「Homecomingsのうぇるかむとぅまいるーむ」コーナーが復活!
Homecomings
FM802毎週月曜深夜にDJ土井コマキが放送中のFM802『MIDNIGHT GARAGE』。
2016年~2019年まで『MIDNIGHT GARAGE』に毎月Homecomingsが出演してお届けしてきた「Homecomingsのうぇるかむとぅまいるーむ」。以降は不定期コーナーとしてお届けしてきましたが、久しぶりの復活!
メジャーデビューアルバム「Moving Days」のリリースを記念して5月は毎週Homecomingsが出演して、「Homecomingsのうぇるかむとぅまいるーむ」のコーナーをお届けします。コーナー恒例の弾き語りライブをお届けするほか、毎週メッセージを送ってくれた方の中から3名に番組とHomecomingsとのコラボレーションステッカーのプレゼントもあり!
あなたの新生活にまつわる「Moving Days」メッセージもお待ちしています!
※該当回の聴取期間は終了しました。
アメリカ中間選挙に見る相反する動き―「道徳政治」と「選挙不信」
フリーライターの武田砂鉄が生放送でお送りする朝の生ワイド「武田砂鉄 ラジオマガジン」(文化放送)。10月29日(木)8時台のコーナー「ラジマガコラム」では、木曜前半レギュラーの日本文学者・ロバート キャンベルが、来週火曜日に控えたアメリカの中間選挙の概要や現状、候補者の顔ぶれなどを解説した。
ロバート キャンベル「いよいよアメリカ中間選挙が来週の火曜日、11月3日に迫ってきたというところで、候補者がどこが強いかとか、そういう選挙の予想というよりも、少し離れた距離からちょっと眺めた時に、この中間選挙からアメリカの政治事情がどういう風になっているか? ということを見たいと思っていまして。
特に、今回は道徳を語る政治……特に民主党の中で『道徳とか、人とは何か?』ということを語っている候補者が多いということと、翻ってトランプ政権陣営では選挙への不信ということを、大きな争点にしようとしているという、この2つの相反する動き、それが何を意味するかということを、少し見ていきたいと思っています」
武田砂鉄「はい」
キャンベル「現在、アメリカには上院と下院があり、両方が選挙の対象になるわけですけれども、下院は435席ありまして、現在民主党が214席、共和党が219席で5席上回っているということで、ほとんどの有力な委員会の委員長を決めたり、議会の予算措置ですとか、どういう法案を扱うかを、権力が握っているわけですね。
で、上院は定数100席でして、今回そのうちほぼ3分の1にあたる35席が争われるということなんですね。
トランプ大統領自身が選挙に出るわけではないんですが、共和党が物価高であるとか、『絶対にアメリカを戦争に巻き込まない』と言ったのに、2月からイランとの戦争というものがあり、それに対する不満があって、大統領自身の支持率が過去最低の34%ぐらいになっています。
民主党としてはトランプ政権に対する判断ということ、共和党の個々の候補者たちは、できるだけトランプ氏から距離を置きつつ、でも『眠る虎を怒らせては絶対にいけない』ということで、それこそ尾根伝いにですね、一人一人がすごい奥歯に物が挟まったような感じで、なんとか主張していまして、下院は民主党が有利、上院は数週間前までは『もうこれは無理だ、これは共和党が通る』と言われていたのが、現在は『接戦』というふうに言われているわけですね」
武田「うん」
キャンベル「僕は今回の選挙で面白いなと思うのが、一つはですね、民主党の有力候補者たちが政策や経済の数字定量的なことだけではなく、倫理や道徳、つまり『人はどうあるべきか』っていう問題を全面に出して語ってるというところなんですね。
それはそうですよね、政治家であればね、人間にはいい人・悪い人があるわけですよね。それを語って全然問題はないと思うんですけれども、考えてみると、私が生きている人生の中で、70年代にあのジミー・カーター大統領がいたわけですけれども、ジョージア州選出で、もともと牧師だったんですが、アメリカ人はすごく堕落しているということや、アメリカ人の道徳観を激しく批判をしたわけですよね。今の平均的なアメリカ人はまだ生まれていないこともあったり、記憶から遠いわけですが、カーターが当選した時点ですら、結構異例なことでした」
武田「はい」
キャンベル「その後に続くクリントン大統領やオバマ大統領、つまり民主党で大統領を二期務めた人たちは、経済は今どうなっているか、数値で示せるような生活はどうなっているか、あるいは国防ですとか、そういうことを語っていて、つまり国策として戦うべきで、『人はどうあるべきか』ということにはほとんど触れなかったし、クリントン氏自身がやっぱりセックスのスキャンダルがあったりして、弾劾をされたりするということがあったので、人柄はどうかということはあまり重要視されなかったわけです。
ところが今回の選挙戦は様相が違っていて、例えば今候補者たちのコメントを最近ちょっと拾って並べているんですけれども、クリス・マーフィーというコネチカット州の上院議員が『アメリカの精神的な崩壊だ』と警鐘を鳴らしていたり、これすごく話題になっているんですが、ミシガン州で民主党から立候補しているイスラム教徒のエルサイードさんは、もし当選すれば初めてイスラム教徒が上院議員になるわけですけど、彼はトランプ政権の道徳的な腐敗ということを繰り返し指摘していて、特に『国民保険を保障しないことが、道徳的な腐敗に結びついている』と語っているわけですよね」
この後も、候補者の顔ぶれや選挙の行方など、ロバート キャンベルさんによるアメリカ中間選挙の詳しい解説は、まだまだ続きました。