radiko2024ポッドキャストランキング首位!『サンドウィッチマン ザ・ラジオショー サタデー』インタビュー

2024年radikoで一番聴かれたポッドキャスト番組に『サンドウィッチマン ザ・ラジオショー サタデー』が輝きました。パーソナリティを務めるサンドウィッチマンの伊達みきおさん、富澤たけしさんにインタビュー。東北色の強い番組への思い、これまでのラジオ体験、昔と異なる今のラジオの楽しさと難しさ、今後の展望について伺いました。

「みんなが触れるような話題にはあまり触れない」(伊達)

――ポッドキャストで配信されているのは番組冒頭のフリートーク約30分。いつもネタの一覧をもとにお話をされていますね。

伊達:基本的に話すネタはだいたい僕が考えています。その週のナイツと中川家さんの『ザ・ラジオショー』も聴きつつ、みんなが触れるような話題にはあまり触れないですね。僕らが東北の人間なので東北楽天イーグルスの話題は多いかもしれない。イーグルスの話をしながら、ネットしている福岡のRKB毎日放送のリスナーさんが聴いていて気分良くないんだろうなとか思ったりはします(笑)

富澤:我々は時事ネタにはあまり触れないですが、野球やラグビー事情についてはよく話しています。スポーツやお笑いなどいろんな情報が聴けることも1位につながったのかもしれない。『ザ・ラジオショー』の話で言うと、ナイツと中川家さんと僕らでやっているライブ『漫才サミット』があった時は、3組がそれぞれラジオでどうしゃべるのかファンは聴き比べたくなるかもしれないですね。

「結果論ですけど、同年代向けの話しかできない」(富澤)

――radikoの調査によると、番組は40~50代の男性によく聴かれているようです。

伊達:漫才のネタもそうなんですけど、ラジオも同世代に向けて話している感じですかね。ネタを見に来てくれる人も、ラジオを聴いてくれる人も同年代が多いので。

富澤:結果論ですけど、同年代向けの話しかできない。若い世代の話をされてもわかんないし。でも、ありがたいのが親世代のファンの影響でその子どもが俺らのことを好きとかラジオを聴いてくれる人がいる。たまに若い子から「お父さんが好きでファンです」と言われることもあります。

伊達:「お父さんが好きなんで握手してもらっていいですか?」とか、わけがわからないことも言われる(笑)

「ラジオを聴いてますと言われるほうがうれしい」(伊達)

番組公式X(@sandradioshow)より

――番組は2021年からスタートしました。テレビのロケ先でリスナーから声を掛けられることも多いそうですね。

伊達:「ラジオを聴いて東北に来ました」という人とたまに会うとすごくうれしいですね。ロケで東北を訪れた時の話をラジオで聴いて、いいところなんだと行ってくれる人がこれから増えたらいいなと思います。テレビを見てますより、ラジオを聴いてますと言われるほうがうれしい。僕らはラジオを好きなので。昔から聴いていましたし。

富澤:結構東北色の強いラジオになっちゃっているんですけど、それに他県の人も付き合ってくれて東北に行ってくれたりする優しいリスナーが多い。ラジオは聴くのにひと手間かかる。そのひと手間をかけてわざわざラジオを聴いてると言われるとよりうれしいですね。今はパソコンとかスマホで聴いてるんでしょうけど。僕らの世代なんかは特にラジオ。子どもの頃、テレビはひとり一台の時代じゃなかったんで。

「ハガキを読まれた時のうれしさはすごくわかる」(富澤)

――これまで聴いた中で印象に残っているラジオ番組、今チェックしている番組を教えてください。

伊達:昔はニッポン放送『内田有紀 夜空にYOU KISS!』を聴いていました。あとは『オールナイトニッポン』とか。そんなニッポン放送で番組がやれてうれしいですね。今は車を運転しながらニッポン放送を聴いています。『上柳昌彦 あさぼらけ』から始まってずっと。『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』も僕らの話題を出してくれたりしますし。池田美優さん、みちょぱの『#みちょパラ』も聴いてる。

富澤:ニッポン放送の深夜ラジオ『大槻ケンヂのセニョール!セニョリータ!』にハガキを出していたので、読まれた時のうれしさはすごくわかる。今は同じ事務所のフリーアナウンサー雨宮萌果さんがパーソナリティを務めている大阪の朝日放送ラジオ『ツギハギ木曜日~雨宮萌果のまにまに~』。ラジオが始まる前に相談があったので、感想をメールで伝えたりしていますね。

「我々は伊集院光さんに鍛えられました」(伊達)

――若手時代、ラジオの生放送で貴重な経験をされたそうですね。

伊達:我々は伊集院光さんに鍛えられました。まだ僕らが世に出る前にTBSラジオの生放送『伊集院光 日曜日の秘密基地』のレポーターで出していただいていて。ラジオの生放送の難しさ、伊集院さんのすごさを目の前で見ることができたのは大きかったですね。当時は我々やアンタッチャブルさん、バイきんぐとかあの辺が鍛えられた。いわゆる伊集院一派ですね。

富澤:レポーターをやるまでラジオはなんとなく聴いていましたけど、伊集院さんのラジオの現場を見て無理だなと。ここでは勝負できないなと思いました。

伊達:伊集院さんも長くやっている深夜の生放送番組をレギュラーでやってみたかったんです。バナナマンさん、爆笑問題さん、おぎやはぎさん、オードリーも楽しそうだなと思って。今はもうしんどいですけどね。オファーも来ないとは思いますけど。

富澤:それこそ深夜ラジオを聴いて育っていますからね。憧れはありますけど…録音でいいかなと思います。今の時代ってどこまで昔聴いていたような感じでしゃべれるのかと思うとどうなんだろうなと。

「今のラジオはここだけの話的な感じがなくなった」(富澤)

――インターネットの登場でラジオの聴き方や楽しみ方が変わりました。

伊達:ラジオは楽しくてずっとやっていたいなと思うんです。生放送中にメールのリアクションが来ると本当におもしろいし。でも、ラジオでしゃべったことがネットニュースになるのがすごくストレスなんですよね。

“切り取り”っていうんですか。ラジオの雰囲気や前後の話も伝えずに書かれる。こっちがふざけてその延長線上で言ったことをわざわざラジオでこれを言いたくて言ったみたいに書いたりされるんですよ。本気で言ってないことを本気ととらえるみたいな。ラジオをやっている人から同じようなことはよく聞きますね。

富澤:僕は昔のラジオにあった閉鎖感が好きでした。今はここだけの話的な感じがなくなっちゃいましたよね。こうなると、ネットニュースで書かれたらイヤだな、言わないでおこうになっちゃう。

伊達:ラジオを聴いた人だけが知っているという楽しみ方もあったんですが。時代が変わりましたね。

「モノマネ芸人のゼンゴーが見れるイベントを」(富澤)

番組公式X(@sandradioshow)より

――今年3月に『ナイツ ザ・ラジオショー』のライブが浅草公会堂で開催されました。イベントなど番組でやってみたいことはありますか?

伊達:『ザ・ラジオショー』3組で『漫才サミット』とは別のイベントを年に一度くらいやってもいいのかなと思いますね。それと僕はニッポン放送の『ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』を3組でやりたいっていつも言ってるんですよ。でもナイツも中川家さんも富澤も誰もうなずかない。24時間の番組を3組で回せるから、いいアイデアだなと思うんですけど。

富澤:僕はモノマネ芸人のゼンゴーが見れるイベントをやってみたいですね。別にやりたくもないですけど(笑)

伊達:4月19日のオープニングに出演したゼンゴーね(笑)番組にも“ゼンゴーロス”になっている人からメールが結構来ていました。ゼンゴーと一緒に福島の会津に行った時の話をしたんですけど、旅の最中もラジオでどのトークをしようか考えてましたもんね。ずっとおもしろいネタを提供してくれるんで。ゼンゴーはライブにも出ていないから、なかなか会えないツチノコ芸人なんですよ。イベントでも影マイクをさせたりして(笑)

「アンガールズのゲスト出演…ちょっと考えておきます」(伊達)

――これからゲストに呼んでみたい方などは?また最近のオープニングで話題のアンガールズとの抗争も気になります。

伊達:宮城県にゆかりのある方は結構呼んでいますね。中村雅俊さんはデビュー50周年なのでそろそろ来ていただきたい。仙台在住ですが、さとう宗幸さんも。

富澤:仙台在住のMONKEY MAJIKもまだ来てないね。

伊達:アンガールズは、ポッドキャスト番組『オールナイトニッポンPODCAST アンガールズのジャンピン』で我々のことを罵倒してくるので、現場で会った時に田中をこらしめてはいるんですよ。まだゲストに呼んだことがないので呼びたいとは思っていますが…ちょっと考えておきます(笑)

【番組紹介】サンドウィッチマン ザ・ラジオショー サタデー

サンドウィッチマン ザ・ラジオショー サタデー
放送局:ニッポン放送
放送日時:毎週土曜 13時00分~15時00分
番組ホームページ
公式X

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※放送情報は変更となる場合があります。

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この記事を書いた人

高田りぶれ(たかだ・りぶれ)

山形県生まれ。ライターなど。放送作家のキャリアを生かし、テレビ・ラジオ番組のおもしろさを伝える解説文を年間150本以上執筆。趣味は観ること(プロレス、サッカー、相撲、ドラマ、お笑い、演劇)、遠征、料理。

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高市首相解散表明に対して大竹まこと「何にもやっていないのに、高市はどうだ?と問われても。」

1月20日(火)の大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)は、朝日新聞の一面記事「民意軽んじた解散権の乱用 首相解散表明」を紹介した。

番組で紹介した朝日新聞の記事によると、憲法が国権の最高機関と定める国会が、ここまで軽く扱われたことはないのではないか、465人の全衆院議員が任期の3分の2を残して身分を失い、国民が選び直さなければならなくなった、とある。

憲法7条に基づく衆院解散としては戦後最短。内閣不信任でもなく、予算や重要法案の否決があったわけでもない。高市早苗首相の決断は、歴史に禍根を残すトップダウンで、解散権の乱用という批判は免れない。

現有議席で予算は年度内に成立する見通しだった。「目の前の課題に懸命に取り組んでいる」としながら政治空白をつくる矛盾は残る。「高市早苗に国家経営を託していただけるのか」という問いは、白紙委任を迫るものだ。

世界では、分断を助長し、思うがままに決めようとする指導者が目立つ。日本のリーダーは対峙(たいじ)する必要があるからといって、トップダウンの政治が有効とは限らない。異なる考えがあることを前提としながら、熟議を重ねてこそ、政治は鍛えられていく。今回の選挙は、日本らしい議会制民主主義のあり方を考える機会ととらえたい。以上が番組で紹介した朝日新聞の記事である。

この記事を受けてお笑い芸人の大竹まことは「高市総理が何を問うているのか分からない。総理をしているのだから、これから色々と政策をやって、よほど意見の食い違いがあれば解散すれば良い。何もしていないのに、高市はどうだ?と問われても。」と発言した。

フリーライタの武田砂鉄氏は、「今後予算委員会が始まると厳しい論戦に高市首相が答えられないだろう、ということを見越して今回の解散に踏み切ったのだろうが、解散の大義をどのように無理矢理にでも作ってくるのかという視点で高市首相の記者会見を見ていたが、そんなものはなかった。『私はやります。どうですか』と言っているだけで、今回の解散について無理矢理に作られた大義すらなかった。」と述べた。

番組パートナーの小島慶子は、「選挙は人気投票ではないので。」と発言し「気になっているのは、旧統一教会の内部文書が明らかになって、旧統一教会が自民党の議員に対して選挙応援をしていた事実が明らかになり、その報告書には高市首相の名前が30回以上も出てきている。これは大事件なのに、このタイミングで『選挙をやります』と話を逸らそうとしている。今回の衆議院選挙も統一教会が自民党を支援するのか否か、しっかり調査しなければならない。」と述べた。

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