ひょっこりはん登場!「大竹まこと ゴールデンラジオ」

「"面白い"けれど"真剣に"、"くだらない"けれど"正直に"」
文化放送がお送りする平日帯の昼ワイド番組(13時~15時半)「大竹まこと ゴールデンラジオ!」。
パートナーやゲストによって番組カラーが変わる本番組は、報道、時事からバラエティまで広くカバー!

13時35分ごろからは「大竹サテライト」!
文化放送1Fのサテライトプラスから、街行くあなたにインタビュー!
曜日ごとのレポーターが、いろんな手段で本音を引き出しています。


そんな大竹サテライトから、今回は11月26日(月)の模様をお届け!

月曜レポーターはお笑い女性コンビ・ガンバレルーヤですが、ガンバレルーヤ・よしこがお休みのため、ピンチヒッターでNSC同期の「ひょっこりはん」がオープニングから登場!
ガンバレルーヤ・まひる&今年一番ヒットした芸人・ひょっこりはんの生レポートはいかに……!

ひょっこりはん、オープニングから登場!

オープニングはまずは名乗りから!
大竹まこと、パートナーの倉田真由美、アシスタントの太田英明と進み、ガンバレルーヤ・まひるが名乗ると大竹から「なんかマッシュルームカットの僕が一番嫌いな髪形のやつがいるけど(笑)」と。

その瞬間、「いやっほーー!ひょっこりはんだよーー!」との元気な声が!
それを受け、大竹が“変なおじさん”風に「なんだつみは。ラジオだぞ。画像がなくてどうすんだー?」とおどけると、爆笑の一同。

ひょっこりはんが「想像力を働かせてください! ひょっこりしながら喋ってるんじゃないか、とか!」と返すと、大竹から「じゃあ想像させてくれ」とネタの要望!

ひょっこりはん定番の音楽が流れ、スタジオの小さなホワイトボードの後ろから「はい、ひょっこりはん!」。
大竹は「だーかーらー、説明したっておもしろくもなんともないじゃないか」と厳しいツッコミ……!

この間、ピンチヒッターで来てもらった立場のまひるのフォローはいっさいなし!
それを指摘されたまひるは「無視しちゃう癖があって…すみません」と本気の謝罪をするも、ちゃっかり笑いをとっていました。

その後、「ひょっこりはんは元々正統派漫才をやっていた」という話から「今のネタを始めたきっかけ」の話、「ひょっこりはんは脇の毛がない」という話など、終始スタジオは明るい雰囲気で進みました。

今すぐオープニングを聴く!

ついにレポートへ!

中継が始まるとひょっこりはんがいない……?
思わず倉田真由美が「ちょっとちょっと! まひるちゃんだけ!?」と聞くと、まひるから「ミュージックスタート!」が!

柱の影から「はい、ひょっこりはん!」を決めると「決まった~ひょっこりが。どうでした?ナイスひょっこり~!」といつものテンション!
まひるも「まさかあの柱から……!」と盛り上がりますが、スタジオの大竹まことが「なんにもわかんない(笑)」としっかりツッコミをしてくれました。

その後の中継レポートでは、50代と70代の母娘にインタビュー。
「健康に笑って暮らしたい」という母娘に、まひるが「ひょっこりはん、そんな二人に爆笑のアドバイスをお願いします」と無茶振り!
すると、ひょっこりはんは「ひょっこりはんの出ている番組をリピート録画で見ることをお勧めします」と回答、周囲には本格的な冬を感じさせる風がふいていました……。

 

中継を聴くには下記URLへアクセス!
http://radiko.jp/share/?sid=QRR&t=20181126134258

大竹まこと ゴールデンラジオ!
放送局:文化放送
放送日時:毎週月曜~金曜 13時00分~15時30分
出演者:大竹まこと、パートナー:(月)倉田真由美、(火)はるな愛、(水)壇蜜、(木)光浦靖子、(金)室井佑月、中継レポーター(月)ガンバレルーヤ、(火)タブレット純、(水)いとうあさこ、(木)カミナリ、(金)ラバーガール、アシスタント:太田英明
番組ホームページ
公式X

■番組紹介
"面白い"けれど"真剣に"、"くだらない"けれど"正直に"。

価値観の急激な変化が迫られている今。
様々な歪みが生じ、いろいろな事件、難解な問題が日々起こっています。
高齢者対策、団塊の世代の今後、少年犯罪、少子化、・・・、細部では、コミュニケーションから生じる様々な事件、コンプライアンスやモラルの問題、日本のあり方まで。

本当に大事なことは、"今"、"時代"に注目してゆき、個人がいろいろな問題に疑問を持ち、考え、行動する事です。

「大竹まことゴールデンラジオ!」は、"大竹まこと同世代"を中心に、全世代の男女に向けてお送りします。
厳しい時代に、"頑張って生きている人たち"を応援し、番組を通じて楽しいこと、素敵に生きることを提案、日々変化するニュースを扱いながら、エンタテインメントの心を忘れずに、"筋"の通った本気の発言をしてゆきます。

※該当回の聴取期間は終了しました。

亡き夫からバトン受け継ぎ叶えた夢「EVのハーレー」

桜から新緑の季節、ツーリングにはたまらないシーズンがやってきました。なかでも、バイク好きの方にとっての憧れといえば、「ハーレーダビッドソン」! 人生で一度は乗ってみたいと思う方もいることでしょう。

今回は、この「ハーレー」のEV(電動)化に成功した、あるご夫婦のお話です。

上野悠子さん

それぞれの朝は、それぞれの物語を連れてやってきます。

栃木県宇都宮市の郊外に、「ハイフィールド」というバイクのカスタムショップがあります。代表の上野悠子さんは、1978年生まれの46歳。2018年に結ばれたご主人の誠さんが開いたお店を受け継ぎました。

アメリカンカルチャーが好きだった誠さんは、「ハーレー」を取り扱うお店に勤めた後、20年ほど前に独立して、27歳のときに「ハイフィールド」を開きました。“カッコいいバイク”にこだわって、一時は海外での事業展開も進め、東南アジアと日本を行ったり来たりしながら、こんな夢を語っていました。

「アジアの国々を見ていると、日本のバイクも、今に電気の時代が来る。タバコだって、煙をもくもく上げて吸っていたのが、すっかり電子タバコになっただろう。きっと、同じことがガソリンエンジンでも起こるから、ハーレーをEV化したいんだ!」

しかし、まちの小さなバイク屋さんには、技術もお金もありません。誠さんは、サポートしてくれるパートナーを探して、全国を走り回りました。

そして、横浜の自動車技術会社と繋がり、経済産業省の補助金の存在を知ります。ちょうどお店も移転して、『さあ、これから』という時に誠さんは体の不調を訴えました。

バイクのカスタムショップ「ハイフィールド」

「じつはずっと胃がムカムカするんだ。東南アジアで辛いものばかり食べていたからかな」

大きな病院で告げられた病名は「胃がん」、それもステージ4でした。

「ステージ4だって、3年生きた人もいるというじゃないか。俺の体、あと3年持ってくれ。そうすれば絶対、ハーレーをEVにできる!」

誠さんはそう言って、つらい抗がん剤治療を受けながら、仕事を続けました。2022年8月には、経済産業省に補助金の申請を行って、資金調達に望みをかけます。

でも、その年の11月、誠さんは病状が急変、力尽きました。まだ43歳の若さでした。

誠さんの葬儀が終わると、奥様の悠子さんは、ご縁のあった方々を一人ひとり訪ねました。行く先々で誠さんが愛され、ハーレーのEV化に強い意欲を持っていたことを知ります。

そんな悠子さんのもとへ、経済産業省から「補助金採択」の知らせが届きました。事情を知った事務局の方からは辞退を勧められましたが、悠子さんは迷いませんでした。

上野悠子さん

「彼がずっとやりたかったハーレーのEV化、やれるところまでやってみます!」

思い切って一歩を踏み出した悠子さんですが、実はバイクの免許も持っていなければ、車体の仕組みも知りませんでした。まず『バイクに乗る人の気持ちを知ろう』と教習所へ通って、普通二輪の免許を取ります。バイクの仕組みについても、お店のスタッフの方に1から教えてもらいました。

ただ、肝心のEV化した「ハーレー」の設計図は、誠さんの頭の中にしかありませんでした。悠子さんは、改めて取引のあった人を訪ねて、誠さんとどんなことを話したのか、手掛かりを求めて、少しずつ聞き取り調査を進めて、概要を把握していきます。すると、エンジンをモーターに置き換えることで話が進んでいたことが分かってきました。

とはいえ、単純にエンジンをモーターに置き換えてしまうと、排気管やギア操作など、バイクが好きな皆さんのこだわりの多くが失われてしまいます。デザイン、配置、安全性、操作性、重量など、試作を繰り返すたび、空にいる誠さんに「これでいいの?」と問いかけますが……、もちろん、返事はありません。

『そうか、彼はこの決断、決定を、毎日毎日1人で繰り返していたんだ』

いつしかそう思えるようになった悠子さんは、苦しい気持ちが、次第に誠さんへのより強い尊敬の気持ちに変わっていきました。

EV化したハーレー(画像提供:株式会社チームハイフィールド)

そして数々の苦労を乗り越えて、2024年2月、ついにEV化した「ハーレー」が完成。長年、誠さんと仕事をしてきたスタッフも「これは面白い」と太鼓判を押してくれました。

面白い理由、それはズバリ「音」です。EV化であのエンジンの爆音は無くなり、ほぼベルトとタイヤの音だけが響き渡ります。実際に走らせると、鳥の鳴き声や街の音が耳に入ってきて、とても楽しいという。そんなスタッフの方の言葉に自信を持った悠子さんは、こう話してくれました。

「静かなハーレーなんて……、とおっしゃる方は少なくありません。でも、いつか爆音を鳴らして、排気を撒きながら走ることがカッコ悪くなるかもしれない。その時の選択肢の一つとして、必要とされる日が来ると信じています」

大きな音と共に、自分だけの世界を楽しむツーリングから、風や音を感じて、周りの世界と繋がる楽しさも秘めたツーリングへ。上野誠さん・悠子さんが夫婦でつないで生まれた「EVのハーレー」は、もしかしたら、次の時代の“カッコいいバイク”になるかもしれません。

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