深夜ラジオをけん引する番組!『オードリーのオールナイトニッポン』を聴こう

オードリー(若林正恭さん、春日俊彰さん)がパーソナリティを務める、ニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』が聴取率V30を達成しました。2021年2月に行われた「首都圏ラジオ聴取率調査」(ビデオリサーチ調べ、12歳~69歳男女対象)で、30回連続の同時間帯単独トップを獲得。現在の『オールナイトニッポン』ではナインティナインに次ぐ長寿番組となり、深夜ラジオをけん引する存在に。

2016年から5年連続でトップを走り続けている『オードリーのオールナイトニッポン』とはどんな番組なのか。超個人的な神回も紹介しながら、その魅力を紐解きます。

深夜ラジオの定番『オールナイトニッポン』を聴こう!

オードリー、三四郎、岡村隆史、アルコ&ピース…お笑い芸人のラジオ番組

『オードリーのオールナイトニッポン』とは

オードリーが『M-1グランプリ2008』で敗者復活戦から勝ち上がり、準優勝に輝いた翌2009年、単発番組を経て10月10日から番組がスタート。若林さんが心に引っ掛かった日々の出来事について、春日さんをイジりながらフリートークを展開していきます。内輪ノリを大切にしながらも、初めて聴く人を意識した若林さんの丁寧なしゃべりも聴きどころです。スペシャルウィークや生電話には、オードリーが若手時代に腕を磨いたショーパブで活躍する芸人が多数登場します。

2018年~2019年には「オードリーのオールナイトニッポン 10周年全国ツアー」を開催。青森、愛知、福岡を巡り、ファイナルの日本武道館公演は武道館とライブビューイングを合わせて24,000人を動員しました。リスナーの呼称は「リトルトゥース」です。

東日本大震災後、漫才2本を披露 (2011年3月19日放送)

東日本大震災発生後、1週休止をはさんで初めての放送。「こんなときだからこそ、楽しい2時間を」と、冒頭から「春日の弟子」という題目の漫才を7分間披露。その後、若林家に春日さんを呼んで漫才のネタ合わせを行った際のエピソードをにぎやかにトーク。ウルフルズの「ええねん」を若林さん、『ドラゴンボールZ』の主題歌「CHA-LA HEAD-CHA-LA」を春日さんが歌ったバージョンもオンエア。番組の作家であり、トイレに詳しい佐藤満春さんが「簡易トイレの作り方」なども解説。ラストには4分間の漫才「デート」を披露し、2時間誰も傷つけないトークを展開しました。

若林が結婚を発表! 春日、リトルトゥースと同じタイミングで知る (2019年11月23日放送)

やたら「俺のカミさんが」を連発し、婚姻届の記載欄についても詳細に語る若林さん。南海キャンディーズ・山里亮太さんを始め、お世話になっている人々にも結婚報告の電話を掛けた、と春日さんに報告します。いつもより一方的な物言いで、かつリアルさも伝わり、真偽のほどがわからなくなった春日さんは「怖い」を連発。春日さんが「9対1で結婚しているな」と確認したところ、若林さんは「10にして」と結婚を発表しました。春日さんには事前に伝えておらず、「リトルトゥース」と同じタイミングでの報告に。番組でおなじみのショーパブ芸人・バーモント秀樹さんにも生電話で結婚を伝えました。

オードリー・若林、ラジオで結婚を発表!「いい夫婦(11月22日)に入籍」

オードリー・ぺこぱの共演にTAIGA号泣! (2020年2月22日放送)

ぺこぱ・シュウペイさんと松陰寺太勇さんが『M-1グランプリ2019』で披露した“ノリツッコまない”漫才で大ブレイク後、番組に登場。ぺこぱをかわいがっていたという、番組でおなじみのショーパブ芸人・TAIGAさんもゲストでやってきます。TAIGAさんのライブで音を出すオペレーターもやっていたという松陰寺さんは、TAIGAさんとの濃密な関係を語るうちに、ビックスモールン・チロさんが主催するマラソン大会で優勝経験がある事が明らかに。

「リトルトゥース大歓喜」な情報にオードリーが大喜びする中、TAIGAさんに異変が。長い付き合いのオードリーとぺこぱが『おもしろ荘へいらっしゃい!』(日本テレビ系『ぐるぐるナインティナイン』内の企画)を経てブレイクし、『オールナイトニッポン』という華やかな場所で共演している姿を目の当たりにして本番中、号泣してしまう事態に。

【番外編】TBS『オールスター後夜祭』で裏番組『オードリーANN』クイズが出題(2021年3月27日)

2021年3月27日(土)の深夜2時過ぎ、有吉弘行さんと高山一実さん(乃木坂46)がMCを務めた『オールスター後夜祭'21春』(TBS系)で、「『オードリーのオールナイトニッポン』で今やっているコーナーは?」という早押しクイズが出題されて話題に。「オープニングトーク」、「若林のフリートーク」、「春日のフリートーク」、「死んでもやめんじゃねーぞ」の4択で、正解したのが宮下草薙・宮下兼史鷹さんとアルコ&ピース・酒井健太さん。酒井さんの解答時間が0.22秒と、宮下さんの2.02秒に大きな差をつけて勝利しました。ラジオに定評があるオードリーとアルピーが同時刻に交わった瞬間、ラジオファンに鳥肌が…。

オードリーのオールナイトニッポン
放送局:ニッポン放送
放送日時:毎週土曜 25時00分~27時00分
出演者:オードリー(若林正恭、春日俊彰)
番組ホームページ
公式Twitter

Twitterハッシュタグは「#annkw」

※放送情報は変更となる場合があります。

古き良き深夜ラジオの伝統を引き継ぐ、ストロングスタイルのフリートークが魅力の『オードリーのオールナイトニッポン』。「リトルトゥース」はもちろん、新たな「リトルトゥース」も置いていかないオードリーのトーク。番組を聴けば、聴取率単独トップを更新し続ける理由が分かります!

この記事を書いた人

高田りぶれ

ライター。ドラマとプロレスとサッカーとお笑いが好き。

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90年代初めの"サブカル・バンド"にはプレッシャーになった「浪漫飛行」の大ヒット

「宝島」を読んで悦に入っていた青春時代 ©STVラジオ

シンガーソングライターの松崎真人が、'70~'90年代の日本の曲・日本語の曲を厳選かけ流し(イントロからアウトロまでノーカット)でお届けするSTVラジオ『MUSIC☆J』。5月8日は、10曲目~12曲目の「つながり」にフォーカスします。

☆10曲目「浪漫飛行/米米CLUB」

松崎:言わずと知れた1990年度のオリコンで年間2位。米米CLUBの中でも特大級のヒットでございます。クレジットを見ると、アレンジが中崎英也で共同クレジットになってるんですね。作曲が米米CLUBアレンジがで米米CLUBと中崎英也というクレジットなので、こういう場合は往々にして、どこからが作曲でどこからが編曲かあまりこだわらないというパターンが多いんですけど、そうでないと当時、浪漫飛行が出るまで米米CLUBは、16ビートのファンクをやって、同時にステージでは面白いことをやって、シュールな前衛芸術なのか?お笑いなのか?というギリギリを攻めるマニア受けのバンドだと思われていたわけです。でも大所帯のバンドを維持するには、どっかでブレイクというか大ヒットが欲しいとうことで、狙って大トッと言うのはなかなか生まれないんですが、ここは狙って取ったというのはスゴいですね。

松崎:で、これ(浪漫飛行)も"元歌"がある曲でして、次の曲も同じ元ネタです。

☆11曲目「トゥナイト/佐野元春」

松崎:当時、佐野元春さんが自分でやっていた雑誌やFM番組の色んな情報を加味すると、恐らく、米米CLUBの浪漫飛行と同じ元ネタにスゴく触発されてるんじゃないかと思います。きょうは"3段逆スライド"でもう3曲目で元歌に行ってしまいます。「トゥナイト」の2年前のヒット曲ですね。歌詞で描かれている情景を含めて、同じニューヨークを描いている曲です。そこら辺も共通するんじゃないかと思いますね。

☆12曲目「STEPPIN’OUT/JOE JACKSON」

松崎:もうメロディーのどこを取って、どこをパクったとか、そういう次元じゃないんですよね。この単調な割とマシン的なリズムにシンセベースを♪ドンドンドンドンって行く感じ。で、米米CLUBの浪漫飛行が技ありなのは、全然テンポが違うんです、いま聴くと。元春さんの曲もそうですし、音の各要素で少しずつJOE JACKSONの良さを取り入れてるんですけど、やはりメロディじゃないというところと、小技の効かせ方に日本的な遊び、日本語の遊びが高等戦術として使われているところが、それぞれスゴいなと思うところです。

松崎:ちょっとだけ付け足すと、「浪漫飛行」とか「君がいるだけで」で米米CLUBが売れたコトって言うのは、同系統の「劇団系」とか「アート系」「パフォーマンス系」の(いわゆるサブカルチャー系)バンドが、"あなたたちも米米CLUBのように大きく売れて欲しい"というプレシャーを与えられる大きな遠因になっていたんです。例えば、「メンズ・ファイブ」とか、浜田麻里さんがいた「モダン・チョキチョキズ」とか、放っておいてもらえたら面白く活動が続けられたのに、「浪漫飛行」的な成功を、当時、90年代後半とかCDがパカパカ売れていた時代には、そういう面白いことやってるバンドにも大きいヒットを望むみたいな風潮がございまして、その白羽の矢が立ったバンドには、それなりに苦労したということです。これは"実話"込みでございますですね。

<5月8日のプレイリスト>
M01「Get Wild/TM Network」
M02「Dear My Friend/Every Little Thing」
M03「深い森/Do As Infinity」
M04「プリティー・プリティー/石野真子」
M05「恋のバッド・チューニング/沢田研二」
M06「ごはんができたよ/矢野顕子」
M07「五月のバラ/鹿内孝」
M08「飛んでイスタンブール/庄野真代」
M09「ペガサスの朝/五十嵐浩晃」

M10「浪漫飛行/米米CLUB」
M11「トゥナイト/佐野元春」
M12「STEPPIN’OUT/JOE JACKSON」
M13「青空のある限り/ザ・ワイルドワンズ」
M14「忘れ得ぬ君/ザ・テンプターズ」
M15「愛の挽歌/つなき&みどり」
M16「HURRY GO ROUND/hide with Spread Beaver」
M17「恋のマジックポーション/すかんち」
M18「丸ノ内サディスティック/椎名林檎」
M19「君は風/佐々木幸男」
M20「雨が空を捨てる日は/中島みゆき」

M21「ダンシング・オールナイト/もんた&ブラザーズ」
M22「紳士同盟/薬師丸ひろ子」
M23「泣かないで/舘ひろし」
M24「十戒(1984)/中森明菜」
M25「シャツのほころび涙のかけら/NSP」
M26「決められたリズム/井上陽水」
M27「ジュテー厶/坪倉唯子」
M28「ハナミズキ/一青窈」
M29「ホンダラ行進曲/ハナ肇とクレイジー・キャッツ」
M30「もうひとつの土曜日/浜田省吾」

<松崎真人の編集後記>
「恋のバッド・チューニング/沢田研二」。あの「TOKIO」の次のシングルとして制作陣のプレッシャーは大きかったと思うが、それを聴き手に悟らせない遊び心溢れる楽曲。女性コーラスにあのパタパタママで有名な「のこいのこ」さんを起用していたことは今回初めて知った。男と女は「ズレてる方がいい」というコンセプトは2021年にも通用するかも。

STVラジオ『MUSIC☆J』(毎週土曜 18:00~21:00)
 

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