ラジコでJクラブ応援番組を聴こう! 【横浜FM・山形・北九州】

令和初のゴールデンウイーク、5月3日から4日にかけて開催された明治安田生命J1リーグ第10節。浦和レッズ対ジュビロ磐田に最多の5万3,361人がつめかけるなどして9会場の合計観客数は約26万人。Jリーグ公式サイトの記録によると、節ごとの合計観客数のリーグ史上最多記録更新となりました。

この記事では、改元後も大いに盛り上がるJリーグクラブを応援するラジオ番組にスポットをあてて紹介しています。

今回は、J1で令和初ゴールを決めた仲川輝人選手が在籍する横浜F・マリノス。そして、今季、一時首位にも上り詰めて好調なJ2のモンテディオ山形。J3からは、“昇格請負人”との異名を持つ小林伸二監督を今年招聘。今季1位もマークし、昇格を狙うギラヴァンツ北九州をご紹介します。

フィールドプレーができる守護神がいるチーム 横浜F・マリノス

昨季アンジェ・ポステコグルー監督に変わり、これまでの伝統的な堅い守りから超攻撃的なスタイルへとチェンジした横浜F・マリノス。

「アタッキングフットボール」を体現したプレースタイルで注目を集めているのがゴールキーパーの飯倉大樹選手。キーパーというと、試合中はずっとゴールマウス付近に張り付いているイメージですが、飯倉選手は違います。

相手ゴール近くでプレーが展開されているときは、センターサークルあたりまであがり、高過ぎるポジショニングで待機。フィールドプレーヤーのひとりとして積極的にディフェンスに参加し、攻撃に関わっています。

このプレースタイルは、中学生からゴールキーパーに転向し、フィールドプレーヤーを経験していた飯倉選手と攻撃的サッカーを進める監督との思惑がうまくマッチして実現したもの。

攻撃は最大の防御。リーグで最も攻撃的に活躍する守護神のプレーをぜひ、スタジアムで確かめてください。

《試合スケジュール》
・明治安田生命J1リーグ 第12節
5月18日(土) 14時 ヴィッセル神戸 @日産スタジアム 

・JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ 第6節
5月22日(水) 19時  V・ファーレン長崎 @トランスコスモススタジアム長崎

・明治安田生命J1リーグ 第13節
5月26日(日)13時  ジュビロ磐田 @日産スタジアム

クラブ応援番組 FMヨコハマ『F・マリノス同好会 Friday』

毎週金曜日15時から生放送している『Tresen Friday』の中で、18時半過ぎからオンエアされているのが『F・マリノス同好会 Friday』。

横浜F・マリノス公式応援DJのじゅんごさんが直近の試合について解説、じゅんごさんやリスナーが聞きたいことを注目の選手へのインタビューと合わせて紹介します。

5月3日(金・祝)のオンエアでは、今季コンサドーレ札幌から移籍した三好康児選手にインタビュー。東京五輪世代の中でも注目され、若手ながら得点にからむプレーが光る選手です。チーム内での三好選手である呼び名が“よしみ”であることや今季の目標を名言しない理由などサポーターが気になるポイントを聞き出していました。

お笑い芸人のじゅんごさんらしい番組Twitter企画も展開。インタビュー出演した選手が選んだブレイク間近の若手芸人非公認一発ギャグを動画で紹介しています。選手のお笑いの趣向が知りたい方はチェックしてみてください。

F・マリノス同好会 Friday(『Tresen Friday』内)
放送局:FMヨコハマ
放送日時:毎週金曜 17時36分~19時00分
出演者:じゅんご
番組ホームページ

※放送情報は変更となる場合があります。

天然温泉の足湯も! スタグルも大充実の“んだスタ” モンテディオ山形

モンテディオ山形のホームスタジアムは、ND(エヌデー)ソフトスタジアム山形。地元の人々からは、「そうだ」を意味する山形弁「んだ」にちなんで、“んだスタ” の愛称で親しまれています。

山形有数の温泉地のひとつ天童市にあり、メインスタンド前には無料で入れる「足湯」を設置。筋肉痛、冷え症などへの効能があるという天然温泉です。

そして、スタジアムグルメも味のクオリティとコスパの高さでJサポーターの間では有名。

中でも名物は、対戦チームを食べてしまおうと考案され、毎回その土地にちなんだ食材をカレーパンの中に入れている「炎のカリーパン」。数量限定で200円台~300円台とリーズナブルです。

今までもみじ饅頭やたこ焼き、時にはみかんやいちごなどバラエティーに富んだ食材を入れて話題を集めてきました。5月26日(日)の金沢戦ではどんな食材が入るのでしょうか。

《試合スケジュール》
・明治安田生命J2リーグ 第14節
5月19日(日)14時 徳島ヴォルティス @鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム

・明治安田生命J2リーグ 第15節
5月26日(日)14時 ツエーゲン金沢 @NDソフトスタジアム山形

クラブ応援番組 YBC山形放送『アグレッシブJ ~Jリーグ情報~』

朝7時からの情報ワイド番組『グッとモーニン!!』。毎週水曜日7時40分頃から放送しているのが『アグレッシブJ~Jリーグ情報~』です。

元サッカー日本代表のゴールキーパーとして活躍した瀬田龍彦さんと電話をつないで、モンテディオ山形の直近試合について解説してもらいます。

5月1日(水・祝)の放送内容は、0-1でモンテディオ山形が勝利したアウェイの試合、第11節・アビスパ福岡戦について。

この試合で、ゴールキーパー櫛引政敏選手の相手コーナーキックを防いだプレーをピックアップ。ここでしっかり防いだからこそ、勝利をつかめたワンプレーだったとのこと。

ゴールキーパーや指導者などの豊富な経験から、試合の流れやチーム状況を分析。サッカー初心者にもわかりやすい解説を聴くことができます。

アグレッシブJ~Jリーグ情報~(『グッとモーニン!!』内)
放送局:YBCラジオ918
放送日時:毎週水曜 7時40分~7時50分
出演者:山本浩一、瀬田龍彦
番組ホームページ

※放送情報は変更となる場合があります。

選手だけでなくサポーターも後押しする“サポサポ”ギラヴァンツ北九州

2018年は17チーム中、17位。J3リーグ最下位に沈んだギラヴァンツ北九州。今季第8節終了時点でザスパクサツ群馬に勝利し、首位に躍り出ました。“昇格請負人”小林伸二監督の名指揮により、2017年、2018年に成し遂げられなかったJ2への昇格が叶うかもしれません。

現在のようにチームが好調な時も、そうでないときも後押しするのがサポーター。ギラヴァンツ北九州には、選手だけではなく、サポーターを応援する方々がいるんです。

それはサポーターを支えるサポーター、サポーターをサポートする人たち、「サポーターサポーター」もしくは「サポーターをサポートし隊」。略して「サポサポ」と呼ばれます。

ホームスタジアムで腕章をしているメンバーに声をかけると、観戦や応援方法を教えてくれるんだとか。初心者サポーターにとって心強い味方です。

《試合スケジュール》
・明治安田生命J3リーグ 第9節
5月19日(日)13時 カマタマーレ讃岐 @Pikaraスタジアム

クラブ応援番組 cross fm『ワッツアップ!ギラヴァンツ』

朝9時から放送しているワイド番組『UP↑ UP↑』。毎週月曜日10時40分頃には『ワッツアップ!ギラヴァンツ』をオンエアしています。

番組パーソナリティ・八木徹さんは、ギラヴァンツ北九州のホームスタジアム、ミクニワールドスタジアム北九州でスタジアムDJを担当しています。

スタジアムの様子をよく知る八木さんが、当日のホームスタジアム・ミクスタの雰囲気やイベントの模様、試合の展開をわかりやすく臨場感を交えて解説してくれます。

また、今年のこどもの日にちなんだお仕事体験企画では「スタジアムDJ」体験を実施。子供たちがイベントインフォメーションや観戦ルールをスタジアムDJ・八木さんと一緒に場内アナウンスにチャレンジしました。

スタジアムDJとサポーターの交流は、ラジオ応援番組リスナーが増えるきっかけにもなりそうです。

ワッツアップ!ギラヴァンツ(『UP↑ UP↑』内)
放送局:CROSS FM
放送日時:毎週月曜 10時40分~12時00分
出演者:八木徹、桜美奈
番組ホームページ

※放送情報は変更となる場合があります。

今回は、横浜F・マリノス、モンテディオ山形、ギラヴァンツ北九州の応援番組をご紹介しました。気になった番組があったら、ぜひラジコでチェックを!

日本全国には特色のあるJリーグクラブ、そしてラジオの応援番組がまだまだあります。次回も注目クラブをピックアップしてご紹介していきます。

ラジオを聴いて、そして持って、気になるJリーグの試合へ足を運んでみてください。

この記事を書いた人

高田りぶれ(たかだ・りぶれ)

山形県生まれ。ライターなど。放送作家のキャリアを生かし、テレビ・ラジオ番組のおもしろさを伝える解説文を年間150本以上執筆。趣味は観ること(プロレス、サッカー、相撲、ドラマ、お笑い、演劇)、遠征、料理。

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“1日2食”で必要な栄養素をとるのは困難? バランスの良い食生活を送るための「朝食の重要性」を専門家が解説!

杉浦太陽と村上佳菜子がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「杉浦太陽・村上佳菜子 日曜まなびより」(毎週日曜 7:30~7:55)。「学びと成長」をコンセプトに、毎回さまざまなゲスト講師をお招きして、明日の暮らしがもっと豊かになる情報や気になるトピックをひも解いて、今よりもちょっと成長することを目指す番組です。

4月13日(日)の放送テーマは、「考えよう! ちょうどよいバランスの食生活」。農林水産省 消費者行政・食育課の堂脇義音(どうわき・あきと)さんから、食育の重要性の話やバランスの良い食生活について伺いました。


(左から)杉浦太陽、堂脇義音さん、村上佳菜子



◆“栄養バランスの良い食事”を続けるには?

食育とは、「いろんな経験を通じて“食”に関する知識と“食”を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てるもの」とされており、2005年に食育基本法が施行されたことで、食育という言葉が定着するようになりました。一方、20~30代の人は、栄養バランスに配慮した食生活を送っている人の割合が低い傾向にあります。

栄養バランスに配慮した食生活を送るためには、主食・主菜・副菜を組み合わせた食事を1日2回以上とることが推奨されています。

主食:米、パン、麺類などの穀物を主材料とする料理で、主に炭水化物の供給源。

主菜:魚、肉、卵、大豆製品などを使った料理で、主にたんぱく質の供給源。

副菜:野菜などを使った料理で、主にビタミンやミネラル、食物繊維などが供給源。

1日2回以上、主食・主菜・副菜の3つの組み合わせで食べられていない方に「主食・主菜・副菜を組み合わせた食事をとる回数を増やすために必要なこと」を聞いたところ、「手間がかからないこと」と答えた人が約6割と最も多い結果となり、次いで「時間があること」、「食費に余裕があること」でした。

仕事や家事、育児、勉強、趣味など、やりたいこと・やらなければならないことが多い20~30代にとっては、食事にかける時間や費用を削る傾向があり、栄養バランスの良い食事をとるのは難しくなっているのが現状です。

また、栄養バランスに配慮した食生活を意識しすぎると、かえって食事の基本である“食の楽しさ”を感じられなくなってしまう場合もあります。堂脇さんは「“1日に何をどれだけ食べるといいか”という目安はありますが、食材の選び方や調理法を少し工夫したり、1日と限定せず、数日のどこかで調整するように意識すれば、無理なく栄養バランスの良い食事を実践できます」と解説します。

◆なぜ「朝食」はとったほうがいいの?

ちょうど良いバランスの食生活を送るには、栄養バランスだけでなく、家計やライフスタイル、生活リズムとのバランスにも配慮する必要があります。続いては、食に関する基本的なことや実践しやすい食の工夫について学んでいきましょう。

まずは“朝食の重要性”について。朝食を食べなくても、1日に必要なエネルギー量や栄養素量がとれていれば問題ありませんが、1日2食で必要な栄養素をとるのは非常に困難です。「実際、ある調査を利用して集計したところ、朝食を食べない人は、カルシウムや食物繊維などのいくつかの栄養素が、1日に必要な量に大きく足りていないことがわかっています」と堂脇さん。

朝食を作る時間が確保できない人には、調理いらずの簡単メニューがおすすめです。例えば「バナナとヨーグルト」「シリアルと牛乳」といった食事にすれば、時間もお金もかけずに、エネルギーや日本人に不足しがちなカルシウムを摂取できます。

家で食べる時間がなければ、コンビニなどで購入して職場で食べるという方法もあります。その場合は、おにぎりやカップ麺などの炭水化物に偏らないように、「おにぎりと野菜サラダ」「サンドイッチとヨーグルト」など、栄養素のバランスを意識しましょう。

仕事が忙しくて夕食が夜遅くなってしまう場合は、夕食を夕方と夜の2回に分けて食べるのもおすすめです。夕方に軽く食べておくと、帰宅後の食べ過ぎ予防にもなります。

また野菜は、栄養バランスに配慮した食生活を送るために欠かせない存在ですが、2023年の調査では、日本人が1日に摂取する野菜の量が平均で250グラムあまりと、国が示す目標値350グラムを100グラムほど下回り、統計を取り始めた2001年以降で最も少ない結果となりました。特に、男女ともに20代の摂取量が最も少なくなっています。

最近は野菜の高騰が問題となっていますが、堂脇さんは市販の冷凍野菜も選択肢に取り入れてほしいと言い、「冷凍野菜は収穫後すぐに急速冷凍しているので、豊富な栄養素も含んでいます。特売品の野菜を見つけたらまとめ買いをして冷凍保存してみてはいかがでしょうか」と補足します。

◆食品ロスを減らす取り組み「フードドライブ」

実際に冷凍保存やまとめ買いをする際は“食品ロス”に注意しましょう。計画的にまとめ買いするだけでなく、缶詰やレトルト食品、乾麺、お菓子など、品質が比較的劣化しにくい食品が家に余っていて、期限内に使い切れない場合は、フードドライブに協力することが食品ロスの削減につながります。

フードドライブとは、家庭で余っている食品を公共施設・企業などに設置されている回収ボックスやイベントに持ち寄り、地域の福祉施設やこども食堂、生活困窮者支援団体などに寄付する活動のことです。

この取り組みについて、堂脇さんは「お住まいの自治体で取り組まれていたり、最近では一部のスーパーやコンビニでも、店舗内に回収ボックスを置くなどして積極的な活動が進んでいます。なお、団体によって回収可能な食品は条件が異なりますので、詳しくはWebサイトなどで確認していただくのがいいと思います」と話します。食品ロスを削減することでCO2が削減され、環境への負荷を軽減することにつながります。

最後に堂脇さんは、「地球環境への影響に限らず、世界的な食料不足や、日本では農業人口の減少に食料自給率の低下など、食をめぐる問題はたくさんあります。一人ひとりが自分にとってバランスがちょうどよい食生活を実践すれば、毎日を健康に過ごすことにつながっていくのではないでしょうか。ぜひ“食”への理解を深め、毎日の食事を楽しみましょう」と呼びかけました。

番組のエンディングでは、杉浦と村上が今回学んだ「ちょうどよいバランスの食生活」について復習。2人が特に注目した点をピックアップして発表します。村上は注目ポイントに“余ったらフードドライブへ”を挙げ、「缶詰やレトルト食品が余りそうだったら利用していただきたいです」と話します。続いて、杉浦が挙げたポイントは“バランスの良い食生活を!!”とスケッチブックに書き、「ちょうど良いバランスの食生活について詳しく知りたい方は、農林水産省のホームページをご覧ください」とコメントしました。


(左から)杉浦太陽、村上佳菜子



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4月13日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2025年4月21日(月)AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:杉浦太陽・村上佳菜子 日曜まなびより
放送日時:毎週日曜 7:30~7:55
パーソナリティ:杉浦太陽、村上佳菜子
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/manabiyori/

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