ラジオで洋楽やプロレスを熱く語るダディがかっこいい!『東野幸治のホンモノラジオ』

『ワイドナショー』(フジテレビ系)、『教えて!ニュースライブ 正義のミカタ』(ABCテレビ)、『あらびき団』(TBS系)……何かと気を遣うこのご時世で、どんな番組でも"正解”に限りなく近づけることができる最適解MC・東野幸治さん。50代に入って底なしの探求心を注ぎ続けるYouTubeチャンネルにも注目が集まっています。

2021年4月からは、地上波でのラジオ番組『東野幸治のホンモノラジオ』(ABCラジオ)がスタート。番組開始までの経緯やコーナー内容、気になった放送回をご紹介。聴けば聴くほど奥深い『ホンモノラジオ』の魅力を紐解きます!

2丁目劇場から国民的MCに…芸人を愛し、芸人に愛される東野幸治

東野さんは高校在学中の1985年、吉本興業のオーディションに合格しデビュー。ダウンタウンや千原兄弟ら人気芸人を多数輩出した「心斎橋筋2丁目劇場」を中心に活動します。その後は今田耕司さん、板尾創路さん、ほんこんさんらと吉本新喜劇のメンバーとして活躍しました。ダウンタウンが本格的に東京進出を果たすと、東野さんも後を追う形で上京します。

東京進出後は『ダウンタウンのごっつええ感じ』、『森田一義アワー 笑っていいとも! 』(ともにフジテレビ系)などレジェンド的な番組のレギュラーを獲得。『やりすぎコージー』(テレビ東京系)や『あらびき団』(TBS系)といったコアな深夜番組のMCを経て、現在は『ワイドナショー』(フジテレビ系)や『行列のできる相談所』(日本テレビ系)、『お笑いワイドショー マルコポロリ!』(関西テレビ)、『教えて!ニュースライブ 正義のミカタ』(ABCテレビ)など、多数の人気番組でMCとしても活躍中です。

2020年にはコロナ禍の中、東野さんが外出自粛中の芸人たちに生電話し、近況や胸の内を聞いた企画「吉本芸人生存確認テレフォン」(FANYチャンネル)が話題に。大阪、東京で広い人脈を持ち、自らのエッセイ『この素晴らしい世界』(2020年、新潮社)で多くの個性的な芸人たちの生き様をおもしろおかしくイジり、語り尽くしている東野さんが本領を発揮。神絡みが炸裂しました。

音声のみの配信にも関わらず、メッセンジャー・黒田有さんやジミー大西さんらを巻き込んだ料理企画「煮込み-1GP」、「焼き-1GP」なども電話と並行して進行。シーズン2、大阪版も配信され、ほぼレギュラー出演していたぼる塾・あんりさんのほか、大山英雄さん、しんじさんら多くの芸人を愛ある毒舌・ツッコミで励ましました。

個人のYouTube公式チャンネルではデニム、おしゃれを真剣に追及した「おじさまア・ラ・モード〜東野デニム〜」での活動が認められ、「第38回ベストジーニスト2021」で協議会選出部門を受賞。さらに自身が企画・撮影・編集を手掛け、芸人たちにインタビューする企画「東野vs」もスタートさせています。

幻が本物に!念願の地上波ラジオ ABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオ』

2020年2月に東野さんが自身のYouTubeチャンネルで始めた音声コンテンツ『東野幸治の幻ラジオ』を経て、2021年4月にABCラジオで毎週金曜25時から『東野幸治のホンモノラジオ』がスタートしました。『幻ラジオ』では東野さんの自宅リビングで音声を録音し、娘さんが編集するという手作り番組でした。

東京・渋谷の郵便局に番組用の私書箱を作り、東野さんが幻民(リスナーの呼称)からダディ(東野さんの愛称)宛のハガキをピックアップ。コロナ禍で生活スタイルが変わり、自粛を余儀なくされた人々に寄り添ううちに人気有名人からハガキが届いたり、番組グッズも完売したりするなど人気コンテンツに。

東野幸治のホンモノラジオ
放送局:ABCラジオ
放送日時:毎週金曜 25時00分~26時00分
番組ホームページ
公式Twitter

Twitterハッシュタグは「#ホンモノラジオ」、「#東野幸治のホンモノラジオ」

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※放送情報は変更となる場合があります。

そして、大人の事情で一旦「幻」となった地上波でのラジオ番組の開始決定とともに、『幻ラジオ』は休止に。幻民たちは嬉しさと寂しさが入り混じる、何ともいえない複雑な気持ちになったことでしょう。

しかし、それらの心配も第1回(2021年4月2日)の放送で払拭されました。インパクトのあるワードで始まるオープニング冒頭の演出、東野さんが日々の中で感じた喜怒哀楽、舌鋒鋭くまくしたてる「白い悪魔」トークももちろん健在です。

多忙な中でチェックしている映画やドラマ、本など豊富過ぎるエンタメコンテンツの紹介も継続。"幻民"から"本家"(『ホンモノラジオ』リスナーの呼称)へのスライドがスムーズに移行しやすい内容でした。また『幻ラジオ』で好評だった番組グッズも初回放送時から用意し、番組トーク部分を公式Youtubeでも配信するなど、リスナーファーストの嬉しい気遣いも。

ダディの興味、関心、嗜好を追及したコーナーがズラリ

山村紅葉のカレンダーをプロデュース!「紅葉のカレンダー」

女優・山村紅葉さんのカレンダーに載せたい写真や構図、シチュエーションを募集するコーナー。「紅葉さんがサッカーの試合後に着物とユニフォームを交換しようとして断られるシーン」など目にすると元気が出る、ちょっと笑えるアイデアを募集し、実現化に向けて進行中です。

ダディの洋楽愛があふれる「MUSIC LIFEっぽい」

休刊となった音楽雑誌「MUSIC LIFE」の洋楽ゴシップ、いわゆる文字からハマったという東野さんの洋楽愛あふれるコーナー。「MUSIC LIFE」に載っていそうなエピソードや洋楽の思い出を募集。熱心な本家から「MUSIC LIFE」本誌が届けられたこともありました。レコードプレーヤーで洋楽レコードをかけたことも。

先輩芸人&後輩芸人が体を張ってチャレンジ!「全力はるvsしましま君」

女性お笑いコンビ・エルフのはるさんと、ベテラン芸人しましまんず・藤井輝雄さんにチャレンジして欲しいことを募集。「レモン早かじり対決」や「鼻フック牛乳」など、実現可能・不可能なアイデアが。

ゲストとほろ酔いトーク「濵田酒造 presents 東野酒場 乾杯してから聞いたって」

東野さんとゲストがお酒を飲みながら、ほろ酔いトークを展開。板尾創路さんやシャンプーハット・てつじさん、しましまんず・藤井輝雄さん、オリックスバファローズ・宗佑磨選手、エルフら豪華なゲストがスタジオに登場します。

「前略 相米監督」、「日常」、「それでも、生きてゆく」、「コージに教えて」…コーナーも充実

東野さんが相米慎二監督の映画『台風クラブ』に衝撃を受け、相米作品の感想などを募集する「前略 相米監督」が先日スタートしました。本家の日々の出来事を募る「日常」ほか、東野さんの知識欲を刺激する本家おすすめの映画やドラマなどのエンタメ情報を募集する「コージに教えて」は、『幻ラジオ』時代のコーナーを踏襲しています。

東野さんがドハマリした、坂元裕二さん脚本のドラマから名付けられた「それでも、生きてゆく」は、東野さんが過去に出演したテレビ番組などで発言した暴言を募集。ABCテレビのバラエティ番組枠『ナイトinナイト』枠で担当していた『ナンバ壱番館』での思い出など、今だから言える裏話やバラエティ番組の歴史話に花を咲かせることもしばしば。

【気になったOA(1)】ダディが暴露!明石家さんまの大阪ルーティン(2021年4月2日放送)

『東野幸治のホンモノラジオ』では、東野さんと大物芸能人との交流や興味深い横顔についての話題も多く挙がります。記念すべき初回放送では、明石家さんまさんの知られざる大阪でのルーティンを自身の体験談を交えつつ披露しました。

東野:定期的にさんまさんとゴルフみたいな、日米同盟じゃないけど……やっぱ同盟結びました(笑)。本当に。さんまさんはやっぱり、アメリカやから。さんまさんの、その傘の下……こっちはあと、さんまさんとダウンタウンの傘の下にいてるから、俺の世界線ではアメリカが2つあるから。俺、絶対に大丈夫よ、俺の国っていうくらい(笑)。

思い出したんですけど、さんまさんってもうルーティンがほぼ決まってるんですよ。東京で焼肉を食べるときはあそことか、中華はあそことか。『痛快!明石家電視台』(毎日放送)は30年やってて、収録前に朝イチで大阪に行って、おなじみの明石家軍団でゴルフをして、帰ってきて、ギリギリまでテレビ収録をして、ギリギリで新幹線に乗って、グリーンのある決まった席に松尾伴内さんと座って、お好み焼きを食べながらキャッキャしゃべると。ああだこうだ松尾伴内さんの話を聞いて、笑うっていう。

んで、たまに俺、何回かその車両に乗り合わせたことがあるんですけど、東京〜大阪間を移動する疲れ切ったエリートサラリーマンが、さんまさんの笑い声がうるさいと思って、なぜか通っていくときに僕をにらんでいくってのがあるんですけど(笑)。

【気になったOA(2)】ダディが在阪各局のイメージを考察!(2022年1月21日放送)

東京・大阪で数多くのレギュラー番組を担当している東野さん。関西テレビ『ちゃちゃ入れマンデー』収録前に出演者同士で交わされた、在阪各局の社風に違いについての話を披露。そして、レギュラーから遠ざかっているテレビ局にダディなりのラブコールを……。

東野:関テレ(関西テレビ)ってイメージで、みんな(番組MCのメッセンジャー・黒田有さん、山本浩之さん、収録時ゲストのなるみさん)の意見をまとめると「のんびり」、「仲ええ」っていう。俺は主に関テレにずっとおったから、大阪の局って関テレのイメージしかあまり無いのよね。毎日放送って「どういうイメージ」って聞いたら、俺が言うてるんじゃないですよ。メッセンジャーの黒田が言うてるんですけど、「アナウンサーみんな仲悪い」と(笑)。

(10年以上レギュラー番組を持っていない)俺の読売テレビのイメージは、より東京っぽい感じ。なんか吉本とズルズルじゃない感じ(笑)。ABCテレビは、ABCか社名が吉本かわからん感じがするもん。なんとなくイメージでいうと。『M-1グランプリ』然り。吉本の人がABCにデスクを持っていてもおかしくない感じ。読売(テレビ)はって言うたら、俺の印象でいうと「東京っぽい」、「洗練してる、シュッとしてるイメージ」って言ったら、みんな納得してまして。

俺はもらったこと無いんですけど、読売テレビの(誕生日)プレゼントって、ものすごくシャレてるんですよ。たとえば、ヤマヒロさんが『そこまで言って委員会NP』に出てるときとかに、スタッフが大挙して楽屋に来て、包丁セットをいただいたりとか。なるみちゃんは「今日お子さん誕生日ですよ」って言うて調べて、お子さんへのプレゼントとかいう、配慮がすごいんですよ。

メッセンジャー黒田に至っては、「僕ね、読売テレビから誕生日に、星もらいました」って。夜空の星、命名権があるやつ。黒田ですよ!? 黒田の誕生日プレゼント「星もらった」って言うて、「なんてロマンティックな放送局や!」みたいな。だから局によってカラーというか空気みたいなのが違うんやなあ、みたいな話をしてたんですよ。俺もそれを聞きながら、読売テレビでレギュラーが欲しいなと思って(笑)。俺の誕生日、8月8日にどんなロマンティックな誕生日プレゼントをくれるんや、みたいな。

【気になったOA(3)】レッド・ツェッペリン『移民の歌』からダディのプロレス愛が爆発!(2021年5月28日放送)

番組では、東野さんや本家のリクエストによる洋楽をオンエアしています。この回の放送では、レッド・ツェッペリンの『移民の歌』の選曲理由を話すうち、意外にもプロレス少年だった東野さんの過去が明らかに! 約12分にわたり、当時夢中になっていたプロレスについてノンストップで語り尽くしました。

東野:この『ホンモノラジオ』で話すネタが30年前、40年前の話で本当に申し訳ないんやけど、僕ね、ブルーザー・ブロディが死ぬほど好きなんですよ。全日本プロレスが小学5年生くらいのときに大好きで。お笑い芸人って、土曜日の夜8時に何を観ていたかっていうたら、『オレたちひょうきん族』(1981年〜89年、フジテレビ系)か『8時だョ!全員集合』(1969年〜85年、TBS系)なんですよ。『ひょうきん族』が始まる前は、確か『欽ちゃんのドンとやってみよう!』(1975年〜1980年)がフジテレビでやってたんですよ。それがお化け番組で、『全員集合』が『欽ドン!』を倒して、次に『ひょうきん族』が『全員集合』を倒すみたいな、お笑い好きはそれの系譜を追いかけてるんですけど、僕はずっと日本テレビの『全日本プロレス中継』(1972年〜2000年)を大好きで観てたんですよ。

ある年に、全日本プロレスにブルーザー・ブロディっていうのが来日するんですよ。当時、スタン・ハンセンっていうのがウエスタンラリアットっていって、ブルーノ・サンマルチノをニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで首の骨を折ったってことで、「すごいやつだ!」ってなって、全日本でいうたらエース格で来るけれども、ブロディも(ハンセンと)同じ大学のアメフト部やったんです。1回、新聞記者になるインテリやねんけど、プロレスラーに転向してやっていくんですけど。そのブロディが身長2m超えで、体重が100……すごくデカいんですよ。だから日本人とかめちゃくちゃ小さく感じられるくらいにデカくて、尚且つめちゃくちゃスピーディーで、めちゃくちゃジャンプ力あって。

登場のときは、チェーンを持ってマタギみたいな恰好で。裸に毛並みの良い、壁画に出てくるようなクロマニョン人みたいなベストを着て、黒パンツにファーのついた靴を履いてやってて。それが(年末開催の)「世界最強タッグ決定リーグ戦」で、ブルーザー・ブロディ&ジミー・スヌーカ組ってのが出てくるですよね。そのときの入場曲が、レッド・ツェッペリンの『移民の歌』なんですよ。中学のときはレッド・ツェッペリンは知ってたけど、ブロディが好きで「あれ、これどこかで聴いた曲やな」と思ったら、「あ、レッド・ツェッペリンの『移民の歌』や」って、それで尚且つ好きになったのもあるんですよ。

釣りに登山、農業、洋楽、プロレス……語れるものが多すぎる東野さん。いずれも造詣の深さ、愛の深さは本物です。ラジオからその"熱"を感じてみてください。

この記事を書いた人

高田りぶれ(たかだ・りぶれ)

山形県生まれ。ライターなど。放送作家のキャリアを生かし、テレビ・ラジオ番組のおもしろさを伝える解説文を年間150本以上執筆。趣味は観ること(プロレス、サッカー、相撲、ドラマ、お笑い、演劇)、遠征、料理。

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急遽決定! ベイスターズ筒香嘉智選手「ニッポン放送単独インタビュー」 直筆サイン入りグッズもプレゼント

4月20日(土)、21日(日)の「ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト×DeNA」の中で、5年ぶりに日本球界復帰を発表した、横浜DeNAベイスターズ・筒香嘉智選手の『ニッポン放送単独インタビュー』を放送することが急遽決定した。

横浜DeNAベイスターズ・筒香嘉智選手

4月20日(土)&21日(日)2夜連続放送 『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト×DeNA』

2009年にドラフト1位で横浜に入団し、2016年には本塁打と打点の2冠王に輝くなど、主砲、そしてキャプテンとしてチームをまとめてきた筒香嘉智選手。2019年オフにポスティングシステムを利用してレイズに移籍後、このほど5年ぶりの古巣復帰となった。

ニッポン放送では、この筒香嘉智選手の日本球界・ベイスターズ復帰を受け、野球ファン、リスナーの期待に応えるべく筒嘉智選手の『単独インタビュー』を急遽実施。2夜連続で放送することが決定した。

DeNA入団会見を終えての率直な感想、DeNA復帰を決断した決め手、復帰を待っていたDeNAファンへの想い、今シーズンの目標などを聞いていく。

プロ野球ファン大注目の『筒香嘉智選手 単独インタビュー』の模様は、4月20日(土)、21日(日) の「ニッポン放送ショウアップナイターヤクルト×DeNA」の中継の中で2夜連続で放送される。

横浜DeNAベイスターズ・筒香嘉智選手

さらに、20日(土)の中継の中では、入団発表会見直後に“ベイスターズ復帰後・初サイン”となった『筒香選手の直筆サイン入りベイスターズグッズ』をプレゼントすることも決定。応募方法などは中継内で発表される。

ニッポン放送ショウアップナイター

『ニッポン放送ショウアップナイターヤクルト×DeNA』
■放送日:
4月20日(土)17時30分~21時30分 ※延長あり、試合終了まで完全実況生中継
解説:里崎智也ゲスト:垣花正実況:ニッポン放送・清水久嗣
4月21日(日)17時30分~21時40分 ※延長あり、試合終了まで完全実況生中継
解説:真中満ゲスト解説:仁志敏久実況:ニッポン放送・煙山光紀
■X(旧Twitter):@showup1242
■ハッシュタグ:#ショウアップナイター
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