今の若者は当時の活躍を知らない!? 北島康介 アテネ五輪は「もう21年前の話なので」

プロゴルファーの丸山茂樹がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「ACN presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY」(毎週土曜 15:00~15:25)。4月5日(土)、12日(土)の放送ゲストは、元競泳日本代表の北島康介(きたじま・こうすけ)さんです。この記事では、4月5日の模様をお届けします。


北島康介さん(右)とパーソナリティの丸山茂樹



◆現役引退後は日本水泳界の未来のために尽力

丸山:まずは康ちゃん(北島さんの愛称)のプロフィールを紹介いたします。1982年9月22日生まれ。我々、乙女座のB型チームで一緒なんです(笑)。

北島:ね(笑)。光栄でございます。

丸山:オリンピックには4度出場。(初出場した)2000年シドニーオリンピックの100m平泳ぎで4位。このときの4位というのは、自分のなかで不本意だった?

北島:いやいや。初めてのオリンピックの舞台だったので、もう興奮しちゃってて……(いま思えば)世界と戦う準備ができてないオリンピックだったかなと。

丸山:なるほど。その次の4年後(2004年アテネオリンピック)には足りない部分を補って、100m平泳ぎ、200m平泳ぎで金メダル。(そのときの名セリフ)「超気持ちいい!」は、我々はよくコンペに一緒に呼ばれたりするんですけど、このワードがよく使われますよね(笑)。

北島:持ちネタとして「ずるいな」ってよく言われます(苦笑)。

丸山:(そのワードを言うと)“ドン!”と盛り上がるという。そして、さらに4年後の2008年北京オリンピック100m平泳ぎ、200m平泳ぎでまた金メダル! (そのときの名セリフ)「何も言えねぇ~!」もよく使うよね(笑)。

北島:これも(コンペのときなどのつかみとして)使わせていただいております(笑)。

丸山:歴史に残る名言だよね。本当に、すごい言葉出したね。

北島:うれしいですね。当時は、(フィーチャーされると)恥ずかしい気持ちがあったんですけど、いまこうしてゴルフコンペとかに行って、そのとき(リアルタイムで)観てくれていた方々、知ってくれている方が多いじゃないですか。

丸山:そうだよね。

北島:でも、20歳前後の子たちって(僕がメダルを獲ったところをリアルタイムで)観てない。

丸山:確かに。

北島:(アテネオリンピックは)もう21年前の話なんで。

丸山:そっかあ。そうすると、若者は(北島康介さんの現役当時の活躍ぶりが)あまりよくわからない?

北島:わかってないんですよ。リアルタイムで観てないというか。

丸山:数年後、数十年後のクイズ番組で、「アテネオリンピック100m平泳ぎ、200m平泳ぎで金メダルの北島康介さんが発したコメントとはなんでしょう?」って出るんだよね、絶対。それが楽しみだなと僕は思ってるんですよ。こんな素晴らしい名言を残して。そして、さらにその4年後、今度は2012年ロンドンオリンピックの男子400mメドレーリレー(日本は銀メダルを獲得)で「北島さんを手ぶらで帰すわけにはいかない」と。この3大会はすごいことがいっぱい残りましたよね。

北島:ありがとうございます。

丸山:そして、2016年に(現役を)引退して、現在は、東京都水泳協会の会長としてスポーツ界を盛り上げる活動をされていると。(現在42歳と)まだ若いし、この会長職ってどうなの?

北島:楽しくやらせてもらっています。やはり自分が関わってきた水泳で、子どもたちから大人たちまで楽しめる水泳の普及をしたり、競泳に限らず水球を観たり。

丸山:水球!? 水に関わることとか?

北島:はい、全部の競技なので。僕自身、すごい勉強させてもらいながらやらせてもらっている感じです。

丸山:なるほど。

北島:現役のときに(東京都水泳協会の)理事に入らせてもらって。(競泳以外にも)アーティスティックスイミングだったり、日本泳法もあったりするので、東京都の水泳の普及や強化、もちろん世界に羽ばたく選手たち、“東京都から世界へ”というキャッチフレーズもありますので、そういった意味では、年間通して関わりを持たせてもらえているのは嬉しいですね。

次回4月12日(土)のゲストも、北島康介さんです。

「AuDee(オーディー)」では、時間の都合上カットしたトーク部分も盛り込んだ「ディレクターズカット版」がアップされています。音声は「AuDee(オーディー)」アプリで聴くことができますので、ぜひそちらもチェックしてください。



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4月5日(土)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 4月13日(日) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:ACN presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY
放送日時:毎週土曜 15:00~15:25
パーソナリティ:丸山茂樹
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/moving/

ACN presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY
放送局:TOKYO FM
放送日時:2025年4月5日 土曜日 15時00分~15時25分
公式X

※放送情報は変更となる場合があります。

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江原啓之「あなたが思っているほど、周りの人はあなたに関心ない」「多少、自意識過剰になってしまうのは仕方ない」

スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。
今回の放送では、リスナーから届いたさまざまな相談に、江原がアドバイスを送りました。


江原啓之



<リスナーからの相談>
私は、人前で話すときに非常に緊張してしまうことが悩みです。
2~3人と話すときは普段通り話せるのですが、7~8人が集まる会議で発言すると、急に動悸が激しくなり、口が震えて、途中から自分が何を言っているのかわからなくなってしまいます。さらに、30人ほどの前で行う朝礼では、たった2~3分の説明であっても、朝から緊張してしまい、他のことが手につかなくなってしまいます。
今日もオンライン会議で意見を述べる機会があり、原稿を用意していたにもかかわらず、頭が真っ白になってうまく発言できず、自己嫌悪に陥りました。お話がお上手なお二人に、何かアドバイスをいただけたら嬉しいです。

<江原からの回答>
江原:ということですが、協子さん、いかがですか?

奥迫:まるで、過去の私からメールが届いたのかと思ってしまいました。実は私もまったく同じ経験があるんです。

江原:どうして変われたのですか?

奥迫:自分をよく見せようとしたり、心にもないこと、偉そうなことを言おうとしたりすると、ますます緊張してしまうと気づいたんです。そこで、「私はこのままでいい。自分の思うことは、自分の体験から来ているのだから、それをそのまま話そう。人からどう思われても気にしない。自分を偉く見せようとしなくていい」と思えるようになったら、気持ちがすごく楽になり、そこから吹っ切れた感じがしました。

江原:おっしゃる通りですね。私も、「うまいことを言わなきゃ」と思うと、途端にうまくいかなくなります。嘘がつけないんですよ。自分は自分でしかない。だから、気の利いたことを言おうとか、自分にないものを見せようとすると、すぐに躓いてしまいます。自分以上にも、自分以下にもなれません。だからこそ大事なのは、常に「少しでも自分を磨いていこう」と思う気持ちです。

そうすると、その時点での“今の自分”を、そのまま素直に表現することができます。それで十分なんです。そして私は、緊張しやすい人には必ずこう言います。「大丈夫。あなたが思っているほど、周りの人はあなたに関心ないから」って(笑)。多少、自意識過剰になってしまうのは仕方ない。でも、今の協子さんのような心構えがあれば、必ず克服できます。結局、取り繕って生きても意味がないということです。

江原啓之、奥迫協子



●江原啓之 今夜の格言
「人は誰もが自分以上にも以下にもなれません。だからいつも、少しでも輝けるように生きましょう」


<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/oto/

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