専門家が原油価格の先行きを解説!『マーケット・トレンドPLUS』

ラジオNIKKEI第1で毎週火曜日に放送中の『マーケット・トレンドPLUS』は、コモディティや日経平均先物などデリバティブ取引について専門家の眼で詳しく解説する番組です。6/21(火)放送では、エネルギーアナリスト・ポスト石油戦略研究所代表 大場紀章氏に原油価格の先行きについてお話を伺いました。
マイナス金利導入国であったスイスまでもが利上げに動き、世界の中央銀行がインフレ抑制に舵を切っています。緩和を維持しているのは日銀だけとなりましたが、先週の6月日銀の金融政策では大規模緩和維持が示されています。
しかし大場氏によると、海外投資家らは利上げは世界の潮流、日銀も程なくして引き締めに動くと考えているフシがあり、あとはそれが「いつ」になるかを探っているようだ、とのこと。確かに先週はヘッジファンド ブルーベイによる日本国債先物ショートが話題となりましたが、コモディティ市場においても、世界の中央銀行のタカ派シフトを織り込に行く形で投機玉の手仕舞いが広がったのかもしれません。
しかし、まだ景気後退による需要減で原油の需給が緩んだわけではありません。中長期的にみても「供給不安」が拭えないのです。
産油国である米国シェール生産は増加しているもののDUCと呼ばれる待機油井を食いつぶしているのが実情。
このペースでいくと来夏にはDUCもなくなってしまう計算だとか?なぜ新規投資が進まないのか?
大場氏に解説いただいています。
ぜひ詳しい内容はタイムフリーでお聴きください!
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