【西武】平沢大河選手インタビュー レギュラー獲得に向けて「何とか自分のアピールポイントを出せれば」


3月11日のライオンズエクスプレスでは、埼玉西武ライオンズの平沢大河選手にインタビューした模様を放送した。アピールポイントについて訊いた。

――昨年はロッテで1軍の出場がありませんでしたが、そういった形で移籍して非常に大きなチャンスを得たと思います。そのあたりどう感じていますか?
平沢「チャンスというか、レギュラーが決まっていないですし、アピールできれば1軍に残れるかなと思っているので、まずは僕自身のアピールポイントをしっかりと首脳陣に見せることができればなと思っています」

――鳥越(裕介、ヘッド)コーチはロッテで一緒にやりましたか?
平沢「やっています」

――立花(義家、打撃コーチ)さんは?
平沢「立花さんも1年目のとき打撃コーチで一緒にやっています」

――立花さんとは何か話はされましたか?
平沢「そうですね。『1年目のときよりはだいぶ力強くなっているね』と言ってもらいました」

――チームの中でセカンドのレギュラーが空いているのかなというところがあります。それも踏まえてご自身の強み、セールスポイントはどういったところだと思いますか?
平沢「バッティングでいうと選球眼がいいというか、打率よりは出塁率が高いという感じは僕の中ではあります。西武にあまりいないタイプのバッターだと思うので、そこはセールスポイントとしてアピールできればなと思っています」

――確かに2018年は1軍で打率.213、出塁率.308。昨年はイースタン・リーグですが出塁率.389という結果です。すごい数字ですね?
平沢「2ストライクからも何とか粘って、何とか食らいついている結果かなと思っています」

――2023年のイースタン・リーグでは、出塁率.412ということで、2打席に1回は大体塁に出ているという計算です。これだけ出塁率が高く、フォアボールをたくさんゲットできているその極意はどのあたりにあるのですか?
平沢「低めのボールを我慢することですかね。追い込まれたら低めの変化球が多いので、そこを何とか我慢できるようにということは意識してやっています」

――西武ライオンズの中には今いないタイプかもしれません。そういうあたりをアピールしていくのには何が必要になってくると思いますか?
平沢「結局は実戦で結果を出せるかどうかなので、これから対外試合や練習試合も含めて、何とか自分のアピールポイントを出せればなと思っています」

※インタビュアー:文化放送・長谷川太アナウンサー

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新浜レオン“野球少年”から演歌の道へ…「若い人にも演歌・歌謡を聴いてもらいたい」演歌歌手を志した当時を振り返る

アーティストの「こっちのけんと」がパーソナリティをつとめるTOKYO FM のラジオ番組「G-SHOCK presents THE MOMENT」(毎週金曜17:00~17:25)。さまざまなゲストをお迎えし、生まれてからこれまでの時間のなかで、人の心に刻まれている「人生が変わった瞬間」=“MOMENT(モーメント) を探ります。

2月28日(金)と3月7日(金)の放送では、新浜レオンさんが出演。この記事では3月7日(金)の放送の模様をお届けします。大学生時代に出場した「ミスター大東コンテスト」での歌唱エピソードなどについて語りました。


新浜レオンさん、こっちのけんと



1996年生まれ、千葉県出身の新浜さん。2019年にシングル「離さない 離さない」でデビュー。「第61回日本レコード大賞」新人賞を受賞し、翌年は「第34回 日本ゴールドディスク大賞」ベスト・演歌/歌謡曲・ニューアーティストに輝きます。他にも、サンリオとコラボキャラクターを制作するなど幅広く活動。2024年は、木梨憲武さんがプロデュース、所ジョージさんが作詞作曲を手がけた楽曲「全てあげよう」が大ヒット。同年の「第75回NHK紅白歌合戦」にも出演しました。



――この番組では、ゲストの方の人生が変わった瞬間“モーメント”を伺っていきます。新浜さんの1つ目のモーメントは「野球を始めて、あだ名が『変更』になる、2つ目のモーメント「野球部のキャプテンになる」でした。3つ目のモーメントは?

◆昭和の演歌歌手を目指した大学生時代

こっちのけんと:先週は小学生の頃のあだ名のお話から、高校で野球部のキャプテンになった話などを伺いました。それでは、新浜レオンさんの人生が変わった瞬間、3つ目のモーメントは何でしょうか?

新浜:「大学3年生 『ミスター大東コンテスト』でグランプリ獲得」!

こっちのけんと:大東文化大学のミスター大東コンテストでグランプリをとったということですが、どういったきっかけで応募したんですか?

新浜:そもそも、自分は自身の容姿に自信がなかったんですね。体重の話で言うと、大学3年生の頃のほうが今より25kgぐらい多いんですよ。

こっちのけんと:そうなんですか!?

新浜:趣味が筋トレで、当時の自分は「男は体がでかくて色黒で、刈り上げだろ!」と思っていたんです(笑)。

こっちのけんと:真っすぐだったんですね(笑)。

新浜:高校3年生で野球を引退したときから、「演歌・歌謡曲の世界で歌手になりたい」と志していました。そこから、「一体どんな演歌歌手になりたいのか」という自己プロデュースしていたんです。

こっちのけんと:素晴らしい。

新浜:当時、演歌歌手だけど茶髪にしていたり、ピアスを開けていたりと、それまでとは違う雰囲気の若手が続々と出てきていました。それを大学生時代の僕は冷静に見ていたんです。

こっちのけんと:なるほど!

新浜:「このままだと埋もれちゃう!」と思って、目立つためにいろいろ考えました。せっかく野球をやっていたし、体も大きいので山本譲二さん、いわゆる原点の演歌歌手を(目指そうとしました)。ザ・昭和というか、色も黒くて髪も短い、ガチっとして刈り上げて、スーツでネクタイをビシっとして歌う演歌歌手。これだなと思いました。黒のイメージのかっこいい感じで演歌に行ったら、逆に目立つのではと思ったんです。

こっちのけんと:めっちゃいいですね。

新浜:ミスター大東のコンテストには、「若い人にも演歌・歌謡を聴かせたい」という気持ちで出場しました。僕が小さい頃から父は演歌歌手だったのですが、「いい曲があるのに、演歌というだけで聴かれないのは悔しいな」って思いながら生きてきたんです。ミスターコンテストに出れば、自己PRコーナーで若い人たちの前で演歌・歌謡を歌えると思ったんです。

こっちのけんと:なるほど!

新浜:審査員はみんな学生だったので、歌えるチャンスがあると思って出場しました。自己PRコーナーでは、森田公一とトップギャランの「青春時代」を歌いました。

こっちのけんと:おお! 昭和も昭和の曲ですね。これを伝えたいという思いがあった?

新浜:はい。歌いながら会場を歩いて握手するシーンがけっこうあったのですが、それを学生の前でやったらどうなるのかと考えました。ある種の挑戦です。イントロが流れて階段を降りたら、周りはざわめきました。

こっちのけんと:キャーってよりは「なに? なに?」って感じですよね(笑)。

新浜:学生と握手しながら歩きました。そうしたらけっこう盛り上がって、グランプリをいただいたんです。

こっちのけんと:すごい!

新浜:そのときに、聴いてもらえたら「歌謡曲もいいね」と言ってもらえるんだと思いましたし、ある種の自信にもなりました。調べると当時の写真っていっぱい出てくるんですけど、出さないでほしい(笑)。

こっちのけんと:これはこれでかっこいいですよ!

<番組概要>
番組名:G-SHOCK presents THE MOMENT
放送日時:毎週金曜 17:00~17:25
パーソナリティ:こっちのけんと
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/moment/

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