「有馬記念2024」radikoで冬の競馬中継を聴こう

今年の中央競馬を締めくくるグランプリレース「第69回有馬記念」(3歳以上・芝2500m)が、12月22日(日)に中山競馬場で開催され、レガレイラ(牝・3歳)がGI2勝目をマーク。3歳牝馬としては64年ぶり史上2頭目の快挙を成し遂げました。
現役トップクラスの実力馬が激突したドリームレースの模様は、ラジコのタイムフリーでもお楽しみいただけます。
中央競馬の総決算!「有馬記念」
前身は1956年に創設された「中山グランプリ」。当時、暮れの中山競馬場は「中山大障害」が最大の呼び物だったものの、華やかさに欠けたことから、当時の日本中央競馬会理事長・有馬頼寧氏が中山競馬場の新スタンド竣工を機に、「暮れの中山競馬場で日本ダービーに匹敵する大レースを」と提案。翌1956年、当時としては他に類を見ない、出走馬をファン投票で選出する方式を採用し、芝・内回りの2600mでレースが行われました。
1957年、この年に急逝した有馬氏の功績を称えて、現在の「有馬記念」に改称。舞台は創設時から変わることなく中山競馬場で行われ、中央競馬の1年を締めくくるレースとして定着しました。その年の代表馬が集う中央競馬の頂上決戦でもあり、オグリキャップ(1988年、90年)やトウカイテイオー(1993年)、ディープインパクト(2006年)、イクイノックス(2022年)など時代を彩るスターホースによって、歴史に語り継がれる名勝負が数多く生まれています。
舞台となる中山競馬場・芝2500mのコースは、外回りの3コーナー手前からスタート。コーナーも計6つと多いため、内枠が有利な傾向にあります。最後の直線は310mと短く、直線半ばには中山名物の急坂が待ち構えます。急坂で失速しないパワー、コーナーを上手く立ち回れる操縦性、長丁場2500mを乗り切るスタミナが要求されるコース設計です。
「有馬記念」ダイジェスト
今年の有馬記念は、秋の古馬三冠達成、有馬記念連覇に挑むはずだったドウデュース(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎)が、右前肢跛行(はこう)のため出走取消。“総大将”不在のグランプリは、混戦模様となりました。
レース展開は、2番人気のダノンデサイルが先行する形で、1000メートル通過が62秒9という超がつくほどのスローペース。3コーナー手前から各馬ペースが上がり出しましたが、そこまでのポジショニングが勝負の明暗を分けました。最後は、5番人気のレガレイラ(牝3歳、美浦・木村哲也厩舎)が、シャフリヤールとのハナ差の接戦を制し、昨年のホープフルS以来となる復活の勝利。3歳牝馬の優勝は、1960年のスターロッチ以来、64年ぶり史上2頭目の快挙です。
初コンビで快挙へ導いた戸崎圭太騎手は、2014年のジェンティルドンナ以来、10年ぶり2度目の有馬記念制覇となりました。
競馬の中継番組まとめ

※放送情報は変更となる場合があります。

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- OBCドラマティック競馬
- 放送局:OBCラジオ大阪
- 放送日時:毎週日曜 10時00分~16時30分
- 出演者:西村寿一、濱野圭司、田辺大介、三宅きみひと、鈴木セイヤ、井川茉代
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番組ホームページ
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この記事を書いた人

radiko編集部
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