オードリー・春日、第1子誕生!「このダディが、守るからなあ!!」

オードリーがパーソナリティを務めるニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』。5月16日(土)の放送は、春日さんが第1子誕生を発表! 妻・クミさんが出産に至るまでの一部始終を語りました。(ニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』5月16日(土)放送分)

春日、ダディになる

今回の放送は、"顔に線を入れた方がいい芸人"やオードリーのマークを作りたい話、若林さんが高校時代の同級生とZoom飲み会を行った話で盛り上がる中、番組中盤に春日さんが"先週起きた出来事"を語りました。

春日:先週の話なんだけどね、先週の金曜日だな、"5.8"だな。"5.8"に春日ね、父になりましてね。

若林:えっ!? そうなの?

春日:父っていうか、まあ、ダディね。

若林:ビッグダ……ビッグダディになるの?

春日:ビッグダディではない(笑)。

若林:何で先週喋んなかったのよ?

春日:先週はやっぱり、リモートロケの方がデカいとか……(笑)。

若林:リモートロケの話してた? 覚えてないわ、先週の話!

当初の出産予定日は5月末だったものの、木曜(7日)の朝に春日さんの妻・クミさんが産気づき、二人は病院へ。しかし、新型コロナウイルスの影響で立ち会いができず、春日さんはクミさんを病院に残して「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」(TBS系)のロケに出かけたそうです。

春日:やっぱプロだよね、春日もね。

若林:まあ……(苦笑)。うん。

春日:家族をさ、9家族ぐらいをね、バンバン裸になってさ……。

若林:まあ、やってはいたけど(苦笑)。バンバンって感じじゃなかったけどねえ。

春日:「トゥース!」なんて画面に近づいてやってたけども、内心じゃもう早く病院に行きたくてしょうがないわけ。

二人:ははははは(笑)。

春日さんとクミさんの間に生まれた第1子は女の子。誕生日の5月8日は、大相撲第64代横綱・曙太郎さんと元西武の主砲として活躍したオレステス・デストラーデさんと一緒だそうです。

クミさん出産! そのとき春日は……

クミさんを病院に送った後は、LINEやテレビ電話で連絡を取り合ったり、愛犬・チャチャの写真を送ったりしていた春日さん。

翌日(8日)の「どうぶつピース!!」(テレビ東京系)の収録では、子犬の出産VTRで涙をこらえる場面もあったとか。番組2本目の収録前、出産の準備に取りかかるクミさんからの返信に、"本番前の舞台"のような雰囲気を感じ取ったと言います。

春日:(「どうぶつピース!!」収録の)2本目終わってさ、電話見たらさ。2本目(収録の前に)、「(出産が)本番になるらしい」つって、「何もできないけど、応援はしていますよ」つって。チャチャちょ……チャチャと、つってね。

若林:はあ……? 噛んでなかったか? "チャ"が。 "チャチャチャ"つって。

春日:チャチャちょ……つって。

若林:チャチャちょ?

春日:へへへ……(笑)。「チャチャと」って言って。

若林:お子さんのお名前じゃないですよね? "チャチャちょ"。

春日:何で犬と同じ名前を付けるんだよ!

若林:いや、"チャチャちょ"っていう……。

春日:"チャチャちょ"って……(苦笑)。チャチャをひねらないだろ(笑)。 犬からもらった名前なんかないだろ。

その後「どうぶつピース!!」2本目の収録前に送ったクミさんへの返信は既読になっていなかったため、春日さんは「日向坂で会いましょう」(テレビ東京)の収録に「震えながら移動」をしたことを明かしました。

春日:ケイマックス(制作会社)に着いてね、あそこの会議室みたいな、控室にしてもらったじゃない? あそこで着替えて、ちょうど日向坂の番組で着てる刺繍のついたピンクベストを着た後に、(クミさんから)連絡が来て。

若林:おお! 本番前ってこと?

春日:本番前よ。連絡が来て「今、産まれました」って。

若林:うおおおっ!

春日:そうよ、リモート報告よ。

若林:じゃあ、そのあと本番やってたんだ?

春日:そのあと本番やったじゃない。

若林:だから、いつも「待たせたな」ってやる時さ、手の動きが「待たせたな」ってやってたもんね?

春日:いや、なんで出てくる感じなんだよ(笑)。世に出てくる感じなんだよ(笑)。手で、かき分けて(笑)。

若林:「待たせたな」って。今度から変えたら? 手の形。

春日:あれはやっぱりサングラスを外してやるやつだから。かき分けてくるやつじゃないからね。

春日改め"ダディガ"、"チャチャちょ"に贈る初めての言葉

エンディングでは春日さんが、将来この日の放送を聴く"チャチャちょ"に向けて、"ダディ"として初めての言葉を贈りました。

春日:おい、チャチャちょ! 生まれてきてくれて、ありがとうなあ。うーん、まあ大きくなるまで、このダディが、守るからなあ!!

若林:いわゆる、"ダディガ"だね。

春日:そうね。もう、春日じゃないからね。先週から"ダディガ"になったから。プロフィールも変えてもらおうかな、事務所の。"ダディガ"になったから。

春日改め"ダディガ"となり、「ヘタこけない」と語った春日さんは、若林さんにそそのかされる形でリトルトゥース(番組リスナー)に決意表明をしました。

春日:おい、リトルトゥース! 春日がなあ、あの春日が、ダディガになったぞ! これからもよろしくなあ! お前たちのこと、守っていくから!!

オードリーのオールナイトニッポン
放送局:ニッポン放送
放送日時:毎週土曜 25時00分~27時00分
出演者:オードリー(若林正恭、春日俊彰)
番組ホームページ
公式X

Twitterハッシュタグは「#annkw」

※放送情報は変更となる場合があります。

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自動車修理工場の女性社長が「自動販売機のハンバーガー」を開発

トラックなどのドライバーさんのなかには、昭和の頃は、よく幹線道路沿いにあった自動販売機のハンバーガーで、お腹を満たした経験がある方もいらっしゃることでしょう。じつは最近、令和版の「自動販売機のハンバーガー」がじわりじわりと増えているんです。今回は、この自動販売機のハンバーガーを手掛けている自動車修理工場の方のお話です。

ハンバーガー自販機と小林さん

それぞれの朝は、それぞれの物語を連れてやってきます。

東京・新宿から中央道の高速バス、または新幹線と飯田線の特急「伊那路」を乗り継いで、およそ4時間の長野県飯田市に「ガレージいじりや」という自動車修理工場があります。敷地内には、トヨタ・パプリカ、マツダ・シャンテをはじめ、昭和の車がズラリ。しかも、工場の前にある懐かしい自動販売機コーナーが目を引きます。

お店の代表・小林由季さんは、埼玉県出身の41歳。小さい頃、ちょうどミニ四駆が大人気だったこともあって、クルマに興味を持ちました。19歳でオートマチック車限定の運転免許を取ると、街を颯爽と駆け抜けていった、白い「マツダ・RX7」に心躍ります。

『カッコいい!あのクルマに乗りたい!!』

そう思った小林さんは、知り合いの自動車関係者に相談すると、軽くあしらわれました。「RX7? アンタ、あのクルマ、マニュアルだし、ロータリーエンジンって知ってるの? 乗りたいなら、自分で自動車が整備出来ないと、まず無理だよ」

愛車のマツダ・シャンテと小林さん

マニュアルもロータリーエンジンも、全くチンプンカンプンだった小林さんですが、乗りたい思いが高まって、マニュアルで免許を取り直し、自動車整備士を目指します。男社会の自動車修理工場で、厳しい試練を乗り越えて、見事、整備士資格を取得。縁あって信州に移り住むと、趣味で借りたガレージで、ノーマルタイヤからスタッドレスタイヤへの履き替えを請け負ったことをきっかけに、2010年、自ら自動車修理工場を立ち上げました。

やがて、工場のスタッフが昭和43年製・スバル360の修復を成し遂げたことから、小林さんも古い車に興味を持ち、旧車が続々持ち込まれて、車雑誌にも注目されます。あれよあれよと、旧車好きならまず知らない人はいない工場に成長。小林さんは雑誌連載企画で、旧車でレトロな自動販売機巡りをすることになりました。

ところが、ここで小林さんは大変なことが起きていたことに気付くんです。

『大きな道路沿いにたくさんあったハンバーガーやうどん・そばの自動販売機コーナーがどんどん無くなっている……』

24時間営業のコンビニエンスストアが増えた一方で、自動販売機は経年劣化、オーナーさんの高齢化も進んで、自動販売機コーナーは次々と姿を消していたんです。そんな折、小林さんはお祖父さまを亡くしたことで、小さい頃、自動販売機のハンバーガーをなかなか買ってもらえなかった記憶がよみがえりました。

『あの思い出の、自動販売機のハンバーガーを残したい。ならば、ハンバーガーを作っている食品メーカーを助けよう!』

自動販売機コーナー

そうひらめいた小林さんは、さっそく自動販売機用のハンバーガーを仕入れます。自動車工場の前に冷蔵機能付きの自動販売機と電子レンジを設置して販売を始めると、ちょうどコロナ禍と重なったことで、テイクアウトのニーズをつかんで大繁盛。各地のレトロ自動販売機で売れたハンバーガーのおよそ4倍を1台で売り上げました。

小林さんはもうイケイケドンドン、自動販売機を増やして各地で大人気となりますが、あまりの売れ行きにハンバーガーメーカーのほうが悲鳴を上げてしまいます。安定した納品が出来ないので、もう勘弁してくれませんか、と言われてしまったのです。代わる製造業者も無く、困り果てた小林さん、思い切りました。

『ハンバーガーを作ってくれる会社が無いなら、自分の会社で作ってしまおう!』

もちろん、小林さんは自動車整備士ではありますが、食品の知識は全くゼロ。体当たりで、様々な食品製造に関する許可や食品衛生を、片っ端から学んでいきます。食品部門の「いじりやフードサービス」も立ち上げ、ハンバーガーを作ってみましたが、パンはパサつき、肉の脂は溶け出し、レタスなどの生野菜は安全性の面で使えません。しかも、自動車修理工場と食品工場の二刀流で、睡眠時間3時間の日々が続きました。

ふんわりバンズのチーズバーガー

それでも試行錯誤を繰り返し、味やソースにもこだわったチーズバーガーに辿り着いて、安定した製造、出荷も出来るようになりました。今は、全国で39台の自動販売機が元気に稼働中。自動車修理工場生まれの自動販売機とハンバーガーは、各地域で話題になっています。

「気合と根性でやってきました」と笑う小林さんですが、やりたいことはいっぱいです。

「レストランもやってみたいですし、クルマのテーマパークがあっても面白いですよね。ハンバーガー片手にみんなに巡ってもらって。夢は大きく持てば、きっと叶います!」

「RX7に乗りたい」から始まった小林さんの夢、今はまだ、その途中です。

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