クラシックの名曲を“アコギ3本”で表現…押尾コータローとDEPAPEPEによるユニット・DEPAPEKOがニューアルバムの制作裏話を語る

山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」(毎週月曜~木曜13:00~14:55)。4月9日(水)の放送は、押尾コータローさんとDEPAPEPE(徳岡慶也さん、三浦拓也さん)によるアコギインスト・ユニット DEPAPEKOが登場! 3人が愛用しているギターの話や、4月9日(水)リリースのニューアルバム『PICK POP Ⅱ ~meets the WORLD~』について伺いました。


(左から)三浦拓也さん、パーソナリティの山崎怜奈、押尾コータローさん、徳岡慶也さん



◆DEPAPEKO結成秘話

れなち:今日は皆さん相棒(楽器)を持ってきてくださっていますが、どれもかっこいいですね! 押尾さんのギターは、月があしらわれているのですか?

押尾:そうですね。

れなち:何かこだわりはありますか?

押尾:「月の満ち欠けを表現してほしい」とお願いして作ってもらったギター(YAMAHA LL86FCKO "Cosmo Blue & Moon")です。三浦くんのも同じ方が作ってくれたんですよね。

三浦:僕のギター(YAMAHA LJ66 Custom Dinosaur Special)は、シンプルなんですがインレイ(はめ込み細工)にヴェロキラプトルという一番好きな恐竜の化石をあしらっています。

れなち:かわいい〜。徳岡さんのは……?

徳岡:実は、三浦くんから借りたギター(YAMAHA LJX26C)なんですよ(苦笑)。今日はみんなYAMAHAで揃えようということで。

れなち:そうだったんですね(笑)。もともとレーベルメイトの2組ですが、DEPAPEKOは誰が発起人で結成されたのですか?

押尾:DEPAPEPEと遊びで何かユニットをつくろうと思って。だから(DEPAPEKOというユニット名も)なんとなくつけてしまったというか、本当に仮でつけたような名前だったんです。そもそも、ギターって伴奏とメロディーの2本あれば成立するんですよ。その形でDEPAPEPEがたくさん素敵な曲を生んでいますから。でも、3人でやってきて良かったなと思うのは“3人ならすべてが揃うようなアレンジできる”という。そういう意外な発見があって、いまだに活動を続けています。

◆6年半ぶりに新作をリリース!

れなち:4月9日にリリースされた6年半ぶりのセカンドアルバム『PICK POP Ⅱ ~meets the WORLD~』は、(収録曲に)洋楽や邦楽、クラシック、さらに押尾さんとDEPAPEPEそれぞれのセルフカバーも収録されていますが、どのように選曲していったのですか?

押尾:僕らは洋楽好きで、ライブでも洋楽(のカバー)をやっているんですよ。それで、『そんなに好きなら次のアルバムには洋楽も入れましょう』『洋楽を入れるならクラシックも入れてみよう』という話になって(曲を決めました)。

(今作に収録されている)ラヴェルの「ボレロ」は、過去に僕もDEPAPEPEもカバーしていたので入れて、さらに、クラシックをもう1曲入れようということで「運命 -Variations of the Symphony No.5-」を。これは、三浦くんがちょっとファンキーにアレンジしてくれました。

れなち:どうアレンジしていくのですか?

三浦:総譜(すべてのパートが書かれた楽譜)などから必要な音をギター3本で弾けるように採譜していくんですが、それに加えて今回はリズムが立つようなアレンジにしたいと思って、途中でソロパートを設けたりして……僕ら的にはハープ奏法と呼んでいます。

れなち:ハープ奏法?

三浦:“音を1度に分けて弾く”みたいな感じですね。

押尾:グラスハープの奏法をギターでやっているような。

れなち:へ〜! 面白いですね。

三浦:ヘッドホンとかで聴いてもらうと、それぞれ3人の音の定位がちゃんと分かれているので、いろいろなところから音が鳴るようになっています。

れなち:多くの楽器があって成り立っているような曲をアコギ3本にまとめるのは難しいと思っていたんですけど、それはそれで違う良さがありますね。

徳岡:そうですね。クラシック自体がポップスの源流というか、コードに直せる音楽なので、いろいろな楽器がやっていることをうまく間引きながら、それをDEPAPEKOで表現しています。

れなち:すごいな〜。

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4月9日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2025年4月17日(木) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時:毎週月~木曜 13:00~14:55
パーソナリティ:山崎怜奈
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/darehana/
SCHOOL OF LOCK!
放送局:TOKYO FM
放送日時:2025年4月9日 水曜日 22時00分~23時00分

※放送情報は変更となる場合があります。

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Mrs. GREEN APPLE大森元貴「それぞれが主人公だよね!」新曲『クスシキ』MV撮影秘話を明かす

3人組ロックバンドMrs. GREEN APPLE(大森元貴(Vo/Gt)、藤澤涼架(Key)、若井滉斗(Gt))がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「SCHOOL OF LOCK! ミセスLOCKS!」(毎週月曜 23:08頃〜)。
4月21日(月)の放送では、生徒(リスナー)から届いたメッセージを紹介。4月5日(土)に配信リリースされた新曲「クスシキ」(アニメ「薬屋のひとりごと」第2期第2クールのオープニングテーマ)のMV(ミュージックビデオ)撮影エピソードを語りました。


Mrs. GREEN APPLE大森元貴



大森:今夜は僕達の新曲「クスシキ」のMVについて話していきたいと思います! 前回はレコーディングなどの裏話をしていきましたけども。

ありがたいことに、生徒のみんなからMVに関する書き込みがたくさん届いているとのことで。今日はみんなのメッセージを読みながら、改めて「クスシキ」のMVについてお話をしていこうと思います! ということで、時間の限りチェックしていきましょう!

<リスナーからのメッセージ>
クスシキのMV観ました! 大森先生のメイクが左右で異なっていたり、時計の歯車が場面によって違っていたりと、観れば観るほど発見があります。MVでの大森先生、若井先生、藤澤先生のモチーフは何ですか? また、大森先生のメイクが左右で違う理由を教えていただきたいです!(19歳)



<ミセスからのメッセージ>
大森:まず、大森先生が左右で違うのは骨格の話ですね! メイクさんと「ちょっと左右違くない?」みたいな話になったけど、「面白いし、いっか!」みたいな。たまたまではあるんですよね。りょうちゃん(藤澤)のモチーフって何でした?

藤澤:実は撮影する前に、ちゃんと裏設定みたいなものを作ってやりましたよね。それぞれ3人とも魔術を使える人たちではあるんだけれども、勢力というか、都のなかで司っているパワーが違うという設定でしたね!

大森:そう!

藤澤:僕は知力というか、政治を司っている設定でした。

大森:そうだね! 若井は切れ者というか、クールキャラ。僕は、赤いオーラで素手から出るっていう。でも、それぞれが主人公だよね!

藤澤:ね!


(写真左から)Mrs. GREEN APPLE藤澤涼架、大森元貴、若井滉斗



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4月21日(月)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 4月29日(火・祝)AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:こもり校長(小森隼・GENERATIONS from EXILE TRIBE)、アンジー教頭(アンジェリーナ1/3・Gacharic Spin)
放送日時:月曜~木曜 22:00~23:55/金曜 22:00~22:55
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/lock/

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