フードバンクがコメ不足で深刻な状況に……大竹まことやはるな愛がコメント

4月3日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)は、コメ不足や備蓄米の問題について取り上げた。
番組では毎日新聞の記事を中心に紹介。
コメ不足が深刻化する中、フードバンクもコメ不足に悩まされているという。子ども食堂への支援もままならない状況だ。
大竹まこと「巷では相変わらず、コメは高い金額で止まってるよね。どこにこの被害が行くのかって言ったら、思った通り一番弱いところに集中してきたわけだよね。フードバンクにコメがないとか。寄付で保っていたのが届かなかったり。お弁当作って配るのも滞ってくるね」
はるな愛「(フードバンクの人の)子どもたちにお腹いっぱい食べてもらいたいって想いが全然届かないんですね……」
また子ども食堂以外にも、外国人や生活困窮者への支援も難しくなりつつある。
農林水産省は、フードバンクへの政府備蓄米の無償交付をスタートさせている。しかしこの対象となるのは、あくまで食育に関わるフードバンクのみ。
福祉目的のフードバンクではそもそも交付がされないのではないかと、申請そのものを諦めるフードバンクも多いという。
この日のスタジオでは、「お米もあるところにはあるだろうに」と嘆く声も上がっていた。
辛口トークでトレンド入りも。高市早苗議員の現在
ニュースキャスターの長野智子がパーソナリティを務める「長野智子アップデート」(文化放送・月曜日~金曜日15時30分~17時)、4月10日の放送にノンフィクション作家の常井健一が出演。昨年、自民党総裁選で石破茂現首相と決選投票まで争った、高市早苗議員の現在について解説した。
長野智子「(高市早苗議員について)最近、関税関連でニュースに出られたり、お顔を拝見したりしています。いまは具体的にどんなことをされているんですか?」
常井健一「総裁選の直後に石破さんから党執行部入りを打診されて断った、という話がありました。その後も大臣ではなく、党の役職にも就いていない。一兵卒です。でも国会のない平日夜、週末などは地方の自民党支部を後援していることが多くて。全国行脚しているんですね。夏の参院選、都議選に向けた応援という意味合いもありますが、ざっと見る限り旧安倍派と麻生派が多いので、昨年の総裁選の御礼を兼ねてまわっている、という感じです」
長野「はい」
常井「一方で一兵卒とはいえ政策立案のほうで地味に存在感を発揮しているんですね。主要な役職ではないんですが、自民党の治安テロサイバー犯罪対策調査会の会長をしていて。何をしているかというと闇バイト対策、トクリュウ対策。一昨日、衆議院で可決された能動的サイバー防御関連法案も高市さんが6年越しで関わっていました」
長野「ほう」
常井「憲法が保障する通信の秘密が問題になっていて、今後、参議院でももっと議論を深める必要がある。あの法案は自公だけでなく立憲、国民、維新と野党の賛同も得て、けっこうキレイなかたちで仕上げたんですね。きょう高市さんを取り上げることも、関東のリスナーさんには唐突感があると思うんですけど(笑)」
長野「ええ(笑)」
常井「関西では先日、ABCテレビの『(教えて!ニュースライブ)正義のミカタ』という番組で、久しぶりにテレビ出演を果たして。それがすごくバズったんです」
長野「へえ~!」
常井「その番組、けっこうバラエティ色が豊かで。芸人さんとやりとりするんですけど、高市さんは総裁選で負けたときの青いジャケットを着ていて。奈良弁で。辛口トークで、X(Twitter)のトレンド入りもしたという」
長野「どんなことをしゃべったんですか?」
常井「発言を1つ1つ挙げると時間がかかるので控えますけど、商品券問題の話、積極財政派として財務省批判。石破外交への不満。関西ローカルなのをいいことに高市さん、かなりぶっちゃけた批判をしていたんです」
長野「なるほど」
常井「関西にしか流れないかと思いきや、いまスポーツ新聞やネットニュースって、テレビの発言をすぐ記事にするじゃないですか。それでバズったという」
長野「そういうことでしたか」
常井「なぜそんなにバズったかというと、世の中の保守回帰や高市さん人気というわけではなく。いま石破政権に対するモヤモヤを言語化してくれる人間が、やっと自民党の中から出てきたからでは、と思っています」