森泉、プロ級DIYの腕前は高校で学んだ?!
TBSラジオ「コシノジュンコ MASACA」毎週日曜夕方5時から放送中!
2020年12月20日(日)放送
森泉さん(part 2)
1982年東京都港区生まれ。ファッションデザイナーの森英恵を祖母に、株式会社ハナヱモリ元社長の森顕を父に、イタリア系アメリカ人の元ファッションモデルの森パメラを母にもつファッション一家。2002年、19歳でモデルデビュー。日本ファッションエディターズクラブ主宰の第48回FCEモデル・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。現在はバラエティ番組などで活躍中です。

出水:慶應義塾幼稚舎・中等部の後、アメリカに留学しましたが、きっかけは何だったんでしょう?
森:うちのお父さんの教育方針で、義務教育までは日本でやってほしい、その後どうしたいかは自分で決める。お兄ちゃんのときからそういう流れになってて、高校生になるとあまり家にいたくないし、反抗期だし(笑)海外に行きたい!っていうのもあって。
JK:お母様アメリカ人だし、早いうちからアメリカに行ってよかったわね。若いからえいっ!って。大人になるといろいろ考えちゃうし。
森:そうですね、若いうちのほうが馴染みやすいかもしれないですね。
出水:アメリカの学校で一番の思い出はなんですか?
森:なんだろうな~、私が行った学校は寮生活だったんですけど、本当に不思議な学校で・・・自分で食べるものは自分で育てる、とか。自給自足まではいかないですけど、基本的にはそういうのに力を入れていて、あとはアートにも力を入れてたので、いろんなアートを体験させてもらいました。それに牧場があるんですよ! 牛がいて、本当に学校で乳しぼりをしてミルクを飲む。
JK:あら、じゃあ牛も飼えばいいじゃない(^^) そんなにいろんな体験、学校じゃなかなかできないわよ。
森:豚も小さいうちから可愛がって、どんどん大きくなったらある日いなくなってて、冷蔵庫を開けるとぶらさがってたり(^^;)
JK:かわいそう!
森:そうなんです! だけど、そういうことなんだなあって。本当にありがたくいただかないと、と思ったり。今は多いですけど、学校にはベジタリアンやビーガンも結構いて、動物から出るものは一切食べない。ふだん自分の周りにいない人たちと会うっていう・・・。
出水:若い時からいろんな価値観に出会うことができて、世界も広がって、いい体験でしたね!
森:いろんな人がいるな、この地球は! 楽しいなっていうのがあって。腋毛を剃らない女の子もいて、すっごい長いんですよ!! 腋毛ってこんなに伸びるんだ!って(笑)
JK:えっ? 三つ編みなんかして?
出水:三つ編みって(^^;)
森:できると思う! 本当に面白い人たちがたくさんいました。ニューヨークから来たセレブっぽい感じの子もいたり。本当にいろんな子が混ざってる学校だったので楽しかったですね。
JK:パリは? 森先生がオートクチュールやってるから行ったりしたの?
森:そうですね。ママ森と1か月ぐらい一緒に住んで、ショウの準備を手伝ったり・・・まぁ手伝えてはいなかったですけど、すごいお針子さんと交じっていろいろ教えてもらったり。ママ森が朝ごはんを作ってくれるんですよ。そうすると16種類! イチゴが2個、小魚を焼いたのが3匹、アーモンド3粒とか・・・その時によっていろんな種類が出てきて、コーヒーと一緒に食べてたのを覚えてます。
JK:すっごい健康的ですね。今も見習ってやってますか?
森:いや、なかなかできない! でもその時寮生活で不規則で、ちょっと太り気味だったし、だから一緒に生活しているうちにみるみる痩せて、肌の調子もよくなったり。ものすごく大事なんだなって思いました。

出水:実はアルバイトもしたことがあるんですよね?
森:怒られちゃうかもしれない(笑)いろいろやってみたいという好奇心があったので、コーヒーショップとか、歯科助士とか・・・あとお菓子を包むのとかもやったりしてたんですけど、あんまり長続きせず(^^;)1週間ぐらいで飽きちゃう。
JK:でも1回やってみたいのね。でもなんで大工作業が好きなの? いつもTVで見て、すごいわあって。本気でやってるでしょ、高いところにはしごをかけて天井にのぼったり。
出水:そう、DIYの腕前はプロ級ですよね、やり始めたきっかけは?
森:小さいころからうちのお母さんがペンキしたり、家を直したりしている姿を見てたので。うちは真っ白だったんですけど、朝起きたら全部オレンジ色になってたり(^^)
JK;えっ、朝起きたらってことは夜中じゅう塗ってたってこと?
森:そう! 角っこでママが色を塗ってて、「飽きちゃったからペンキで替えたの」とか言って(笑)「ちょっとハッピーになるでしょ?」とか言って塗ってたのを見てたり。私の部屋もピンク色だったんですけど、中学生になってピンクやだなと思ったら、一緒に塗り替えたり、ベッドの天蓋を作ってくれたり。
JK:お母様の影響大きいですね。
森:どちらかというと、自分でできることは自分でやってました。そしたら、高校でも「自分の学校を直そう」という日があって。
JK:へぇ~!!
森:自分たちで色を塗ったり、傷んでるところを直したり。多分そこで本格的にドライバーの使い方を習ったのかなと思います。
出水:ご自身が作ったもので一番気に入っているのは何ですか?
森:なんだろうな~?ベッドにのぼる階段。ワンちゃんはベッドが高すぎて、高齢になると跳べなくなっちゃうので、のぼりやすいように階段を作ったんですよ。部屋のインテリアに合う色にしたり、ステップもワンちゃんに合うように作れるので、結構愛用してるかな。
JK:いいですね、見てみたい! 最近ペットのお洋服とかはたくさんあるけど、そういう住まいの部分はあんまりないじゃないですか。
森:そうですね、最近増えてはきたんですけど、やっぱり色が偏ってたり、ラブリーすぎて浮いちゃったり。自分で作ると、失敗しても結構愛着が沸いたり、思い出にもなるので、長く使えるという意味ではいいと思いますね。
出水:自分で作るときに、インテリアってセンスが問われるので選び方が難しいと思うんですけど、泉さんが参考にしているものってありますか?
森:やっぱりインテリアの雑誌は見ますね。今はネットで特集が見れたりするので。そうすると、見れば見るほど自分のお気に入りが明確になってくるので。私がおすすめしたいのは、例えばそれこそベッドルームの背景の壁を、好きな色に塗ったり壁紙を張ったりすると、人って好きな色を見るとハッピーになるんですよ。
JK:布を張るのもいいですよね。キルティングとか、ほっとする感じで。
森:いいですね、温かみも出て。部屋に入ってくるときは目に入るけど、寝てるときは見えないじゃないですか。朝起きて出るときにちょっと目に入るぐらいなので、あんまり飽きない。今だと壁紙の上から塗れるペンキもありますし、賃貸だと張って剥がせる壁紙もありますので、やりやすくなってるかなあ。
JK:そういうショップがあるとすぐ行っちゃうでしょ?
森:行きます(^^)
JK:私もそう! なかなか自分ではやれないけど、つい見に行っちゃう。やっぱり家をどうするかっていうのは理想ですよね。

JK:泉ちゃん、人生でマサカ最悪!っていうのと、マサカ最高!っていうのある?
森:ちょっと前なんですけど・・・私ニワトリを飼ってて、毎朝卵を産んでくれるんですよ。毎朝娘と一緒に卵を獲りに行くのが日課なんですけど、それを旦那が料理してくれるんです。そしたら1個大きめの卵があったので、コンコンッて割ったら、三つ子ちゃんだったんです!
JK:すごい! 黄身が3つもあるの?! じゃあちょうど3人分ね! よく考えて生んだのね(笑)
森:ハハハ! そうか、考えてくれたんだ!
JK:もう、そのニワトリ食べれないわね。
森:食べないですよ(# ゚Д゚)!!
JK:鶏料理食べるのも大変ね(笑)
出水:2020年も残りわずか、新しい年がやってきますが、来年の目標はありますか?
森:娘もだんだん大きくなってきてるので、思い出を一緒にいっぱい作れたらいいなと。今年はあんまりお出かけできなかったので、来年はいろんなところに行ったり。昔は海外に行ってたんですけど、日本もすごくいい田舎がいっぱいあるので、そういうところに行ってみたいな。
JK:本当そう思う。外国はさんざん行ったでしょ? 今はやっぱり日本のいいところに行くチャンスですね。お子さんに日本のいいところを見せてあげるって大切。絶対忘れないから。
出水:ちなみに、旅行の間ペットちゃんたちはどうしてるんですか?
森:えっと、旦那のお義父さんが見てくれるんですよ(^^)
JK:うまくできてるわね! ごはん作りも大変ね、〇〇ちゃんにはこれってちゃんと書いとかないと。この子はベジタリアンだからとか(笑)

=OA楽曲=
M1. One Vision / Queen