山口智充さん『演じることが元々大好きで!今も1人で車に乗ると…』

TBSラジオ『要 潤のMagic Hour』毎週土曜17時から放送中!

9月9日(土)放送後記

今月のゲストは、山口智充さん。

最上階10階にある 『エグゼクティブ オーシャンビュー テラス スイート 1007号室』で東京湾を眺めながら、お話伺っています。

また、今月は、海外出張中の近藤夏子アナウンサーに代わり 出水麻衣アナウンサーがアシスタントを担当してくれています。

役者としても活躍『自分をゼロに出来ない(笑)』

ミュージシャンを目指し、芸能界デビューをされた山口さん。
芸人としてはもちろんですが、 現在では、朝ドラや大河ドラマなどにも出演され、俳優としても大活躍されています。

元々、遊びの延長で演じることが大好きだったそう。
学生時代は、複数人の先生をモノマネすることで 友人たちだけでなく、先生方も笑わせていたのだとか!

要「でもドラマだと、セリフを覚えるじゃないですか?バラエティだと、そこが違いますよね。」

山口「バラエティは、これ何ですか?って聞く所からですからね!本当に、セリフを覚えるっていうのは、これはやっぱり最初に”あ、そういうことか”と思いましたね。今までどれだけ自由にやってきたのか、モノマネなんか自分でセリフを考えているし正解が無いんですよ。誰かが作った作品で、セリフを与えられて喋るって言うのは”なんで?”って思ったこともありました。それは、どんどん有難いことにドラマをやらせていただくうちに今も思うんですけど、”これは俺のメッセージじゃないな”って思う時があるんですよ。」

要「ある意味、自分を無くして、ゼロにする瞬間ってのはあります」

山口「プロの役者さんは、自分をゼロにできるんですよね。しなきゃいけないし、それで役が入るわけですから!でも、僕は自分をゼロに出来ないんですよ(笑)ぐっさんのことが好きすぎて(笑)1回昼ドラやってた時、手前で主役2人が話していて、その奥で店のオーナーの僕が入ってきて、オフ芝居をしてフレームアウトしなきゃいけなかったんです。その一瞬なのに、カメラさんに”ぐっさんうるさいなぁ”って言われて!別に身体残してるとかしてないけど、映りたくて(笑)すごい図々しいですけど、ぐっさんを生かせる役じゃ無いとダメになってきてまだ、そういう自分がいます(笑)山口智充という人を見て欲しくて、この業界に入っているので」

また、よく作品の撮影現場で求められるアドリブには、脚本家や監督の作品であることを意識し、ほぼ応えないのだとか。
自身で何かをやるならば、しっかりとした笑いのコントにしたい、という気持ちがあるからだそう。

要「演じている中で、気持ち良くなる作品、とかってありますか?ランナーズハイみたいな。あとは、こんな自分いたんだ、とか。」

山口「すごい泣けたりしたとき、自分をすっげーなって思う時はあります。こういう立場の人間が泣くと、わぁって思ってもらえますね。でも、高校の時くらいから、一人泣きごっこしてたんで。」

要「それすごくないですか?!1人で?!」

山口「1人で自分の部屋にいて(笑)今でもやるのは、どこかのホテルの部屋入ったら、密着取材されている設定で、『今何時ですか?え~これからマネージャーにメール送ったら地元の仲間集まってるんで、そこに合流して~』とか。車乗ってる時は、助手席にディレクターが乗っててインタビューされてる設定で『今日は、名古屋まで車で行きます!』みたいなの、ずーっと1人で(笑)『最近のエンタメっていうのは…』『子育ては…』とか語ると、すごい良いこと言うんですよ!あ~回しときゃよかった!って(笑)でも、録音しだすと、全然良いこと言えなくなって(笑)」

要「誰かに影響受けた、とかあるんですか?無さそうですけど…」

山口「ほぼ、いないですかね」

出水「ご両親からの影響とかも無く?」

山口「お袋が奄美大島で、おやじは長崎五島なので、それは受け継いでる気がしますね。どこか都会に馴染まない、どこか反発したい、島の感じはあると思います。」

ライブは常にド明転!原点は、小学校の教室。

山口さんはミュージシャンとしても活躍中! 今年の春も、50歳になってから始めた『ぐっさんのハッピーオンステージ 全国50カ所ツアー』を開催されました。
ライブは、2時間10分ほど、ステージに1人です。

さらに、裏方もほぼ山口さんが担当しており、マネージャーさんも立ち合わないことも!

山口「1000人以上のところもあるんですけど、自車で行ってイベンターさんとかに、『お1人ですか?!』って驚かれます。岡山とかも、時間があれば自走で行きます。」

要・出口「「えー!?」」

山口「サウンドチェックもやって、音響さん照明さんに、全部自分できっかけお伝えします。僕の担当してくれる照明さんって、すごい退屈だと思うんですけど、基本、ド明転(1番明るい状態)なんです(笑)1番後ろのお客さんまで、顔見ておきたいんですよ!小学校の時に教室でやってた雰囲気からスタートしてるんで全員のリアクションが見たいんですよ」

要「なるほど!一人でもつまらない顔してたら気になるんですね」

山口「燃えてきます。トイレ行ったらいじります、いってらっしゃいって(笑)ステージと客席、ということじゃなくて、1つの箱という空気を楽しんでるんですね!キャパが10でも1000でも、ステージのスタンスは一緒です」

お客様の層は幅広いそうですが、ある共通点があるようで…

山口「僕、山口智充という名前でオリジナルアルバムが、4枚も出てるんですよ。作詞作曲プロデュース、ジャケット写真まで自分で撮って!自分の思いたっぷりの4枚なんですけど、お客さんはほとんど持ってないんですよ(笑)だから、僕がどの曲やっても、ふ~んって!」

出水「4枚も出してらっしゃるのに!(笑)」

山口「もうネタになってきたんですけど(笑)だったら何を期待して、ぐっさんのライブに来てるのかなって思うわけですよ。そしたら、僕のバンドのバンドマスターが、『みんなは、ぐっさんに会いにきてる』って!」

要「(拍手)…間違いない!」

山口「そういうのを聞いて、嬉しいなぁと思って。なら、なんでもしたろう、と!だから最後、ヘロッヘロになってますね(笑)喋りっぱなし、歌いっぱなしで、途中で構成変えたりして。完全に歌詞飛ぶと、お客さんに聞いたりして…それでも皆さん許してくれます(笑)」

山口さんは、現在放送中のドラマ月9『真夏のシンデレラ』に出演中です。
また、山口さんの最新情報は、公式ホームページ『ぐっさんの具』をご覧ください。

来週も、山口さんにお話伺います。お楽しみに!

OA楽曲
自分のまんまで/山口智充

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電気代が安くなる切り札!ペロブスカイトとは?

4月13日から開幕する大阪・関西万博でお披露目される電気代が安くなる切り札ペロブスカイト。4月8日「長野智子アップデート(文化放送)」では、元日刊スポーツ編集局長の久保勇人がその性能について語った。

久保「今、山の斜面とか家の屋根に置かれている太陽光発電っていうのはシリコンを使って発電しているらしいんですよ。それに対しペロブスカイトっていうのはヨウ素とか鉛を原料にして発電する仕組みで2009年に日本で発明されたものなんです。従来のシリコン系は耐久性に優れていて、いったん設置すると20~30年もちます。それから太陽光のエネルギーを電力に変換する割合も高いという長所はあるんですが、設備が重い。また山の斜面にソーラーパネルが敷き詰められている光景って有名ですけど日本は狭い国土なんで新たに設置する場所がなくなってきているらしいんですよ。それから土砂崩れなどの事故とか景観の破壊といった山林の問題も出てきています。1年間に30件くらいソーラーパネルを設置したことに起因する事故が起きているんです。一方、ペロブスカイトは発電ヨウ素とか鉛の発電材料を塗ったフィルムだったり、ガラスなんです。ですので、とても軽いし薄くて曲がるんです」

長野「このペロブスカイトっていうのは素材の名前なんですか?」

久保「そうです。元々は基本原理を発見した学者さんの名前らしいんですけど、今までの太陽光発電と比べて軽くて薄くて曲がるので建材として使いやすいんです。例えば建物の壁とか窓とか、それからシリコン系の太陽光発電が設置しにくかった狭いところや重さに耐えられない屋根とか、そういったところにも設置しやすい。それから車の屋根にも貼ることもできる」

長野「電気自動車とかに使えますね」

久保「製造工程もシンプルなので大量生産が実現すればコストも今までの太陽光発電より安くなる」

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