和牛・水田、単独ライブで「半沢直樹」風の作品を熱望「抜かれたら抜き返す」

お笑いコンビ・和牛がパーソナリティを務める、文化放送『和牛のモーモーラジオ』。7月15日(水)の放送では、二人が考える"今後の楽しみ"について盛り上がりました。(文化放送『和牛のモーモーラジオ』7月15日(水)放送分)

和牛がいつか観たい名作映画

「名作はほんの一握りだから楽しみは取っておこう」という理由で、数年前に「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズを初めて観賞して感動したという映画好きのリスナーから、「今後のために取って置いている楽しみは何かありますか?」というメールが届きました。

川西:楽しみに取って置いているもの?

水田:何かあるかなあ。

川西:そんな事できる? この方は映画が好きで、もう言うたらすごく話題になってたり、自分の感覚的におもろそうってなったやつをわざわざ映画好きやのに置いとけるんかっていう、そのすごさもあるよね。

水田:でも、いつかは観ようって思ってるやつあるやろ? 俺、「ゴッドファーザー」はそうやねん。いつかは絶対観ようと思ってる。

川西:全く同じくやなあ。長いでしょ、「ゴッドファーザー」って。

水田:そうそう。ほんまになんかもう、週に1回だけ漫才行くぐらいの、普段は海辺でイスに座ってボーっとしてるくらいの……。

川西:お前の計画では老後どこ住んでんの? 海辺? 西宮かどこか住んでるの?

水田:どこやろな(笑)。なんか海の方でボーっと、週に1回だけ「漫才ですか」ってなるくらい、時間が余ってる状態のときに観ようかなって思うけど。

川西:「ゴッドファーザー」はね。いつか観なあかん名作やね。

水田、運転免許を取るとしたら…

水田さんは、今後のために取って置いている楽しみに運転免許の取得を挙げました。

水田:だって、今行ってもええわけやねん。でも、もっと先でいいわと。

川西:でも、もっと先の方が大変やで。言うたら物覚えも悪なってるし。反射神経も鈍ってるやん。

水田:だからまあ、55歳くらい。

川西:やばいやばい。

水田:55歳くらい全然いけるやろ?

川西:ほぼ返納やん、もう。

川西さんに密着取材してもらう形で、運転免許取得までのVTRを単独ライブで流してほしいと頼み込む水田さんですが……。

川西:お前、ええ加減にせえよ(笑)。お前、単独(ライブ)何やと思ってんねん(笑)。ゴールが受かるか落ちるかしかないのよ、そのVTRのゴールって。(試験に)受かって「やったー!」って別に面白くないし、本気に取り組んで落ちたら面白いとは思うねんけど、落ちないと思うねん、俺(笑)。だから、単独のVTRの企画会議やって考えたときに、やっぱりクソみたいな企画なのよ。

水田:え~! 行けると思ってた。しかも俺、単独ライブ2つ分ぐらいいけると思ってた。

続けて水田さんは、ドラマ「半沢直樹」仕立てのVTRにしようと提案します。

水田:「エンジンオイルが抜かれている……。川西ぃ~!」みたいな。

川西:教習所でそんなことないから(笑)。

水田:そりゃ演出やから(笑)。「教官、ちょっとだけ撮影させてもらっていいですか」つって。本当は(オイル)を抜かへんよ? 本当は抜かずに「ちょっとすいません、教官。5分だけ」つって、エンジンの下くらいに……。

川西:「ちょっと待ってくださいね」が無理や言うてんねん(笑)。抜くところじゃなくて。「教習所、何しに来てんの?」ってなるから。

水田:授業終わりの時間とかでちょっと使えるとこだけ、ちょちょっと撮って……。

川西:勝手に行ってやってほしい(笑)。

水田:抜かれたら抜き返す、倍抜きだ!

「なぎなたvsフェンシング」どちらが強い?

母親に「フェンシングvsなぎなたはどちらか強いのか」といった質問をうやむやにされてしまったため、和牛の二人にどちらが強いか考察してほしいというメールが届きました。

水田:でも、これはルールも違うからなあ……。

川西:あ、お母さんと同じことを言ってる(笑)。お父さん出てきたやん(笑)。(リスナーの)イラつきが増すやん。イラついて送ってきてるて言うてるのに。

構えの多様さと圧倒的なリーチを誇るなぎなたと、動きの軽さと剣のしなりが特徴のフェンシング。和牛の考察は「どちらかが戦闘不能になるまで」をポイントに展開していきます。

水田:そうなったら、なぎなたが有利でしょうね。申し訳ないけども。そりゃあ、もうリーチもパワーも違うやんか。ほんまに相手を戦闘不能にするという意味では。

川西:でも、なぎなた?

水田:だって、フェンシングって刺すしかないやん? ほんまに戦闘不能にしようと思ったら。まあ、かいくぐったらいけるのかなあ……なぎなたの一振りを。でもかいくぐっても、柄の方で止めたりもできるからなあ。

水田:ただ、殺傷能力そこまで高くないから、先に毒とか塗っとかなあかんよね。

川西:え、毒ありなの? 「フェンシングって毒使えへんやん」ってなるやん。「毒使ってますよ、こいつ」って言うで。俺がなぎなたやったら。

水田:いえいえ、そっちも毒使っていいですよ。

川西:いや、毒は持ってきてないっすよ。聞いてないから。

水田:じゃあ、僕の半分あげます。はい、これ塗ってください。

川西:いや、本当に……。もっと言うたら、毒とかやめません? それって、勝者毒じゃないですか。毒が勝ったことになるんで。「なぎなたとフェンシング、どっち強い」って言って、毒が勝った……。

水田:でも、傷つけたのは僕のフェンシングですからね。僕のフェンシングで傷つけたわけやから。

川西:だけど、私が動けなくなった結果は毒なんで。

水田:間違ったらほんまごめんやけど、フェンシングって戦争で使ってた? 貴族の愛するスポーツ的な勝負としてやってたんじゃないの? だって、戦争で使ってると俺思われへんもん。

川西:そもそもがね、殺傷能力の低いソードやわね。

水田:そうやろ。鎧とかあっても刺してたんかな。その、しのら……しならない真っすぐな……。

川西:ちょっと、途中で出てきた「シノラー」が気になった(笑)。篠原ともえさんの格好をしたシノラーが。昔、トッピーとか流行ってたのね。トーストにかけるふりかけ。

水田:しのらない……(笑)。

川西:しならないやろ。シノラーがおるのよ、ずっと。

水田:カチカチの針みたいなやつで鎧の間とか刺してたんかな? 斬られるのには強いけども、隙間とか脇とかその辺を刺して。ほんで「やった~! 嬉しい~!」みたいな。

川西:やっぱシノラーやんか(笑)。何なん、「やった~! 嬉しい~!!」って(笑)。よっぽど何にも出てけえへんかった(笑)。

和牛のモーモーラジオ
放送局:文化放送
放送日時:毎週水曜 26時00分~26時30分
出演者:和牛
番組ホームページ
公式Twitter

Twitterハッシュタグは「#モーモーラジオ」

※放送情報は変更となる場合があります。

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「ベートーベン=才能の人」ではなかった!?

4月24日「長野智子アップデート」(文化放送)、午後4時台「ニュースアップデート」は毎日新聞論説委員の小倉孝保さんが、「ベートーベンに音楽の才能は確認できなかった」というニュースについて解説した。

長野智子「(ベートーベンに音楽の才能がないって)大谷翔平選手に野球の才能は確認できなかった、というぐらいビックリします(笑)。ベートーベンですよ?」

小倉孝保「ベートーベンって相当、音楽的には能力高いですよね」

長野「それはそうですよ(笑)」

鈴木敏夫(文化放送解説委員)「宮廷音楽を我々、大衆の音楽にしてくれた功労者ですよ」

小倉「ベートーベンって18世紀の末から19世紀の初めにかけての、ドイツで生まれた人なんですけど、髪の毛がまだいくつか残っているんです。5、6箇所にあるらしくて。その髪の毛を集めてきて、数年前からDNAの鑑定検査というのが、あちこちの大学で行われているようです。去年でしたか、最初に発表されたのは、どんな病気にかかっていた可能性があるのか、体調はどうだったのか、という話で」

長野「はい」

小倉「彼は鉛中毒で難聴になったんじゃないか、という説があったんですけど、それは否定されたんです。髪の毛からまったく鉛は出なかった。むしろ遺伝子的には肝臓が悪かったんじゃないか、と。恐らくB型肝炎にかかっていて。ベートーベンってすごくお酒を飲んでいたらしいんです。お昼からワインを大体ボトル1本飲んでいた」

長野「そうなんですか(笑)」

小倉「難聴云々というよりも飲みすぎだった感じらしいんです。それは既に発表されているんですけど。今回発表されたのが、また別の大学なんですけど、いろいろDNA検査していても、これという音楽的才能が見つかっていないんです」

長野「音楽的才能はDNAでわかるものなんですか?」

小倉「10年ぐらい前からDNA鑑定の能力が上がるなどして。今回は1万4000人ぐらいのDNAのデータがあって、その中から、リズム感の高い人はこういう集団だとか、そういうデータがあるらしいんですよ」

長野「データが集積されているから……」

小倉「そのデータと合わせたところ、遺伝子的に、特にリズムやビートに関しては、ベートーベンは劣っていたんじゃないか、という。もともと音楽才能が飛び抜けて高かったわけじゃないかもしれないんです。彼の場合はお父さんも音楽家でしたから、音楽を聴いたときにどういう行動をしなさい、とか。彼はピアノもしていて、すごく上手でした。彼の音楽的才能というのは、生活習慣のほうで、生まれたあとから培われていったんじゃないか、という見方が強まっているらしいんです」

長野「それってうれしい情報というか。本当に一握りの限られた天才がいて、ほかは一般人みたいな。天才は特別な遺伝子を持っているのかと思いきや、むしろ生まれたあとの環境から天才が育まれる、という」

小倉「そういう学説のほうが強まっているみたいですね」

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