新番組「AWAKE」月~木曜日DJを務めるフリーアナウンサー有馬隼人へインタビュー

新番組『AWAKE』月~木曜日DJを務めるフリーアナウンサー有馬隼人へインタビュー ©bayfm

bayfm平日朝の情報番組が約15年振りにリニューアル。
新番組「AWAKE」月~木曜日DJを務めるフリーアナウンサーの有馬隼人が、番組にかける思いを語った。

考えるきっかけを提案したい

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今春、bayfmは平日朝の時間帯(5時~9時)の大幅改編に踏み切った。4月から新しい情報番組『AWAKE』がスタートする。DJは、月曜日から木曜日までを有馬隼人が、金曜日は柴田幸子が担当する。有馬がbayfmに出演するのは、今回が初のことになる。

「AMラジオの番組は『有馬隼人とらじおと山瀬まみと』(TBSラジオ)を昨年9月まで担当していましたが、FMラジオ局への出演は約15年振りになります。AMとFMにかつてのような違いを感じることは少なくなりましたが、FMらしい明るく洗練されたイメージを保ちながら、僕だからできることを織り交ぜていく。今はそれがすごく楽しみです」

そんな有馬が担当する新番組『AWAKE』は、これまでの情報番組とは一線を画す情“考”番組だ。グローバルレベルのニュースからローカルなトピックスまで、DJはスタンダードに情報を伝えることに終始せず、リスナーとともに考えていくスタンスを採る。「新聞やテレビのニュース番組で一方的に流れてくるニュースを眺めているだけでは、理解が深まらないことがあります。また、ニュースは切り口次第で、さまざまな向き合い方ができます。ストレートに切り取るだけでなく、斜めに切ったり、端っこの方を薄く切って見せたり、さまざまな向き合い方の一例と考えるきっかけをリスナーに提案していきたいです」

できるだけ簡潔に、わかりやすく伝えることがモットーのメディアは、ニュースを金太郎飴のように切り取る傾向にあるが、『AWAKE』はここから脱却を図る。これは有馬にとっても初の挑戦になる。「もちろん、僕の提案するニュースの切り口に対して、同意してもいいし、反論があってもいい。野球場で選手にヤジを飛ばすおじさんのように、SNSで僕に『間違ってるぞ』と指摘するのも大歓迎です。リスナー像は番組が実際にスタートしてみないとわからない面があるのですが、多様な意見が集まる場になれば嬉しいですね」

TBSを退職してアメフト復帰

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有馬は異色の経歴を持つフリーアナウンサーだ。高校時代にアメリカンフットボールを始め、関西学院大学時代に2度の日本一を経験。1999年には学生アメフト界で年間を通じて最も活躍した選手に贈られる「チャック・ミルズ杯」(年間最優秀選手賞)にも輝いた。

「アメフトは『チェスマッチ』と例えられるように、緻密なアナライジングに基づいた戦略性の高いスポーツです。その一方で、ハイスピードでフィールドを駆け回り、激しくぶつかる格闘技のような面もあります。この二面性がアメフトの魅力で、チーム全体の動きが完全に融合したときにビッグプレーが生まれる瞬間は、最高におもしろいですね」

大学卒業後はクラブチームに所属して現役を続行する道もあったが断念し、TBSにアナウンサーとして就職した。同局では「ブロードキャスター」「スーパーサッカー」などの報道、スポーツ番組を中心に活躍。新しくスタートする朝のニュース番組のスポーツキャスターやオリンピック中継の担当に指名されるなど、将来を嘱望された存在だった。

しかし、一度は断念したはずのアメフトへの思いが、日増しに強くなっていく。ブランクを取り戻すのは時間がかかるし、年齢が高くなればなるほど、選手としての復帰は困難になる。それに、どっちつかずな思いで仕事を続けても、会社に迷惑がかかるだけではないか―。こうして有馬は退職を決断する。TBS入社3年目のことだった。

「TBSを退職する半年くらい前からトレーニングを開始し、さらにTBS退職後の半年間をかけて体とプレー感覚を取り戻しました。3年間のブランクはありましたが、かなり集中してトレーニングを行ったので、それなりに動けるようになりました」

TBS退職後はクラブチームでのプレーと並行して、さまざまな仕事を経験した。会社員としてスポーツビジネスやマーケティング、エンタテインメントに関する仕事にも携わり、大きな組織の管理職として50人近い部下のマネジメントを行ったこともある。さらに、テレビでニュースキャスターやアメフトの実況・解説、ラジオDJを務め、現役を引退した今はヘッドコーチとしてアメフトチームの指揮を執る。「さまざまな仕事を経験したことは、僕のパーソナリティを大きく広げてくれました。ただ、24時間仕事にアメフトにフル回転してきたおかげで、趣味が少なくなってしまいました(笑)」

日本の朝は、世界の朝

ベイエリアの新しい朝の顔になる有馬。もともと「朝の6時~9時は1日の中でも好きな時間帯」と語るように、早朝から取材に出たり、生放送がない日は、ラジオを聴きながらコーヒーを飲み、新聞や本を読みながらゆったりと過ごすことが好きだという。

「『AWAKE』がOAされる朝6時~9時は、欧州が眠りにつき、北米が1日を終える時間帯です。“日本の朝は世界の朝”と言ってもいいと思うし、世界に先駆けて新しい1日を迎えているような感じがして、とても好きなんです」

「日本の社会が動き始めるのは朝9時。その前の3時間に動き出す準備が整えば、その日のクオリティはきっと上がるはず。僕はトークと音楽で、そのお手伝いをしたい。ロケットスタートを切りたい人はその背中を押してあげたいし、スロースターターの人にもしっかりと向き合いたい」

同じ1日であっても、リスナーにとって朝ほど1分1秒の価値が大きい時間帯はない。目覚め、着替え、朝食をとり、車や電車で移動する。この合間に“聴きたい声”として選ばれるためには、DJの声の質感と番組のクオリティの双方が高い次元で求められる。しかし、「特別視はしていない」と有馬に気負う様子はない。

「僕は“気が済む”という言葉を使いたいんですけど、多忙なリスナーがラジオから流れる僕の声を聴くことで気が済み(=安心し)、次に行けるぞと思ってもらうことが理想です。ラジオから、今日も変わらぬ声が聴こえてくることで安心感を与えられるようになりたいし、これこそが朝の生放送の醍醐味だと思います」

目覚める朝から、目覚め“ある”朝へ―。有馬とbayfmの新しい朝が始まろうとしている。

NEW DJ 一問一答 ©bayfm

4月1日(木)、朝の“芯“番組、情報トランスミッション『AWAKE』がスタート!

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月~木曜日担当DJはフリーアナウンサー・アメリカンフットボール指導者としての活躍も目立つ有馬隼人。
金曜日担当DJ、bayfmでもおなじみの柴田幸子と共に、ベイエリアの朝を一緒に前向きにクリエイトする案内人、相棒として登場します。
目覚め「ある」朝の、情”考”番組。話題、問題を「伝える」のではなく、「考える」スタンスのトランスミッション番組です。

AWAKE
放送局:BAYFM78
放送日時:毎週月曜~金曜 6時00分~8時57分
出演者:有馬隼人、柴田幸子
番組ホームページ
公式Twitter

※放送情報は変更となる場合があります。

菅井友香、大阪でのファンミーティングを振り返りファンへの感謝を伝える!

サントリー生ビールpresents『菅井友香の#今日も推しとがんばりき』でパーソナリティの菅井友香が大阪で行われた「菅井友香ファンミーティング~Evolution」について振り返りファンへの感謝や、見に来てくれた家族について語った。

「ありがたいと改めて実感した時間でした」-

3月16日に大阪で行われた「菅井友香ファンミーティング~Evolution」について、改めて菅井が振り返った。東京では、1回目でビンゴになってしまうというハプニングもあったが、大阪ではそんなこともなく無事に終わったという。大阪ということもあり、『競馬BEAT』(関西テレビ・西日本ネット)を見てからファンになったという人も来てくれて嬉しかったと語った。

また、イベント終了後の打ち上げの際、スタッフから「菅井さんのファンはあたたかい」と言われたそうで、会場限定の缶バッジが全て完売した際に会場で拍手が沸き起こったり、景品以上にビンゴが出てしまった際にもお互いに譲り合ったりとなんて優しいんだろうと感動したという。

また、菅井の母は東京公演に。父は大阪公演に観覧しに来たそうで、母は菅井に気が付かずに素通りしたり、父は恥ずかしがってお見送りもお渡し会にも参加せずに帰ってしまったと両親からの応援について嬉しそうに語った。

最後に菅井はファンミーティングについて「ミーティングで皆さんにお会いできて、久しぶりの方も初めましての方も、こうして応援していただけてありがたいと改めて実感した時間でした」とファンへの感謝で締めくくった

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