三四郎・小宮、佐久間宣行と衝撃の『ゴッドタン』初出演を振り返る

TVプロデューサー・佐久間宣行さんがパーソナリティを務めるニッポン放送『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』。9月8日(水)の放送は、同じく金曜日の『オールナイトニッポン0(ZERO)』を担当する三四郎(小宮浩信さん、相田周二さん)がゲスト出演しました。(ニッポン放送『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』9月8日(水)放送分)

三四郎、『ゴッドタン』初出演の裏話を語る

今回はスペシャルウィークということで、三四郎がゲストとして登場。トークの話題は、佐久間さんが演出を手掛ける『ゴッドタン』(テレビ東京系)の話題に。三四郎が『ゴッドタン』初出演となる収録の数日前、小宮さんが大怪我を負ってしまい出演が危ぶまれる中、佐久間さんは三四郎側から「出れる」との連絡を受けたそうですが……。

佐久間:「"出れる"ってどういうこと?」って思って(笑)。

小宮:僕的には、終電が間に合わないで雨の日に走ってコケて、歯が欠けて足も骨折した状態なんで、僕的には(番組に)出たくないスタンスだったんですよ。もう出られない。この状態だったら車椅子で歯も欠けてる状態だから。歯も欠けたことがもうずっと無かったし、1回もそういう……。

佐久間:歯も欠けたこと無いだろ、そりゃ(笑)。はははは(笑)。

前歯は欠け、足も骨折した状態となり「番組収録には出たくない」と主張する小宮さん。一方、相田さんはマネージャーから小宮さんの怪我の件を知り、小宮さんに直接会っていない状況の中で説得を試みます。

相田:「"出たくない"って何だよ!? いやいや『ゴッドタン』だぞ! お前出たくない訳ねぇだろ!」って話で、僕本当に泣きながらマネージャーに訴えたんです。そうしたら「出よう」ってなって、当時のマネージャーが「なんとかしてみます」みたいな。小宮を説得してくれて。

小宮:(怪我の)状態を知らないわけで。

佐久間:そうか。「出たくない」って言ってるのは、格好付けてんじゃねぇくらいな感じで泣きながら言って、当日会ったの?

小宮:まあそれで、初めて(収録)当日会って。

佐久間:初めて当日に会ったの? 俺たちと同じタイミングじゃん(笑)。見てどうしたの?

相田:「あ、これダメだ」って(笑)。ダメだって思いましたよ。

小宮:歯が欠けてて車椅子に乗ってて、「ダメだ」みたいなこと言ってるから、「ほらね」って。無理。「だから言ってんじゃん。無理だよ」って。

相田:「あ〜あ」って思いましたもん。

紆余曲折あり、『ゴッドタン』への収録に参加した三四郎。佐久間さんから小宮さんが舞台袖で控えている時にかけられた言葉は……?

小宮:「(佐久間)あ、小宮くんだっけ? とにかく明るくね? 明るくないと、この状態だったらやっぱり笑えるものも笑えないから、とにかく明るくね」って言われて。

佐久間:いや〜、憶えてるわ〜(笑)。

小宮:「とにかく明るく」って! この状態でこのおっさん……「自分なってみ!?」って。この状態で初テレビ! まあ明るくするけど!

小宮、『アメトーーク』加地Pから驚かれる

『ゴッドタン』で衝撃の出演を果たし、一躍人気となった三四郎はその後『アメトーーク!』(テレビ朝日系)にも出演する事に。小宮さんは、『アメトーーク!』の総合演出を手掛ける加地倫三プロデューサーとのエピソードを語りました。

佐久間:たぶん、加地さんから「何かで呼んだらめちゃくちゃ面白かったけど、『ゴッドタン』でもやっぱり面白いんだね」って連絡がきて。その後『アメトーーク!』かなんかで。

小宮:そうなんですよ。そのちょっと前に歯が欠けて、最初に『ゴッドタン』へ出る前くらいに、『アメトーーク!』のプレゼン大会のオーディションがあるんですよね。そのオーディションで加地さんが見てくれてみたいな感じで。でも、それで半年ぐらい呼ばれなくて。『ゴッドタン』に出たから、加地さんが呼んでくれたのかなって思って。半年、結構スパン空いたんで。それで『アメトーーク!』に出たら、加地さんは(『ゴッドタン』出演の件を)知らないでオファーしたらしいですね。

佐久間:ああ、たぶんそうだと思う。後でね「小宮君っていうのを呼んだら、『ゴッドタン』で跳ねてたんだね」っていう感じの連絡だった。

小宮:そうです。だから加地さんも、『ゴッドタン』のオンエア観たんだろうなと思って。「こんにちは、お久しぶりです。お願いしま〜す」って言ったら、加地さんが「えっ!? 歯、どうしたの?」って。だから知らないんですよ。「お前、契約と違ぇぞ!」みたいな(笑)。「こんな状態、そりゃ無いぞ!」っていう状態だったんで。

相田はポンコツ芸人?

小宮:『ゴッドタン』のラジオ芸人とかラジオを聴いてくれてる人からしたら、(相田は)ちょっとポンコツなのかなっていうのが薄々バレ始めてるとかあるんで。

佐久間:今、ちょうどそこの分岐点にいるよね? バラエティでもそっちのイジリを解禁するか、『ゴッドタン』とか深夜はしてるけどね。

小宮:だから、ポンコツって感じもピンと来ないんですよ。やっぱり中学時代からずっと何かやるにしても、勉強もスポーツも音楽とかも、やっぱり最初から7割できる人なんですよ。

佐久間:ああ、そうかそうか。

小宮:僕は極端にできないですけれど、ある程度、平均値、アベレージは高いみたいな。だから、「あんまり努力もしないでって言えるのはあるんですよね。

佐久間:ああ、できちゃうのね。

相田:7割は出来ますねえ。

小宮:出来るってことでポンコツでもないので、この間も『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)とかでは、「小宮さんクズですけど、相田さんクズですよね?」みたいなことをスタッフさんに言われて。クズではあるんで。金遣いが荒いとか。それで『ダウンタウンDX』に出たんですけど。クズキャラやった事ないから潮目が分からないで。もう「所さんって、何で売れたんですか?」って、すげぇ怖いこと言い出して(笑)。

佐久間:ああ、もうクズキャラっていうのは上に噛み付くもんだと(笑)。

相田:そうなんです。

佐久間:出たての芸人じゃねぇか(笑)。

相田:あと、周りがクズ過ぎて「これしかない」って思って(笑)。

佐久間:ああ、ヒドイこと言うしかない、と(笑)。

小宮:「ダウンタウンさん、まだ伸びますよ」って(笑)。とんでもない空気になった。

小宮が相田に望んでいること

リスナーから「三四郎は野望を何か持っているのか」というメールが届きました。

小宮:言えないよねえ。相方が相田だからなあ。相田的にはどうなの?

相田:うん、俺は……。う〜ん……そうだなあ……。まあ……。

小宮:耐えられますか!? 皆さん、耐えられますか!?

三四郎がパーソナリティを務める『三四郎のオールナイトニッポン0(ZERO)』では、度々リスナーから"外的刺激に反応してるだけの虫"とイジられている相田さん。相方の小宮さんは相田さんに対して「好きなことを伸ばしてほしい」と願っているそうです。

佐久間:今まではいろいろ何かをやらせようとして失敗したことはあるの?

小宮:ありますよ。コンビ組み立ての時とか『ゴッドタン』とか出ている時とかは、僕が歯が欠けてとか日常で有り得ない事とか多いじゃないですか。だからこそ、相田に僕のエピソードを1日1個くらい考えておいてって。それで番組に出たら暴露みたいな感じで「おい、ちょっとやめてくれよ」って。

佐久間:そしたら怒れるもんな。

小宮:そうです。だから、おぎやはぎさんとか劇団ひとりさんに言われた時に、「何だこいつ、生意気だな」みたいな。「相田、どう思うの?」、「相田、どうなってるの?」って振られるから、相田にしか分からない事を言って、みたいな。

佐久間:うわあ、もう完璧な戦略じゃん。それで?

小宮:結局、何も出ないんで。何も考えてこないから。だからしょうがなくて。「あ、こいつ考えないな」って。だから本当に嫌ですけど、その次くらいからは「暴露話、俺が2、3個考えてきたんだけど」って相田に渡すんですよ。

佐久間:ええっ!? 相田は小宮からもらってしゃべってたの!?

小宮:あんまり言いたくないですよ。それで本番始まって「どうなの、相田?」って言ったら、「いや、こいつね……高円寺のキャバクラでもね……」。「ちょっとやめろよ!」って。むなしいよっ! 相田、なんで笑ってるの? どういう心境?

佐久間:そうなのよ。「それを言うなよ」でいいじゃん、小宮に。「何でその話言うんだよ」でいいじゃん。

相田:これですもん、だって。これが真実なんですもん。

佐久間:この真実をバラされてどう思うのって話よ。

相田:いや、だからこれを言ってくれれば僕は言うことは出来ますけど、自分から生成することは出来ない。

一同:はははは(笑)。

小宮:また僕の当番になるの!? 早いなあ!

佐久間:何でボールを渡しちゃうんだよっ!

小宮:1個もヤマを作らないで戻ってくる! 大変!

佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)
放送局:ニッポン放送
放送日時:毎週水曜 27時00分~28時30分
出演者:佐久間宣行
番組ホームページ
公式Twitter

Twitterハッシュタグは「#佐久間宣行ANN0」

※放送情報は変更となる場合があります。

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菊池桃子の良質なシティポップナンバーを厳選してお届け!『こだわりセットリスト・特別編~菊池桃子特集』

"こだわり"の選曲をノンストップでお届けする『こだわりセットリスト・特別編』。4月25日(木)19:00~は『菊池桃子特集』を放送します!

菊池桃子はアイドル黄金期の1984年デビュー。松田聖子をはじめ、中森明菜、河合奈保子、柏原芳恵・・・ 錚々たるメンバーが名を連ねる当時のJ-POPシーンの中で、彼女のナンバーは質の高い「シティポップ」のテイストを色濃く醸し出していたという点で、明らかに他と一線を画していたと思います。それもそのはず、彼女のファーストアルバム「OCEAN SIDE」から4枚目の「ESCAPE FROM DIMENSION」までのすべてのナンバーをシティポップを代表するメロディメーカー・林哲司が手掛けています。

40年前の当時の私は、そんなことなど全く知らず、ただ、なんて心地よく耳に響くのだろうと思いながら彼女のナンバーを聴いていた想い出があります。パワフルに歌い上げるわけでもなく、情感を込めて熱唱するわけでもなく、それでいて艶やかで、包み込むような彼女の声は、人の心を癒してくれる魔法が備わっているのかとさえ思えました。

今、彼女のナンバーを改めて聴き直した時、当時の懐かしさがこみ上げてくると同時に、決して古さを感じない普遍的な魅力に気づくことが出来ました。アイドルの枠を超え、シティポップアーティスト・菊池桃子の素晴らしさをひとりでも多くの方にお伝えできればと思っております。今回のセットは珠玉のアルバムナンバーを厳選いたしました。どうぞ、ご期待ください!

※セットリストの詳細については番組HPでご確認ください。

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