初のジャパン・ツアーを終えた台湾の4人組バンド・Shallow Levéeにインタビュー!
堂軒(ドラム)、依玲(ヴォーカル/ギター)、方博(ベース)、紅茶(ギター)、岡村有里子
ラジオ日本で放送中の『MUSIC DELIGHT』(毎週金曜日23時30分~24時00分)では、11月22日の放送で、台湾・高雄出身のオルタナティブ・フォークバンド、Shallow Levée(淺堤)へのインタビューをお届けする。DJは岡村有里子。
中国語と台湾語で創作を行い、台湾ならではの情景が浮かぶポップソングが国内外で高い評価を得ているShallow Levée(シャロウ・レヴィー)。これまでに2枚のEP、2枚のアルバムを発表し、台湾の様々な音楽アワードでのノミネート経験や、積極的なライヴ活動などで確実にキャリアを重ねている。10月には初のベスト盤をリリースし、それに伴う初のジャパン・ツアーが開催された。
番組では、ジャパン・ツアーの感想、様々な国でライヴを行って感じたことや、曲作り、台湾語で歌詞を書くこと、新作についても伺う。
※該当回の聴取期間は終了しました。
「“愛情のバトンパス”という感じですかね」モデル・文筆家の浜島直子が息子に毎日言い続けている「2つの言葉」とは?
山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組
「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」(毎週月曜~木曜13:00~14:55)。今回の放送は、モデルで文筆家の浜島直子(はまじま・なおこ)さんが登場! 3月27日(木)に発売した3冊目のエッセイ集「キドアイラク譚」(扶桑社)について伺いました。
(左から)パーソナリティの山崎怜奈、浜島直子さん
◆“衣食住”ではまったく書けずに…
れなち:エッセイ集「キドアイラク譚」は、浜島さんが日常のなかで感じた喜怒哀楽のエピソードが綴られていますが、“喜怒哀楽で章をわける”って珍しいなと思いました。
浜島:最初は喜怒哀楽じゃなくて“衣食住”で書こうと思っていたんです。だけど、不思議なことに(衣食住では)まったく書けなかったんですよ(苦笑)。最初の“喜”のパートで、私が東京に出るときに母が持たせてくれた計量カップの話を書いているんですけど、それを“食”で書こうと思ったら眠っているみたいに頭がまったく働かなくて。それで、苦肉の策で編集の方に「喜怒哀楽に変更したい」とお願いしました。
れなち:あとは、お子さんとのお話とか、日々のなかで見落としがちなエピソードも載っていますね。
浜島:作業しているうちに、日常のくだらないエピソードをどのジャンルにわけるか、という整理整頓がすごくできたというか。例えば、夜中に息子が嘔吐した話を最初“哀”で書こうと思ったんですけど、これは楽しく書こうと思ってわざと“楽”で書いたりして(笑)。なので、“怒”のエピソードも“楽”になるし、逆に“喜”や“楽”をしんみりしたエピソードにできたり、書き方によって全然違うなと思って楽しかったです。
◆息子に毎日かける「2つの言葉」
れなち:私が本のなかで一番いいなと思ったのは、毎日、息子さんにおまじないのようにかけている言葉があって、それが「あなたは世界一のラッキーボーイだよ」と「あなたは私の自慢の子だよ」。これを心のなかで思っていても本人に伝えない人も多いと思うんです。
浜島:私自身、北海道からモデルとして1人で東京に出てきたときに、すごく寂しい思いをしながら“でも負けないぞ!”という気持ちで撮影に挑んでいて。そのなかで、おばあちゃんが毎月、私が載った雑誌の発売日に電話をくれて、電話を切る前に「私の自慢の孫だよ」と必ず言ってくれて、それが本当にうれしかったんです。今もその言葉がお守りになっていますし、“おばあちゃんが悲しむようなことはしないようにしよう!”という私の指針になっています。
れなち:その言葉を今は息子さんに言っているのですね。
浜島:“愛情のバトンパス”という感じですかね。
れなち:この本を読んで、愛があっても思っているだけじゃダメですし、伝えることをなまけちゃダメだなと思いました。
浜島:「大好きだよ」とかは照れくさくて言えなくても、「ごめんね」や「ありがとう」だったら言いやすいですよね。私は今年で結婚26年目になるんですけど、それでも「ごめんね」と「ありがとう」はさぼらないように言い続けようと思っています。
れなち:素敵! 本当に私も人生の指針にしようと思いました。
<番組概要>
番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時:毎週月~木曜 13:00~14:55
パーソナリティ:山崎怜奈