フジファブリック・山内「ここらでバンドの最高傑作を作らないと、って」
2019.02.02 up
J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ・寺岡歩美)のワンコーナー 「MUSIC+1」。1月29日(火)のオンエアでは、フジファブリックの山内総一郎さんが登場。先日リリースした最新アルバム『F』について訊きました。■バンドの最高傑作を作りたい 山内 ：15周年というのもありましたし、バンドの最高傑作を作りたいな、ここらで作っておかないと、と。それには相応しいタイトルが必要だろうということで『F』というタイトルを付けました。山内 ：『破顔』という曲があるんですけど、これは「Face」。『手紙』は「ふるさと（故郷）」の「F」、『恋するパスタ』なら「Food」の「F」、『Walk On The Way』はフジファブリックの「F」のつもりで、全部「F」にまつわるコンセプトで、メンバーとうちでゴロゴロしながら「Fって何がある？」って曲を作りました。サッシャ ：『High & High』は？山内 ：何だったけな……。キーボードの金澤ダイスケの曲なんですよ。あの人何か言ってたな……。サッシャ ：（笑）。山内 ：「最高傑作を作る」と意気込んで作ったので、自分たちのルーツが出ているものになったなと思います。最初は『東京』が1曲目で、最後が『Walk On The Way』だったんです。曲順も最後まで悩んで、最後にその2曲を逆にして。それで全然アルバムの顔が変わってきました。■故郷を想って作った楽曲『手紙』 山内 ：故郷の「F」ということで、僕は故郷が大阪なんですけど、フジファブリックも故郷から東京に出てきた人たちで集まっていたりするので、この年になってすごく考えるようになったんです。東京が故郷を作ってくれたんですよ。大阪に住んでいる頃は「地元」と呼んでいて、東京に住んで離れて故郷になったんです。そのなかで自分が故郷の友人だったりに伝えたいことを、手紙にしたためるように書いたのがこの曲です。山内 ：思い出迷子になりそうだった。独りよがりかもですが、そのときの空気を、音としても入れたかったんです。山内 ：「側にいたい」ということを思い浮かべると、この絵本がパッと浮かんだとしか言えないんですけど。東京に引っ越してきても、何か心の中では大切なものを置いているというのが、この絵本にポンとはまるような。それが故郷の風景や人たちを思い浮かべてると、何か結びついたんです。故郷で出会った音楽もそうですけど。学生のころ聴き倒した音楽もバンとこの絵本と同時に浮かんできて、いろいろな要素が広がってできたのが『手紙』です。この記事の放送回をradikoで聴く 】https://www.j-wave.co.jp/original/stepone/
家入レオ、映画『コードギアス 復活のルルーシュ』主題歌のジャケット撮影で…
2019.02.02 up
J-WAVEで放送中の番組『GROOVE LINE』（ナビゲーター：ピストン西沢）。1月31日（木）のオンエアでは、ゲストに家入レオさんが登場。新曲『この世界で』のお話を訊きました。■人気アニメ映画のオープニング主題歌に決定！ 家入 ：『コードギアス 復活のルルーシュ』は、絶大な支持を得ているアニメなんですよ。西沢 ：世界観ができていると、それに合わせるのも大変な仕事じゃないですか？家入 ：今回は元Galileo Galileiの尾崎雄貴さんに楽曲を書き下ろしてもらったので、リリースのあるなしに関係なく、もともと言葉とかメロディーの断片をもらっていました。そのあとにオープニング主題歌の仕事をもらって、「これは自分がやりたいことと『コードギアス』自体に合うな」と思って、尾崎さんにブラッシュアップしてもらって、『この世界で』が出来上がりました。西沢 ：いちからやるのは孤独な作業でしょ？家入 ：かも知れないですね。西沢 ：僕も音楽を作ってきたけど、締め切りになると逃げ出したくなるもん。締め切りに対して、心が強いほう？家入 ：そうですね。3回くらいなら締切は伸びるんだなって（笑）。家入 ：「人生とは」という壮大なことを歌っているんですけど、聴き終わったときに重い気持ちにならないんですよ。澄み切った気持ちになるので、「一歩進みたいな」というときにぜひ聴いてもらいたいです。西沢 ：ジャケットも、いつもとイメージが違いますね。バックが空だし、より大人に見える。家入 ：海で撮ったんですよ。潮が引いているときにセットを立てて、時間との勝負だったんです。西沢 ：合成じゃないの？ てっきり近所の安いスタジオで撮ってはめこんだのかと……。家入 ：いやいやいや（笑）。めっちゃ寒かったんですよ。西沢 ：だからこの顔なんだよ。ほっぺたの毛穴がしまってて、つるつるだもんね。家入 ：それくらい寒かった。でも、いい表情になってよかった。
■2019年の目標は「丁寧に生きる」 家入 ：生活がやせ細ると表現もやせ細るなと思って。西沢 ：家は汚い？家入 ：もともと物が少ないから汚くはないです。生活感がない。西沢 ：たまに田舎から明太子が送られてくるくらい？家入 ：明太子は送ってこんけど、お母さんは来ます。いきなり博多弁が出た（笑）。西沢 ：じゃあ家のなかで時間をとられるわけじゃないじゃん。家入 ：でもスーパーに行って食材を選んで、食べるものは自分で作って、湯船にもゆっくり浸かりたいし……。西沢 ：肉売り場の前で「うーん」って考えている家入が頭のなかにいる（笑）。すごく時間がかかりそう。家入 ：私、めっちゃ優柔不断なんですよ。全部がよくみえてしまう。スタッフさんとご飯に行って、生姜焼きとカレーライスがあったとしたら、「今日は生姜焼きにしよう」と思っても、注文のときにみんなが「カレー」って言ったら、なんか「カレー」って言っちゃうんですよ。カレー食べながら「生姜焼きにすればよかった」って言って、生姜焼きも頼むんですよ（笑）。両方食べちゃう。【この記事の放送回をradikoで聴く】 https://www.j-wave.co.jp/original/grooveline/
