ロシア、報道規制強化…大谷昭宏「我々はロシアの中のかすかな声でも拾わなければいけない」

3月7日放送の「くにまるジャパン極」(文化放送)で、ウクライナに侵攻しているロシアが報道規制を強化していることについて、ジャーナリストの大谷昭宏​氏は厳しく批判した。

野村邦丸アナ「今、ロシアという国は報道統制、いやはっきり言います、言論統制です。少しでもロシアの政府に対して都合の悪いことを報じたりネットで書き込んだ場合、罪に問われる。とうとう、言論統制が始まりました。イギリスのBBC、アメリカのCNNもロシアの国内の放送をやめる。日本の放送関係や新聞社も報道は一旦停止することになる」

 

大谷「よく言われるように戦争は人の命を奪う前に、最初に自由に手をかけると言われています。簡単に言えば、まさに命と同時に言論を封殺していく。自分たちの悪いことを報道されたくないということは、やっぱり私はその戦争に正義はないんだという風に考えざるを得ない。それなりに理由があるとすればなぜ報道関係を締め出すのか?これでロシアの状況が全く伝わって来なくなる。ロシアの言い分は国営通信だけしか流れない」

 

さらにこう続ける。

 

大谷「一番大事なことは、ロシアの中でこの戦争はダメだと言ってデモをしている人がいるわけです。その方々の唯一の拠り所は海外のメディアがしっかりとそのことを伝えることだった。にも関わらずそこを封じられてしまうということになれば、その人たちにどんな弾圧を加えようとわからないわけです。まさにこの戦争は暗黒になってきたなという感じがするんですね。どうすれば治まるのか?本当に暗澹たる気持ちですね」

 

では、ロシアの報道統制が強化される中で海外のメディアができることはないのか?

 

大谷「ロシアに追い出されたとしても我々のメディアはなんとかロシアを監視していく方法はないのか?考えなければいけない。ナチスの弾圧でもポーランドなどいろんな国から地下発信のニュースが流れたわけです。どれだけ弾圧を受けてるのか?かすかな音でも聞こえてくる。ロシアの中からなんとかそういう声を引き出す努力を続けていくべきだと思います」

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ふぉ~ゆ~ 福田悠太 多くの人を惹きつけるその多才な魅力に迫る!

©RKBラジオ

毎月さまざまな分野で活躍するゲストを迎え、スタジオで本格米焼酎「白岳KAORU」を飲みながら語らうRKBラジオの番組『白岳KAORU研究所』(月曜20時~)。所長・川上政行と研究員・加藤淳也が、ゲストの魅力に迫ります。

5月のマンスリーゲストは、大人気4人組アイドルグループ「ふぉ~ゆ~」のメンバー、福田悠太さん。今回は主演舞台「午前0時のラジオ局 -満月のSAGA- 」のキャンペーンで福岡に来られた際に、研究所に遊びに来てくれました。

アイドル、歌手、俳優、タレントなど、様々な活動で人気を博している福田さん。インタビュー収録は終始、福田さんが放つ温かく和やかな雰囲気で進みました。5、6月に東京と佐賀で上演される本作品の公演を前に、今回舞台に関することは勿論、普段の生活が垣間見えるようなグルメのことや、共に活動されているメンバーとのエピソードなど、興味深いお話を聞いています。

柔らかな魅力が詰まったトークを、ぜひ白岳KAORUを飲みながらお楽しみください。


<テーマ>
5月5日(月祝)「思い出の場所」 (※野球中継のため、放送時間は中継終了後からとなります)
5月12日(月)「グルマン(食通)な一面」
5月19日(月)「癒しのすべ」
5月26日(月)「こだわり」

<番組概要>
■タイトル:『白岳KAORU研究所』
■放送日時:毎週月曜20時~20時15分
■出演:川上政行・加藤淳也
■ハッシュタグ:#白岳KAORU研究所

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