「対立している場合か」千葉県知事選で無所属現職が再戦した意味とは?
3月17日(月) 寺島尚正アナウンサーがパーソナリティを務めるラジオ番組『おはよう寺ちゃん』(文化放送・月曜日~金曜日 午前5時00分~9時00分)が放送。月曜コメンテーターで経済評論家の上念司氏と、千葉県知事選挙について意見を交わした。
「政治家は仕事をしろということ」
寺島アナ「千葉県知事選挙はきのう投開票が行われ、無所属の熊谷俊人氏が新人3人を破り再選を果たしました。熊谷氏は自民党、立憲民主党、日本維新の会、国民民主党、公明党の県の組織から支援を受けました。市町村との連携強化など一期目の実績をアピールして、成田空港の機能強化を踏まえた企業誘致活動の推進などを訴え支持を集めました。他に立候補したのは、無所属で共産党推薦のジャーナリスト、小倉正行氏。政治団体「つばさの党」代表で「政治団体Q」の黒川敦彦氏。政治団体「NHKから国民を守る党」の党首、立花孝志氏。選挙期間中、立花氏が兵庫県で街頭演説をするなど異例の展開を見せました。千葉県知事選の結果を上念さんはどうご覧になりますか」
上念「熊谷さんは圧勝でしたね。おめでとうございます。知らない人でもないというか一回お食事をしたことがあります。熊谷さんを応援してる県議の田沼さんもよく知ってる人なので、よかったなと思います。結局、(熊谷氏に与野党が)相乗りしたのは対立候補を立てても勝てないからですよね。多分、今の日本人の気持ちとして、しょうもないイデオロギーで対立している場合かと。政治家は仕事をしろ、ということじゃないんですか。共産党が一応、対抗馬を立てましたけども、一桁違いですから話にならないわけですよね。あと、立花さんは7万票も取ったのはすごいなと思いますが」
寺島「79,060票」
上念「ただ、熊谷さんの1/20ぐらいしか取れてないですから」
寺島「熊谷さんが140万4,905票」
上念「圧勝ですね。頑張っていただきたいなと思うんですよね」