスナー:はい、高校生になるので制服が変わるんですけど、お2人は制服への思い入れってあったりしますか?

賀喜:学校の制服か~。私は、やっぱり3年間ずっと着続けるから、(卒業して)制服が変わるってなったときに、その制服をもう着ないっていうのが寂しかったし、服に対してそういう感情を抱いたのが、そのときが初めてだった。

井上:うんうん。

賀喜:でも、その制服で田んぼに落ちたりしていたから(笑)。

井上:え!?

賀喜:自転車に乗ったままバランスを崩して、田んぼに落ちて制服を買い直したこともあったりして……。だから、丁寧に扱えていたかと言われたら“申し訳ない”って感じなんですけど(苦笑)。でも“今しかない!”というか、学生の頃しか制服って着られないから、いっぱい写真を撮ってほしいって思う!

井上:たしかにそうですね! あと、卒業してから制服のありがたみを感じません?

賀喜:わかる! 本当にそう。

井上:(学生時代は)毎日のように着るし、それが楽っていうのも一理あるんだけど、制服を着てちょっとスイッチが入って“よし、学校に行こう!”っていう気持ちになっていたあの頃って、すごくキラキラしていたというか。

賀喜:そうだね。

井上:それに(制服を着ることって)学校に通っているうちしかできないことだから、今でも制服を見ると(当時の)思い出がたくさんよみがえってくるんです。“この制服を着て遊びに行ったなぁ”とか、本当に思い出がいっぱい詰まったものになると思うので、高校でも新しい制服を着て、たくさん思い出を作ってほしいなと思います!

かきなぎ:高校生活も楽しんでね!

リスナー:はい!


(左から)賀喜遥香、井上和



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3月27日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2025年4月4日(金)AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:こもり校長(小森隼・GENERATIONS from EXILE TRIBE)、COCO教頭(CRAZY COCO)/月曜~火曜、アンジー教頭(アンジェリーナ1/3・Gacharic Spin)/水曜~金曜
放送日時:月曜~木曜 22:00~23:55/金曜 22:00~22:55
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/lock/

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